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本来の表記は「 星のカービィ 大迷宮のトモダチを救え!の巻 」です。 この記事に付けられている題名はカービィWikiの記事の命名規則の制約により、不正確なものになっています。 |
星のカービィ
大迷宮のトモダチを救え!の巻 <漫画・雑誌・書籍> | |
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読み: | ほしのかーびぃ だいめいきゅうのともだちをすくえ!のまき |
英名: | (Kirby's Labyrinth Rescue!)[1] |
ISBN: | ISBN 978-4046315793 |
著者: | 高瀬美恵 |
出版社: | KADOKAWA(角川つばさ文庫) |
分類: | 児童書 |
発売日: | 2016年2月15日 |
初版発行日: | 2016年2月15日 |
前後巻: |
星のカービィ 大迷宮のトモダチを救え! の巻とは角川つばさ文庫から発売される、カービィを題材とした高瀬美恵作の小説第6弾。
概要[]
2016年2月15日に発売。執筆は高瀬美恵。絵は苅野タウ・ぽとが担当。『星のカービィ Wii』、『星のカービィ トリプルデラックス』、『タッチ! カービィ スーパーレインボー』、『星のカービィ 鏡の大迷宮』の要素を取り入れた作品であり、『鏡の大迷宮』以外の作品に当たる出来事は実際に起きた後として物語が進む。ただし、『鏡の大迷宮』で登場したシャドーカービィとダークメタナイト、『トリプルデラックス』で登場したブラックデデデといった彼らの影の姿は登場しないが、同作初登場のキャラは何体か登場している。
なお、このシリーズで初めてオリジナルキャラクターが登場しない作品である。
あらすじ[]
カービィと前に戦ったこともあるマホロアが、突然(とつぜん)「トモダチを助けてヨ!」とやってきた。最初は怪(あや)しんだものの、トモダチのピンチと聞いて無視(むし)できないカービィは、デデデ、メタナイトたちとともに、鏡(かがみ)の大迷宮(だいめいきゅう)に行くことに。大迷宮は、不思議(ふしぎ)な鏡でいくつもの世界につながっていて、冒険(ぼうけん)も大苦戦(だいくせん)! でも、つながっていた世界では、思わぬ出会いが待っていて!? マホロアのトモダチって、いったいだれなの!? (角川つばさ文庫より転載)
章構成[]
- マホロアのお願い
- 鏡の大迷宮!
- エリーヌとクレイシア
- 芸術で仲直り
- トモダチとの再会!?
- 望んでいたもの
- コピー能力で決戦!
- 夢とのお別れ
登場したコピー能力・変身[]
ゲストキャラクター[]
- マホロア
- 『Wii』で登場した虚言の魔術師。『Wii』の一件があった後の設定になっている。口がうまく、ウソつきで、よく人をだます。カービィ達に大迷宮のトモダチを救ってほしいとやって来た。旅の道中ではワドルディを唆したり、エリーヌとクレイシアの仲直りに全く興味が無かったり、自分の目的の事になるとやる気になったりと、相変わらずの性格をしている。本当はタランザの元にクィン・セクトニアの知り合いと名乗って現れ、ディメンションミラーの力を手に入れる事だった。ディメンションミラーの力を手に入れ、巨大化したものの、最終的にカービィに敗れる。ディメンションミラーを奪った理由として、カービィ達と遊んで欲しかったというが、デデデ大王達には信用されなかったものの、カービィには許して貰えた。その後は約束通り、カービィの居ない間にカービィの家に遊びに来て、カステラを盗み食いして行った。
- ローア
- マホロアの乗って来た天かける船。『Wii』の一件の後だが、マホロアが使用している。
- ミニー
- 鏡の世界に来た当初、カービィにリンゴごと吸い込まれ、ミニマム能力をコピーされる。体の小ささに似合わず気の強い性格で、一人称は「オイラ」で、自分の名前に「様」を付けたりする。物語後半でもワドルディが呼んできて、カービィにコピーされる。
- エリーヌ
- セブントピアにクレイシアと住む妖精の女の子。設定は『タチカビSR』後になっている。古道具屋で買った鏡が、鏡の大迷宮に繋がっていたため、たまたまカービィ達がやって来た。クレイシアとケンカをしていたが、後に誤解が解け、仲直りする。始め、デデデ大王を「ドドド大王」と呼んだ。
- クレイシア
- エリーヌと一緒に住んでいる芸術家の子。普段は優しい性格だが、芸術にあまりに没頭すると我を失い、罵声を浴びせたり、他人を蔑んだり、自己陶酔をするが、その記憶は全く残らないらしい。今回はエリーヌの誕生日のために芸術作品を作っていたが、スランプに陥り、前述の性格のためエリーヌとケンカをしていたが、後に仲直りをし、カービィ達に変身できる画用紙とクレヨンをプレゼントした。
