星のカービィ デデデでプププなものがたり 18巻
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読み: | ほしのかーびぃ ででででぷぷぷなものがたり 18かん |
ISBN: | ISBN 4-09-142688-3 |
著者: | ひかわ博一 |
出版社: | 小学館 |
分類: | 連載漫画 |
発売日: | 2003年1月25日 |
星のカービィ デデデでプププなものがたり 18巻は、ひかわ博一作の漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の単行本第18巻。
概要[]
1994年年度から月刊コロコロコミックで連載開始された、ひかわ博一による『星のカービィ』を題材とした漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の第18巻。1話に、14巻に登場した、「割りばしをきれいに割る連続記録」世界記録保持者のコロリと、「がまん道場」師範のサスケが再度ゲスト出演した。また、巻末に「おまけのカービィ ショート劇場」が6本収録されている。背表紙のコピー能力は「ニードル」。
主要キャラクター[]
収録話[]
- 第1話 資格マスターへの道
- ペン習字の資格を獲得して浮かれるデデデ大王の前に現れたのは、資格マスターのホットヘッド。彼の実力を見せつけられたカービィと大王は、勝手に新しい資格を作り始める。
- 第2話 だまされるよりだましたい!!
- 今年こそはエイプリルフールに騙されるまいと意気込むデデデ大王。騙せたものにはリンゴ1年分の賞品を狙って、カービィたちは大王を騙そうと様々に画策する。
- 第3話 ジャンパー・カービィ天気予報
- カリスマ気象予報士・ジャンパーシュートは、大切な下駄を失ってめっきり予報が当たらなくなってしまった。そんな彼にカービィは新スタイルの予報を提案する。
- 第4話 シールに願いを
- 願いがかなうハッピー手帳が大流行。さっそくカービィも入手し、さまざまにいいことをしようとするが、だんだんエスカレートしていってしまう。
- 第5話 マナーを大切に!!
- マナーに厳しいスパイニーは、カービィらにマナー違反摘発を手伝ってもらうことに。しかし、あまりにもカービィがマナーを知らなさすぎるため、マナーの特訓が始まる。
- 第6話 うったえてやる!!
- いつものようにカービィに弁当を食べられて怒るデデデ大王。そこに現れた長老のシミラに、大王はカービィを訴えるが、シミラは皆が予想だにしない判断を下す。
- 第7話 お宝をとりもどせ
- プレミアグッズをカービィにあげてしまったデデデ大王。あわてて取り戻しに行くが、気に入ったカービィはなかなか返してくれない。
- 第8話 独立!!カービィランド
- ケーキのイチゴを食べられて憤慨したデデデ大王は、カービィをプププランドから追放すると言い出した。一方のカービィも、大王に嫌気がさし、カービィランド建国を宣言する。
- 第9話 魔法の指輪にご用心!!
- 欲望が叶う魔法の指輪をはめたデデデ大王は、セコい欲望に憑りつかれておかしくなってしまう。それを羨んだカービィは、大王の指輪を食べてしまい…。
- 第10話 特ダネをフラッシュ!!
- 新しいカメラを購入したデデデ大王とカービィは、カメラマン・フロッツォと出会う。彼はカービィの実力を見越して、スクープ一緒に写真を撮ることに。
- 第11話 おす!!炎の応援団
- 贔屓の野球チームが負けそうなデデデ大王は、応援団を呼んで一緒に応援してもらう。見事チームを勝利に導いた彼らにあこがれたカービィは、応援団に入団することに。
- 第12話 最強王者はだれだ!?
- プププランド最強王者決定戦に臨むカービィとデデデ大王は、厳しい特訓の末に新しい技を編み出した。果たして最強王者の座はどちらに渡るのか。
- 第13話 新ライバル、現る!?
- 自分の実力がカービィに追いつかないと悟ったデデデ大王は、新しいライバルを育成しカービィを倒そうと目論む。1か月に及ぶ人材発掘の末、大王の目に映った者とは…?
- おまけのカービィ ショート劇場
- ①カービィは外~!!
- ②楽しいハイキング!?
