カービィWiki
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星のカービィ ロボボプラネット
KRP-package
読み: ほしのかーびぃ ろぼぼぷらねっと
英名: Kirby: Planet Robobot
品番: CTR-AT3A
ジャンル: アクション
対応機種: ニンテンドー3DS
プレイ人数: 1人(〜4人)
発売日: Flag japan 2016年4月28日
Flag usa 2016年6月10日
価格: 5,076円(税込)
容量: [DL版:]5314ブロック(664.3MB)
[体験版:]883ブロック(110.4MB)
開発元: HAL研究所
発売元: 任天堂
売上本数: Flag japan:62万2821本(現在)
Flag World: 約160万本(出荷,2020年12月)[1]
ロボボ、発進!今度のカービィは、ロボに乗る!?キカイ化された世界を救え!

—パッケージ裏面より

星のカービィ ロボボプラネット』(ほし - )は、2016年4月28日に発売されたニンテンドー3DS用のゲームソフト。カービィシリーズ27作目。2016年3月4日のNintendo Directで初めてその情報が公開された。一般的な略称は「ロボボ」、「ロボプラ」、「RBP[2]」。また、本編のカービィの最新作が同ハードで2作以上出るのはスーパーファミコンの『SDX』・『3』以来である。

概要[]

ハルトマンワークスカンパニーによる「キカイ化しんりゃくプロジェクト」で機械まじりになったポップスターを冒険する。『星のカービィ トリプルデラックス』のシステムに改良を加え、更に新たなコピー能力が3つ加わったほか、ナゾのマシン「ロボボアーマー」に乗って、ステージをパワーアクションで突き進んでいくことができる。サブゲームには、RPG風な成長型アクションゲームである「みんなで! カービィハンターズ」とすってはいて敵を倒す3Dアクションゲーム「カービィの3Dチャレンジ」を収録。また、amiiboを使う事で、コピー能力を手に入れることができ、特別なamiiboでは特別な能力が手に入る。

機械がモチーフという事で、一部の敵のキカイ化、各所に機械化された物体、スチームパンク風の背景、デジタルなギミック、都市・都会化されたステージ、クローンのデデデ大王など、SF色の強い作品。コピー能力もエスパードクタージェットU.F.O.などSFを意識したものが採用されている。ポーズのコピー能力の説明文も、従来の感情のこもった文章ではなく、客観的で科学的に説明した文章になっている。またSFな事もあり、ゲーム中、シューティングパートが多め。

開発経緯[]

「ニンテンドードリーム」でのインタビュー、「星のカービィ25周年特番#2 開発者インタビュー」、公式サイト「スージーのしんりゃくレポート」、Miiverseのスタッフルームより。

トリプルデラックスを経て[]

当初は『星のカービィ トリプルデラックス 2』として制作が始まった。天空からの新たな敵としてセクトニアに対する王様のキャラが登場し、ポップスターが虫たちに侵略されるというストーリーを考えており、ビッグバンを強化したアクションが検討されていた。しかし、シリーズを継承しつつ過去作の既視感を打破し、新たなユーザーの開拓を狙うためにも、前作の「温かみのある空と植物」というテーマに対して真逆のイメージの「キカイの世界」に一新。スペシャル能力もビッグバンよりアクション性の強いロボボアーマーとなり、その登場が世界に馴染み盛り上がるようなSF的物語となった。

タイトルは『星のカービィ HAGANE』という案があったがカービィにしては渋すぎることや海外展開の都合もあり、次の案ポップスターがロボットだらけになることから『星のカービィ ロボットプラネット』が出る。しかし、それもストレートすぎてインパクトが弱いということから、『ロボロボプラネット』を経て、最終的にはカービィらしさを感じさせる『ロボボプラネット』に決定。ロボボアーマーの名称も同時に決まった。

星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス」でも、この2作が対のような関係ということが言及されている。

ロボボアーマーのアクション[]

元々は5つのタイプを切り替えながら進むというアクションが想定されていたが、最終的にはその中の「スパナタイプ」に絞られることになる。スパナタイプの100案近いデザインと同時に、コピー能力に応じて「モード変形」するというアクションのアイディアもまとまり、現在の仕様に至る。カービィとのアクションの差別化のため、巨大なロボボでは通れない地形や隠されていたロボボを発見すれば楽になる厄介な仕掛けというようなステージ設計がなされ、1つのステージでも攻略に違いが出るようになっている。

