カービィWiki

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0% 0% 0%とは、『星のカービィ スーパーデラックス』のセーブデータが非常に消えやすい事を俗に表した表現である。

0% 0% 0%

概要[]

星のカービィ スーパーデラックス』には特殊なチップ(SA-1)が積まれており、これが要因かは定かではないが、プレイ中のちょっとした衝撃(SFC本体に足などがぶつかって止まる)や、ゲーム起動時の不具合(うまく起動できない)があると、非常にセーブデータが飛ぶ傾向にある[1]。この現象は有名で、続きを再開しようとしたユーザーに対し、ファイル選択画面で3つの全セーブデータが0%になっている事を突き付けられることから、俗に「0% 0% 0%」と呼ばれるようになる。

しかしながらその1周プレイの手軽さゆえにセーブデータが消えても復旧しやすく、逆にこれが原因で本作を多く周回するプレイヤーを生み出すきっかけにもなった。明らかに欠点なのだが、そのネタ性とやりこみのし易さで『SDX』の人気に貢献しているとも言えよう。

カービィシリーズ20周年以降、旧作をモチーフとしたグッズが発売される際、『SDX』を元にしたものでこの0% 0% 0%のファイル選択画面をあしらったものが登場するようになっている。

登場作品・グッズ[]

このセクションは書きかけです。加筆してくださる執筆者を求めています。
星のカービィ スーパーデラックス
とりあえずよく消える。VC版などではその性質上消える事はまず無い。
星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート
『SDX』の演出ムービーにおいて、グランドオープニングの演奏が終わる時に映し出された。「星のカービィ25周年特番#2 開発者インタビュー」でも触れられている。
星のカービィ ゲーム画面メモ/スーパーデラックス
エンスカイから発売された『SDX』のゲーム画面を再現したメモ帳で、その中に0% 0% 0%の画面もある。商品説明にも「ミニゲームの楽しさや、セーブデータが消えてしまった悲しい思い出をメモにしました。」とある。
星のカービィ スーパーデラックス ドットライト
プレミアムバンダイで発売された『SDX』のカービィのドット数を再現したルームライト。商品紹介ページに明るさの調整が可能である旨の画像があり、そこで100% 50% 0%とファイルセレクトの画面を用いている。

ノヴァのスリープバグ[]

SFC本体やカセットへの物理的衝撃によるデータ損失とは異なり、意図的にゲーム内でデータ損失を発生させるバグが存在する。意図的ではあるがこちらも0% 0% 0%が起きるとして有名である。方法は以下の通り(この方法によりデータが消失しても自己責任でお願いします)。

  1. 銀河にねがいを」でスリープ能力をコピーする(ホットビートが楽)
  2. スリープ中にポーズをし、LRボタンを押して、ステージを離脱
  3. ギャラクティック・ノヴァへ行き、マルクとのイベント後、ノヴァ内部へ行く
  4. ノヴァのステージ開始直後、フリーズするのでリセット(VCなどではホームメニューなどからリセット)をする
  5. 再度起動するのでファイル選択画面に行くと全てデータが消えている

海外版では修正されているようだが、国内版はSFCオリジナル版に限らず、各種VC版、『カビコレ』版、『タッチ!amiibo いきなりファミコン名シーン』版、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」版、「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」版[2]においてもオリジナル版そのままに再現可能である。なお、スイッチオンラインにおいてはSDXを一度中断した時点でその段階での進行がセーブされるため、一度でも中断していると、その進行度に応じてファイルが残っている。一度も中断せずにスリープバグまでやり通せば0%0%0%になるが、いつでもセーブなどを利用すればデータの保全は可能。

余談[]

  • 『SDX』のリメイクである『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』はもちろん自然にデータ消滅することはまず無く、上記のバグも使えないわけだが、ディレクターの熊崎信也氏によれば、この仕様が無い事を(恐らく旧作プレイヤーから)指摘されたという。同氏曰く「隠しボタンで入れてもいいんですけど喜びますか?(笑)」[3]
  • Pop team epic-0%

    『ポプテピピック』におけるパロディ

    2018年1月、テレビアニメ『ポプテピピック[4]第2話「異次元遊戯 ヴァンヴー」内のコーナー「POP TEAM 8bit」にてこのデータ消滅のパロディネタが登場した。当アニメは前半と後半で声優を変えて同じ内容を2回繰り返すため同シーンも2回流れ、それぞれ「ゼロパーセント! ゼロパーセント! ゼロパーセントォォ!」と読み上げる声が異なる。1回目は高い音程に加工されているのでわかりにくいが、声質とエンディングのキャスト出演者欄より竹達彩奈(同話前半におけるピピ美の声優)の可能性が高い。2回目は加工されておらず、千葉繁(同話後半におけるピピ美の声優)だと思われる[5]。また、直前のタイトルロゴの登場の仕方も原作でのHAL研究所のロゴマークの登場の仕方を再現したものである。なおこのSDXからのネタは原作である漫画版『ポプテピピック』には登場していない。ちなみに、他にも同作品では他の回にそれらしきパロディが登場している(アレ (背景)ゼロツーデデデ大王を参照)。
    • 2021年10月、『ポプテピピック 再放送(リミックス版)』と称して、細部を変更し、各話の声優を変更したものが放送開始され、その第2話「異次元遊戯 ヴァンヴー」で当現象のパロディも再び声優を変えて登場した。リミックス前の当該シーンが両方ピピ美役の声優であったこと、エンディングのキャスト出演欄、声質より1回目は田所あずさ、2回目は神谷明だと思われる。
    • 後に大川ぶくぶは星のカービィ30周年を祝ってかイラストを公開している。

脚注[]

  1. ^ 他のSFCソフトでもセーブデータが飛ぶことはあるのだが、それをも凌ぐ程度に『SDX』は消えやすい。
  2. ^ ミ二スーファミ、スイッチオンラインで行った場合は、エラーが発生しましたとのそれぞれのソフト内のメッセージが出る。
  3. ^ 星のカービィ25周年特番#2の開発者インタビューより。
  4. ^ 原作は大川ぶくぶによる同名の漫画。同作者の漫画『リスボックリ』では、ロボボアーマーのネタが使用された。後に自身のTwitterでSDXのCMを元にした漫画も掲載している。
  5. ^ ちなみに、千葉氏は後に『星のカービィ スターアライズ』のハイネスの声優も担当しており、カービィ関連としてネタにされることも多い。

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