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神山 達哉
<人物> | |
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読み: | かみやま たつや |
業種: | ゲームクリエイター |
所属: | HAL研究所(2006~) |
性別: | 男性 |
神山 達哉(かみやま たつや)は、日本のゲームクリエイター。
概要・人物[]
2006年、HAL研究所に入社。発売されることがなかった『カービィ』3作の1番最後のプロジェクトに同期の遠藤裕貴と共に配属。途中のチーム再編時に一度カービィから離れる。星のカービィ Wiiに合流し、以降はメインのステージ作成以外を担当するシーケンスディレクターを担当[1]。星のカービィ ディスカバリーで本編初のディレクターに。主にゲーム全体の構成やキャラクターの挙動確認、ストーリー原案やデモなどを担当[2]。
作品リスト[]
- 星のカービィ Wii (Wii、2011年10月27日) - アシスタントディレクター(遠藤裕貴と共同)
- 星のカービィ 20周年スペシャルコレクション(Wii、2012年7月19日) - ディレクター(熊崎信也と共同)
- 星のカービィ トリプルデラックス (3DS、2014年1月11日) - アシスタントディレクター(岡田信志と共同)
- デデデ大王のデデデでデンZ (3DS、2014年7月23日) - レベルデザインサポート
- ハコボーイ! もうひとハコ(3DS、2016年1月16日) - リードレベルデザイン
- 星のカービィ ロボボプラネット(3DS、2016年4月28日)- シーケンスディレクター
- みんなで! カービィハンターズZ(3DS、2017年4月13日) - スペシャルサンクス
- カービィのすいこみ大作戦(3DS、2017年7月4日) - ディレクター
- カービィ バトルデラックス!(3DS、2017年11月30日) - スペシャルサンクス
- 星のカービィ スターアライズ(Switch、2018年3月16日 - シーケンスディレクター
- カービィファイターズ2(Switch、2020年9月24日) - スペシャルサンクス
- 星のカービィ ディスカバリー(Switch、2022年3月25日) - ディレクター
- カービィのグルメフェス(Switch、2022年8月17日) - スペシャルサンクス
発言[]
“ | はい。まず、そもそも、というところなんですが、カービィのキャラクターデザインが3D表現と相性が悪いんです。 カービィが丸い形なので、後ろを向いてしまうとどこを向いているのか、さっぱりわからないんですよね。 |
” |
—カービィと3D表現[2] |
“ | 実は、カービィを3Dアクションにするには、様々な高い壁があります。 カービィの3Dアクション商品化への挑戦は、今作のベースである『カービィの3Dチャレンジ』の制作から始まりました。 最初の試作では、カービィの攻撃の基本、『星型弾』が、なかなか敵に当たらない状態でした。 カービィはピンクの丸いフォルムのキャラクターですが、それ故、後からみると、どの方向を向いているか良く分からなくなってしまいます。どっちを向いているかが分からないと、どこにはき出されるかも分かりません。だから、星型弾をしっかり狙うことができなかったのです。 そこで、頬張った後のカービィに方向が分かるようにインフォを足したり、星型弾側にも3Dの空間認識のズレを補う様々なシステムをいれたり、マップのデザインには立体感が把握しやすく狙いやすいような工夫を施しました。 |
” |
—3Dアクションへの壁[3] |
“ | ワドルディを助けるようにした理由はもうひとつあって、町を作りたかったからなんですよ。本作のゲーム性をアクションの遊びと、相性の良い探索を重視する遊びにしたかったからです。探索って探すアイテムの価値が高くないとわざわざ宝探しする価値が上がらないんですよ。それがすごく難しくて・・・。そういった面からワドルディの町にいろんな施設が出来て、貨幣価値のある物もちゃんとあって、いろんなものと交換できるっていう選択肢が広がりながら想像しやすい形で価値観を形成しやすいっていうのが町という形だったんです。 | ” |
—町がある訳[4] |
“ | 本当はバスほおばりで運転もしたかったんですけど。どんだけでかい町をつくろうとしたんだよと言われました(笑)。 | ” |
—でかい町[5] |
参考文献[]
- ^ 宮昌太朗(2018)「『カービィ』プロダクトのいま。」『CONTINUE』Vol.51、p.148-149、太田出版.
- ^ a b 任天堂公式サイト「開発者に訊きました : 星のカービィ ディスカバリー」)(2022年4月28日閲覧).
- ^ ハル研ブログ『カービィのすいこみ大作戦』発売1ヶ月が経ちました(2022年4月28日閲覧).
- ^ 古谷正人(2022)「星のカービィ ディスカバリー 開発者インタビュー」『Nintendo DREAM』2022年6月号、p.10-19、株式会社アンビット.
- ^ Nintendo DREAM 2022年06月号『星のカービィ ディスカバリー』開発者インタビューこぼれ話(2022年4月28日閲覧).
関連項目[]
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