![]() |
この記事は“書きはじめ”です。まだ十分な情報が書かれていない可能性があります。この項目について知っている方はこの記事を書き、カービィWikiの手助けをしてくれると助かります! |
星のカービィ
<漫画・雑誌・書籍> | |
---|---|
![]() | |
読み: | ほしのかーびぃ |
著者: | ちびにゃんね |
出版社: | 小学館 |
分類: | 連載漫画 |
連載誌: | 小学三年生 |
連載期間: | 1993年度4月号~1994年度3月号 |
“ | まんまるカービィ、大活やく♥ とんだり、すいこんだり、元気もりもり! |
” |
—「小学三年生」1994年度4月号 p.65より |
星のカービィは、ちびにゃんね作の漫画。1993年から小学三年生で連載されていた。
概要[]
小学三年生で約2年ほど連載されていた、ちびにゃんね作の星のカービィの漫画。カービィの世界観がまだ確立されていなかった時期の作品のためか、1993年度7月号よりプププランドの住民(モブキャラ)として人間のキャラクターが使われている。1994年度に切り替わる直前頃から、モブキャラにはゲームのキャラクターを多く用いるようになり、1994年度は、移動マーケットの店主とものしりじじい以外を除き、人間のキャラクターは最終話に登場するのみとなっている。現在単行本化されておらず、読むことは非常に困難。
登場キャラクター[]

カービィ
(1993年度8月号「カービィのひみつまるかじり」)
- カービィ
- 本作の主人公。口が「ω」の形で描かれているのが特徴的である。一人称は「ボク」。時々「プニャ」や「プ」と鳴き声を出す。

デデデ大王、ポピーブラザーズシニア、ワドルディ
(1994年度7月号「プププランドで遊んじゃお!」)
- ポピーブラザーズシニア
- 鋭い目つきと尖った目尻のまつ毛、口からは八重歯が覗いているのが特徴。一人称は「オレ」。いつもカービィに付きまとわれて困っている。人気になって女の子にモテたい願望がある。1994年度10月号では性格がねじまがっていると言われている。
- 作中、彼が名前で呼ばれるシーンは1つもない[1]が、1994年度7月号付録で「ポピーブラザーズシニア」と書かれている。連載第1話(1993年度4月号)でも当時Jr.がゲームで使っていなかった爆弾を扱っていた。
- ワドルディ
- ポピーの友達。ゲーム版とは違い、口が明確に描かれている(本作のカービィと同じ「ω」の形)。セリフはさほど多くなく、描き文字になっていることが多い。ポピーからの呼称は「ワド」。
- デデデ大王
- プププランドの大王。一人称は「わし」。4話まで一切登場シーンが無く、1993年度においてはその後もあまり登場回数は多くない。1994年度からはほぼ全話に登場する。
その他のキャラクター[]

