この記事はアクションゲームシリーズ名としての『星のカービィ』について書かれています。 - キャラクターの「カービィ」については、カービィをご覧ください。
- ゲーム作品の『星のカービィ』については、星のカービィをご覧ください。
- アニメ作品の『星のカービィ』については、星のカービィ (アニメ) をご覧ください。
『星のカービィ』(ほし - )は、キャラクター「カービィ」を主人公とするアクションゲームシリーズの総称である。『星のカービィシリーズ』『カービィシリーズ』とも。開発は主にHAL研究所で、任天堂から発売されている。
第1作目は1992年4月27日に発売された『星のカービィ』。現在の最新作は、2023年2月24日に発売された『星のカービィ Wii デラックス』。
概要[]
まん丸でピンクの主人公、カービィを操作して、敵を吸い込んだり、空を飛んだりしながらひたすら先を進み奥にあるゴールを目指すというシンプルなゲーム性が特徴である(一部作品には入り組んだ迷宮などを探検するといったものもある)。
基本は2Dの横スクロールアクションであり、多くの作品がこれに属しているが、アクションパズルゲームやレースゲームなどといった別ジャンルのものも時折制作・発売されている。前者は王道カービィ[1]などと呼ばれタイトルに「星のカービィ」が付いている。一方後者は番外作であり一風変わったゲーム性が特徴である。『星のカービィ』シリーズのゲーム作品の多くは初心者でも入り込みやすくするため、クリア自体は難易度が低めに設定されているが、完全クリアを目指したりやり込もうとすると難しい作品も多い。
また、初代『星のカービィ』の時点で桜井政博による「初心者用のゲームを作る」というコンセプトがあり、シンプルなキャラクターデザインや低めのゲームの難易度、コピー能力といったシステムは、ゲーム初心者にも上級者にも楽しめるようにするための工夫である[2]。なお、キャラクターやその低めの難易度などから子供向けと誤解されることがあるが、『星のカービィ』シリーズはあくまで初心者向けであり、子供にも大人にも楽しめるものを狙っているという[2][3]。
ストーリーは歴史として部分的な継続性がある部分もあるが、基本的にはパラレルワールドでありどの作品からでもストーリーを楽しむことができる[4]。ただし、過去作を知っていればより楽しめるというような要素が入っていることは多く、特に熊崎信也が関わって以降の作品はその傾向が大きい。
『星のカービィ』シリーズのゲーム一覧[]
『星のカービィ』シリーズのゲームの一覧は、「ゲーム一覧#星のカービィシリーズ」を参照。
『星のカービィ』シリーズに登場するキャラクター[]
『星のカービィ』シリーズに登場するキャラクターについては、「キャラクター一覧」を参照。
システム[]
基本アクション[]
(夢)を付けたものは2作目『夢の泉の物語』からできるようになったもの。
- 吸い込み
- 敵を吸い込む。
コピー能力[]
「コピー能力」を参照。
シリーズの目玉と言える、敵の攻撃を文字通りコピーする能力。1作目では使えず、2作目『星のカービィ 夢の泉の物語』から導入された。
体力[]
7作目『星のカービィ スーパーデラックス』より前はポイント制が採用されていたが、それ以降はゲージ制が採用されている作品も多い。
- ポイント制
- 6ポイント分のダメージを受けると1ミスという作品が多い。
- ゲージ制
- 攻撃によってダメージ量が異なる。
ボス[]
ボスには以下の種類があり、いずれも一部を除き、本体には吸い込みや空気弾が通じない。
- 中ボス
- ステージ・レベルの途中で待ち受けている。多くは倒すと吸い込むことができ、コピー能力を得られる。
- ボス / 大ボス
- ステージ・レベルの最後で待ち受けている。吸い込むことはできない。
- ラストボス / ラスボス / ファイナルボス / 最終ボス
- ゲームの最後にて、ラスボスと戦うことになり、倒すとエンディングとなる。
- 作品によっては、ラスボス戦やその直前はシューティングでの戦いとなることもある[5]。
アニメ[]
アニメ版については、「星のカービィ (アニメ) 」を参照。
2001年10月6日から2003年9月27日までの間、TBS系列で放送されていた。
漫画[]
- 星のカービィ(さくま良子、1992年 - 2009年)
- 星のカービィ デデデでプププなものがたり(ひかわ博一、1994年 - 2006年)
- 星のカービィ! も〜れつプププアワー!(谷口あさみ、2006年 - 2016年)
- 星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜(武内いぶき、2016年 - 連載中)
その他詳細は「書籍一覧」を参照。
小説[]
高瀬美恵による児童小説は「星のカービィ (高瀬美恵)」を参照。
逸話[]
- 第1作目の開発当初の頃は「ティンクル★ポポ」というタイトルで発売される予定だったが(このときの主人公キャラの名前も「カービィ」ではなく「ポポポ」だった)、諸事情によりタイトルが現在のものに変更された。(詳細についてはティンクル★ポポ及びカービィの名前の由来を参照。)
脚注[]
- ^ 社長が訊く 「星のカービィ Wii」編より
- ^ a b 人気キャラ・カービィの魅力に迫る!桜井政博さん突撃インタビュー(アーカイブ)(「任天堂ホームページ」内)
- ^ 「星のカービィ 夢の泉デラックス」開発スタッフインタビュー(アーカイブ)(任天堂ホームページ」内)
- ^ スターアライズ公式設定資料集p198.199 『基本的に「カービィ」シリーズの時間軸はパラレルワールドではありますが、ある程度の出来事は歴史として部分的に継続性もあります。』
- ^ マイクロマガジン社のシューティングゲーム専門誌『シューティングゲームサイド』のVol.12(2015年5月30日発行)では、それまで別のゲームを遊んでいたはずなのに突然シューティング面が登場する「クライマックスSTG」の一つとして、本シリーズの『夢の泉の物語』でのナイトメア戦が取り上げられている。このページの文を担当したフリーライターのジストリアスは、疾走感と焦燥感、(敵だったはずのデデデ大王からの助力を受けたことによる)使命感が合わさり、「プレイヤーの感情的にもクライマックスが止まらない!」とこのシチュエーションを称賛している。
参考リンク[]
- 任天堂ホームページ - 発売元
- ハル研究所ウェブサイト - 開発元
- 星のカービィポータル
『星のカービィ』シリーズ
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