- 名前だけは既に第4巻に登場していた。
- タランザ
- 『TDX』に登場したクモの魔術師。設定は『TDX』の後になっている。マホロアが言っていたトモダチ。ディメンションミラーに取り込まれ、鏡の国の奥深くに封じ込まれていた。クィン・セクトニアに献上したディメンションミラーをマホロアに奪われそうになった時に、助けてほしいという願いがディメンションミラーと呼応し鏡の国に取り込まれてしまう。その後は、心を奪われディメンションミラーに悪女になる前のセクトニアが居ると思い、ひたすら話し続けてしまう。カービィ達の活躍により、意識を取り戻すも、ディメンションミラーに見たセクトニアの面影を忘れる事が出来なかったが、ディメンションミラーの呼びかけか、セクトニアの声を感じ取ったのか、未練を断ち切ることが出来た。心を奪われている、不安定な時は「セクトニア」と呼び、安定している時は「セクトニア様」と呼んでいる。
- ミラン
- タランザとカービィ達が争っている時に昼寝をしていたキャラクター。ミランを使い、ワドルディがカービィのコピー用のキャラクターを持ってきた。一人称は「ぼく」。
- ヘルメホーン
- ワドルディがカービィのコピー用に連れてきたキャラ。一人称は「オレっち」で、やけに熱血な性格だが、あっさりコピーされてしまう。イラストは無しいが、名前だけは既に前巻に登場していた。
- スパイナム
- 同じくワドルディがカービィのコピー用に連れてきたキャラ。一人称は「私」で、丁寧な喋り方が特徴。こちらもあっさりコピーされる。イラストは無し。
- ナックルジョー
- 同じくワドルディがカービィのコピー用に連れてきたキャラ。一人称は「オレ」。デデデ大王に投げられ、カービィにコピーされる。上記2人と同様『鏡の大迷宮』では登場しない。
- クィン・セクトニア
- かつてフロラルドを支配していた悪の女王。『TDX』後の設定なので、カービィに倒されている。タランザは優しかったころのセクトニアを思い起こしていた。
用語[]
- カステラ
- 特大の最高級のカステラ。ワドルディと食べようとしていたが、ワドルディにデデデ城に連れられ結局食べられなかった。物語の最後にも出てくるが、マホロアに食べられてしまう。
- 鏡の国
- プププランド上空にある国。マホロアのトモダチが囚われていた。
- ディメンションミラー
- 鏡の国にある伝説の鏡。『TDX』の裏設定通り、タランザが鏡の国で見つけ、セクトニアに捧げたものがフロラルドにあり、今回それをマホロアが手に入れようと、タランザに近づいたところ、助けを求めたタランザに反応して彼を吸い込み、鏡の大迷宮の奥深くにその力と共に封じられることとなった。またセクトニアを失ったタランザの心を奪ってしまう。
- 芸術作品
- クレイシアが作った作品。言及があるものは「永遠の愛をあらわした感動的な彫刻」(カービィ曰く、牛乳びんとメロンパンとコックカワサキが合体したみたい)、「宇宙の始まりと終わりを実現した超大作」(デデデ大王曰く、バースデーケーキをひっくり返してふみつぶした上に、かつおぶしをまぶしたような形)。ちなみにカービィが作ったのは、ねんどをこねて作った物体にわりばしを突き刺した「宇宙一おいしいおだんご」。デデデ大王が作ったのは、ねんどのかたまりを布で包んだ「この宇宙に存在するすべての食べ物を、オレ様の胃ぶくろにおさめてやろうという壮大な気持ちを表現」したもの。しかしこの2作品を見てクレイシアはエリーヌへの誕生日作品のイメージを閃く。
- 画用紙とクレヨン
- 大迷宮を進むカービィ達に、エリーヌとクレイシアがくれたもの。変身キャンバスと同じ素材の画用紙なので、カービィが変身することができる。
- デデデ大王様ロケット
- タランザに操られたメタナイトに襲われていたカービィを助けるために、しぶしぶワドルディが画用紙とクレヨンをデデデ大王に渡した結果、デデデ大王が自分で描いて変身した姿。かっこよくするため、トゲを生やしたり旗を付けたりするも、バランスが不安定で、真っ直ぐ進まなかったが、ディメンションミラーを奪って逃げようとしていたマホロアに直撃し、反撃のきっかけとなった。
画像[]
脚注[]
- ^ 『Kirby: Art & Style Collection』(VIZ Media版)p.259における英訳タイトル。
関連リンク[]
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