ものしりじじい(1994年度10月号)
掲載話[]
山括弧内は1ページ目のアオリ。二重山括弧内は最終ページ等の柱に書かれた文。
1993年度[]
- 4月号
- 〈小三でもカービィをよろしくね!〉
- 5月号
- 《来月号もカービィゲーム特集があるよ。》
- 6月号
- 《すいこんだ雨で洪水になっちゃった!》
- 7月号
- 〈海で大あばれするぞ~☆〉
- 《カ…カービィったら、ひどいや……。》
- 8月号
- 〈なぞのUFO出ぼつ!! その正体は…。〉
- 9月号
- 〈カービィ、今月はカーレースでデデデ大王と対決です!〉
- 《やったね! 来月も応えんしてね!!》
- 10月号
- 〈食欲の秋!! カービィも元気いっぱい、おなかをすかせてま〰す!〉
- 《ゲップで大成功だなんて、カービィったら!!》
- 11月号
- 〈秋はやっぱり芸術! カービィも名作めざしてがんばってます!〉
- 《自分が作品になっちゃうのも芸術!?》
- 12月号
- 〈カービィの大好きなクリスマスがプププランドにもやってきた!〉
- 1月号
- 〈♬カービィは喜び、庭かけまわり、なんでもすいこんで、まるくなる――♪〉
- 《カービィの声があんまり大きいから、なだれがおきちゃった!!》
- 2月号
- 6ページ全編が4コマ漫画形式になっている。
- 〈な、なんと いきなりの、4コマ特集だよ―――ん!!〉
- 《プププランドは今日もにぎやか。でも、カービィが一番元気…!!》
- 《今月号「星のカービィとことん大百科」は、カービィのひみつがいっぱい!! 読んでねー!》
- 《なにをやってもかわいくて、なにをやってもおとぼけのカービィ!!》
- 3月号
- 〈春風にさそわれて、きょうもふわふわとんでまーす!〉
- 《応えんありがとう。ワープスターでバイバーイ》
1994年度[]
- 4月号
- 〈まんまるカービィ、大活やく♥ とんだり、すいこんだり、元気もりもり!〉
- 《こんどは、デデデ大王のでっかいくちびるのあとがとれなくなっちゃった!! がっくり〰〰!》
- 5月号
- 〈プププランドも子どもの日! カービィもうきうきお祝いです…!!〉
- 《かしわもちの方が、まんまるカービィにはおにあいかもね…!!》
- 6月号
- 〈雨がふっても、風がふいても、へーっちゃら♡なはずの カービィだけど…。〉
- 《そうじ機もびっくりのカービィちゃん、きょうは何をすいこむのかな!?》
- 《おひさままですいこんじゃ、だめだよー、カービィっ!!》
- 7月号
- 〈こわーいきもだめしで、ひやっとしたい夏。でも、カービィに通用するかな?〉
- 《カ、カービィは「きもだめし」を知らないのか…!?》
- 《カービィ、きみは「用心する」ということも知らないのね…。》
- 《やっぱり、お気楽カービィは、こわいものなしなんだ!!》
- 《どんくさいけど、やっぱりかわいいカービィ♡》
- 8月号
- 〈みんなで夏山ハイキングに出かけたよん♡ ヤッホ〰〰♪〉
- 9月号
- 「星のカービィスペシャル」と題され、前半7ページは通常の漫画回、後半3ページは4コマ漫画形式(カービィ4コマランド)になっている。
- 〈カービィファン、おまちかねっ!! ギャグまんがと4コマギャグの2本立て!! さあ、はじまるぞー!!〉
- 《まだまだあるよ~ん♡》
- 《今月も、おとぼけパワー全開で〰〰すっ!!》
- 《お、お医者さんまですいこんで、どーするんだカービィ!!》
- 10月号
- 〈テニス姿がかっこいい!!〉
- 11月号
- 〈食欲の秋は、カービィの秋!!〉
- 《くいしんぼうのカービィは、おなかのこわし方もハンパじゃないネ!!》
- 12月号
- 〈まいどおなじみ、ドタバタカービィ!〉
- 《ドジでのんきなのが、カービィのいいところかナ!?》
- 《1月号もおもしろギャグいっぱい! おたのしみに!!》
- 1月号
- 〈’95年もカービィで初わらい!!〉
- 《お年玉いっぱいでうらやましなぁ。》
- 2月号
- 〈カービィを見てると心があったまるね。〉
- 《うふふ、またドジをしちゃったね。さて、来月は最終回。お見のがしなく!!》
- 3月号
- 〈最終回もおさわがせ!!〉
- 《おわり!またどこかで会おうプ》
用語[]
- 彫刻の海美術館
- 1993年度7月号掲載話で、カービィが海に特設したもの。フリーズで凍らせてしまったキャラクターたちや海を再利用している。おとな100円、こども50円。ポピーがミュロンの円盤投げ像、デデデ大王がミロのヴィーナス[2]を思わせる格好にさせられているほか、ロダンの考える人や恥じらいのヴィーナスのような格好にさせられているモブキャラクターもいる。
- たべほうだいの森
- 1993年度10月号掲載話で訪れた、プププ名物とされている森。ここに生えている木はどんどん実が生って無くならず、さらに「○○の木」と書いた紙を貼ればなんでも思い通りのものが生る(植物じゃなくても可)。また、たとえ折られてしまったも、植えればすぐに育つ。
- のろわれたカツラ
- 1994年度4月号掲載話でやってきた移動マーケットで売られていた商品の一つ。つけると、サッカーがうまくなるよう呪われてしまう。一度つけたら、「下品でらんぼうでわがままで、(カツラをつけた)その顔にピッタリサイズの大きなくちびるをもった男」に頭をキスされないと取れない。価格は1億円。
- カビカビ病
- 1994年度6月号掲載話でカービィらがかかった病気。体からカビが生える病気で、じめじめした状態で寝ていたカービィが発症した。罹患者に触れるだけで簡単に感染してしまう。日の光を浴びればすぐに治る。
- 星まつり
- 1994年度9月号掲載話で行われた行事。7年に1度、夢の泉に集まって踊る。踊ると空から星が降ってくるので、その星を拾うというお祭り。星に当たると痛い。美しくない人が踊った方がたくさんの星が降ってくるが、ポピーはこの現象について、ブキミな踊りに星が怒っているのではないかと推測する。
- ラッキースター
- 星まつりで振ってくる星の中にひとつだけあるといわれる星。この星を拾った者は「超ウルトラスーパー幸福」になれるという伝説がある。
- ソウルボール
- 1994年度10月号掲載話で開催されたプププランド大テニス大会で、ポピーが「とっておきの魔球」と称して打った球。ものしりじじいによると、打った本人の性格そのままに飛んでいくとのことで、ポピーの打球の軌道は非常にいびつだった。なお、これを打ち返したカービィの打球の軌道は非常にまっすぐだった。
画像[]
備考[]
- 「小学三年生」1994年度2月号では本編以外に「星のカービィのチャレンジパズル」が7ページ掲載され、漫画のように描かれているイラストも含まれる。案/大竹豊・梅沢一孔、イラスト/ちびにゃんね・大竹豊
脚注[]
|