立体的仕掛け[]

3Dワープスターの仕掛けは継承しつつ、3DSらしさをさらに発揮するためカメラアングルを変える場面を用意したり、ボス戦にサークル型のフィールドが用意されている。ただし、あくまでもシンプルな2Dアクションの敷居が上がらないように意識されている。

ストーリー[]

ポップスター最大の危機! キカイ化された世界を救え!(公式ホームページ)[]

ロボット軍団をあやつる悪の企業によってカービィたちがくらすポップスターは機械まじりの世界になってしまう。
緑の草原が広がるおだやかな世界を取り戻すため、カービィが冒険へと出発!
Cut ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす

登場キャラクター[]

プレイヤーキャラクター[]

その他キャラクター[]

敵キャラクター[]

ザコ敵[]

旧作に登場した敵
3Dでは初の敵
新しく登場した敵

中ボス[]

インベードアーマーを除き、EXステージ・メタナイトでゴー リターンズ・真 かちぬきボスバトルでは名前の頭にRe:が付いた強化版になる。

ボス[]

通常ステージの最後に戦うロボボアーマー専用ボスやメインモードでは登場しない敵や一部を除き、EXステージ・メタナイトでゴー リターンズ真 かちぬきボスバトルでは名前の頭にRe:が付いた強化版になる。

通常ステージの最後に戦うロボボアーマー専用ボス
メタナイトでゴー リターンズ
真 かちぬきボスバトル限定

コピー能力[]

通常コピー[]

ロボボアーマー搭乗時[]

厳密にはコピー能力ではないが、こちらに一覧を掲載する。

アイテム[]

通常アイテム
キャリーアイテム

ステージ[]

ステージ名の英語名の頭文字を繋げると「PROGRAM」となる。

サブゲーム[]

みんなで! カービィハンターズ[]

4つのジョブから1つ選び、協力してクエストをこなしていく中世RPG風な雰囲気のアクションゲーム。石ばんを4つ集めると、フレンドメテオで敵に大ダメージを与えることができる。クエストをこなすと経験値が溜まり、レベルアップしてステータスを上げると、上位のクエストにも挑みやすくなる。スコアによりメダルが貰え、最高評価はプラチナ(攻略率分に関してはクリアのみでよい)。

ジョブ
敵キャラクター

カービィの3Dチャレンジ[]

奥や手前に移動できるステージで、次々と現れる敵をうまくやっつけるゲーム。「星がただん」で敵を狙ってコンボを続けてハイスコアを狙う。かつてGC版でお蔵入りとなった箱庭カービィを髣髴とさせるステージ構造をしている。スコアによりトロフィーが貰え、最高評価はプラチナ(攻略率分に関してはクリアのみでよい)。

登場キャラクター

メタナイトでゴー リターンズ[]

メタナイトを操作して、ロボボアーマー必須部分などの一部を除いて、ストーリーモードのステージを素早く駆け抜ける、エクストラ的モード。ステージ中のザコ敵のサイズが変わっていたり、ボス等は全て「Re:」の付く強化版になっている。最後には本モード専用のボスが登場する。敵を倒したり、ステージ中に落ちているメタポイントを入手することで、特殊な技が使用可能(50ポイントまで蓄積可)。

かちぬきボスバトル / 真 かちぬきボスバトル[]

恒例のボスラッシュモード。本作はボスの登場順番が固定されており、回復アイテムも特定の休憩室で出るアシストスターを使うようになっている。休憩室ではタワーを登っていくようになっており、背景も全て一続きになっている。「かちぬきボスバトル」ではストーリーモードに登場したボス達と連戦をする。「真 かちぬきボスバトル」ではメタナイトでゴー リターンズで登場したボス達+ンギュア基地/コア・カブーラー+真のラスボスと連戦をする。

100%内訳[]

条件 合計
OPムービーを見た 1.0% 1.0%
エリア1全ステージをクリア 6.0% 6.0%
エリア2全ステージをクリア 6.0% 6.0%
エリア3全ステージをクリア 6.0% 6.0%
エリア4全ステージをクリア 6.0% 6.0%
エリア5全ステージをクリア 7.0% 7.0%
エリア6全ステージをクリア 7.0% 7.0%
エリア7で星の夢を倒す 12.0% 12.0%
ICキューブ入手(全100個) 0.2% 20.0%
ステッカーコンプリート 2.0% 2.0%
3Dチャレンジをすべてクリア 4.0% 4.0%
カービィハンターズをすべてクリア 4.0% 4.0%
メタナイトでゴー リターンズ各レベルクリア(全6レベル) 2.0% 12.0%
メタナイトでゴー リターンズでギャラクティックナイト リターンズを倒す 3.0% 3.0%
かちぬきボスバトルをクリア 2.0% 2.0%
真 かちぬきボスバトルをクリア 2.0% 2.0%
合計 100%

ムービー[]

ムービーについては「星のカービィ ロボボプラネット/ムービー一覧」を参照。

セリフ集[]

セリフについては「星のカービィ ロボボプラネット/セリフ集」を参照。

音楽[]

詳細は「星のカービィ ロボボプラネット/音楽」を参照。

また2016年12月15日に「星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック」が発売されている。

Cut 以上でネタバレ部分は終了です。

制作スタッフ[]

制作スタッフについては「星のカービィ ロボボプラネット/スタッフリスト」を参照。

amiiboとの連動[]

全てのamiiboに対応しており、「amiiboすいこみ」によってコピー能力と回復アイテムを受け取ることができる。

詳細は「amiiboすいこみ」を参照。

コマーシャル[]

初期CM
玄田哲章によるものと思われるナレーションのシリアスな雰囲気のCM。カービィがインベードアーマーと対峙するシーンは本CM限定のもの。現在、YouTubeの任天堂チャンネルでは非公開になっている。
夏のCM
夏だ! スイカだ! カービィだ!と共にスイカと一緒に桶で冷えているカービィが返事をするCM。プレイ映像にはロボボアーマーを使うシーンが一切ない。体験版の宣伝も兼ねる。公式サイトを参照。

体験版[]

2016年7月20日に特別体験版が配信開始。先行体験会で体験できたものとなっており、「ノーマルステージ」として1-1を、「ロボボステージ」として1-2を体験可能。

購入特典[]

販売店によって購入時に特典が付く。いずれの特典も無くなり次第終了。

  • Amazon.co.jp
    • ロボボアーマー型 カービィ オリジナルマグネット
  • セブンイレブン・セブンネット
    • 短冊ポスター
  • セブンイレブン (DLカード)
    • 3DSテーマ「星のカービィ ロボボプラネット カービィと秘書スージーの1日」がダウンロードできるシリアルコード
  • アニメイト
    • 星のカービィ やわらかクリアストラップ (ドクターカービィVer.)
  • Loppi・HMV
    • リフレクターキーホルダー
  • ヤマダウェブコム
    • 星のカービィ ロボボプラネット メモ帳
  • フタバ図書
    • アクリルマグネット
  • ワンダーグー (ソフトとamiibo両方購入)
    • 星のカービィ オリジナル BOX (欧州版のソフトとamiiboセットBOXの日本語版)

先行体験会[]

以下の店舗で『ニンテンドー3DS 春のゲームまつり』が行われ、本作品も発売日前に先行体験ができる[3]

  • イオンモール京都桂川(平成28年3月19日、20日)
  • ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(平成28年4月9日、10日)

オリジナルグッズのカービィノートが手に入るスタンプラリーも行われる。

書籍作品での扱い[]

本作の登場キャラが登場するのみでなく、作品そのものをテーマとした書籍について記述する。

星のカービィ! も〜れつプププアワー!
13巻に「ロボボプラネット編」と称した回を収録。
星のカービィ 今日もまんまる日記!
連載当初に当たる1巻が本作の発売時期であったため、本作に関する要素が多く登場した。
星のカービィ パズルプラネット
当初はハルトマンワークスカンパニーの作った施設「パズルプラネット」が舞台という設定だった。
星のカービィ キラキラ★プププワールド
最初の単行本星のカービィ キラキラ★プププワールドDXにまたがって、「星のカービィ ロボボプラネット編」を収録。
星のカービィ (高瀬美恵)
星のカービィ ロボボプラネットの大冒険!』としてノベライズされている。
星のカービィをさがせ!! パーティーでだいしゅうごう!
「スペースワールド」のページが本作をテーマとしている。

余談[]

  • 岩田聡(2015年7月逝去)の名が制作スタッフクレジットに載った最後のカービィシリーズでもある。
  • エリア1「プレイン プロプトン」・ステージ4に『夢の泉の物語』のレベル1「ベジタブルバレー」・ステージ1の隠し部屋を意識した隠し部屋がある。
  • サウンドルームは通常、ヘッドホンを付けたカービィのイラストが表示されるが、稀にドット絵のカービィが表示される。
  • サブゲーム「みんなで! カービィハンターズ」のMAX経験値は39860(Thank you HAL)になる。
  • サブゲーム「カービィの3Dチャレンジ」の背景にはステッカーやキャラクターが潜んでいる。NEW 3DSのCスティックでカメラを動かすと見やすい。詳細は3Dチャレンジの記事を参照。
  • メタナイトでゴー リターンズ」のエリア3・ステージ1、エリア3・ステージ5、エリア6・ステージ5には、ポイントスターとメタポイントで「M」と描かれている場所がある。
  • エリア1・ステージ3の列車に印字されていたり、エリア6・ステージ4の最初のセキュリティサービス戦の背景に表示される番号は「400-0111」だが、これはHAL研究所の山梨開発センターのある、山梨県甲斐市竜王新町の郵便番号〒400-0111が由来である。
  • エンディングの名前を攻撃するおまけゲームで、全てクリティカルヒットすると、表・裏エンディングともに471(死なない)になる。ちなみに海外版ではN.O.AやN.O.Eのスタッフ分が増えているため更にスコアが伸びる。
  • 今後おなじみとなる「かこのゲーム」は本作が初登場。『星のカービィ ディスカバリー』以降も「かこのぼうけん」として掲載されている。
  • 公式サイトの「スージーのしんりゃくレポート」における各スタッフの名称の対応はおそらく以下の通り(敬称略)。
    • スレンダー・エツコ = 佐藤悦子(デザイン)
    • スケルトン・カンノ = 菅野晃宏(リードモチーフデザイン)
    • マスタッシュ・オオタ = 大田裕介(リードデザイン)
    • シークレット・クマザキ = 熊崎信也(ゼネラルディレクター)
    • ワークアウト・カワカミ = 川上雄太(リードデザイン)
    • ボックス・ムカエ = 向江康博(セクションディレクター)
    • スパニエル・トウドウ = 東藤由実(セクションディレクター)
    • グランデ・ファーマン = ファーマン力(デザイン)
    • ウェービー・ヒトム = 伊藤 仁(デザイン)
    • カーズ・モチヅキ = 望月哲也(UIデザイン)
    • プレーンズ・カワタ = 河田 茂幸(UIデザイン)
    • テクニカル・フジタ = 藤田剛志(リードデザイン)
    • ラストサムライ・キタ = 北健一郎(リードデザイン)
    • ウェザーコック・アンドウ = 安藤浩和(リードサウンド)
    • ホワイトガジェット・エンドウ = 遠藤裕貴(レベルデザインディレクター)
  • 各エリアの英語の頭文字を並べるとPROGRAMとなり、「プログラム」となる。
  • 漫画『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』の12巻と同日発売である。
  • 週刊ファミ通のクロスレビューにてプラチナ殿堂入りを達成した[4]

海外での名称[]

言語 名前 意味・由来
英語 Kirby: Planet Robobot
カービィ: 惑星ロボボット (韻を踏んでるだけ?)
ドイツ語 Kirby: Planet Robobot
イタリア語 Kirby: Planet Robobot

攻略本[]

  • 任天堂公式ガイドブック 星のカービィ ロボボプラネット (小学館) ISBN 978-4091065810
  • 星のカービィ ロボボプラネット ザ・コンプリートガイド (KADOKAWA、アスキー・メディアワークス) ISBN 978-4048921480

画像[]

動画[]

脚注[]

関連項目[]

参考リンク[]


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