- ③大王のこいのぼり
- ④かけぬけろ、カービィ!!
- ⑤あの人に会いたい
- ⑥暑くて暑くてこごえそう!?
ゲストキャラクター[]
- ホットヘッド
- 自称資格マスター。気象予報士からカラオケまで、めぼしい資格はほとんどとっている。カービィとデデデ大王が勝手に作ったウソの資格を見て羨ましがり、自分もそれらの資格を獲得しようとするが、後にばれて怒った。
- ジャンパーシュート
- カリスマ気象予報士。予報は下駄占いに依存しているが、的中率99%だという。また、下駄占いで降水確率や予想最高気温なども言い当てる。カービィに下駄を失くされ、めっきり予報が当たらなくなってしまったが、カービィ予報士(カービィの行動の予報)として再び人気を博することとなった。
- スパイニー
- 礼儀やマナーに厳しく、社会の中のマナー違反を取り締まっている。怒ると頭のトゲが伸び、マナー違反を成敗する手段にもなっている。冒頭から読者に丁寧にあいさつをするなどの一面も見せた。
- シミラ
- 「長老様」とよばれている老人。争いごとを解決を仕事としている。彼の下した判断には、デデデ大王でも逆らうことができないようである。カービィが連日争いごとを起こすために疲れてしまい、自らカービィに吸い込まれて、カービィに争い解決の役割を譲渡した。
- フロッツォ
- 有名なカメラマン。事件からスポーツ芸能など、あらゆる写真を30年間も撮り続けているという。写真に必要なのは情熱だと語り、カービィとともにスクープ写真を撮ることに。その後、いつも通りに騒動を起こすカービィを写した彼の写真は雑誌に取り上げられた。
- バーニンレオ
- プププ応援の団長。どんなに小さなピンチ(野球のテレビ中継、オセロゲームなど)にも駆けつけ、応援して勝利に導く。大声では引けを取らないカービィを弟子に取る。頼まれたら嫌とは言えない性格。4巻にも登場しているが、同一人物かどうかは不明。
- ノディ
- 打倒カービィを目指すデデデ大王に、刺客としてスカウトされた。はじめのうちはいつも通りやる気がなかったが、特訓の末、眠りながら戦う「睡拳」や、カービィのマイクと同等の騒音を発する「スリープいびき」などの技を会得した。最終的には決着はつかず、カービィと仲良くなった。
登場するコピー能力[]
- ストーンストーン:第2話
- バーニングストーン:第2、8、9話
- ハンマー:第3話
- バーニング:第3、5、10話、おまけ
- ペイント:第4話
- スパーク、カッター:第4話、おまけ
- ストーンニードル:第4、8、10話
- マイク:第4、5、7 - 9、11、13話
- ニードル:第5話
- ミラー、ビーム:第6話
- カッターボム:第8話
- ファイター:第8、12話
- バーニングニードル、ボム、ボムボム:第8、10話
- ホイール:第8、10話、おまけ
- ソード:第10話
- トルネード、アイス:第10話、おまけ
- バーニングボム、ファイア:第11話
- スリープ:第13話
- カッターカッター:おまけ
用語[]
- なべ奉行1級
- カービィが作ったウソの資格。鍋をしたときに仕切ることができるらしい。他にも「立ち読み2級」や「パラパラ1級」「写真うつり3級」など様々なウソの資格が作られた。
- ハッピー手帳
- いいことをするたびにシールを貼り、100枚貼ると願いがかなうと言われている手帳。
- ホッシーのぬいぐるみ
- 1982年に発売された、星をかたどった何らかのキャラクターのぬいぐるみ。プレミア品(尻尾が付いている)は、当時の100倍の値段が付いている。デデデ大王は量産タイプのものを所持していた。
- カービィランド
- ショートケーキのいちごを食べられて憤慨したデデデ大王にプププランドを追放されたカービィが作った国。領土はカービィの家の半径10メートルで、国境線はグーイの舌になっている。のちにプププランドとの戦争に勝利し、領土を拡大した。
- 魔法の指輪
- マドゥーが作った指輪で、あらゆる欲望をかなえてくれる。はめたものは指輪に意識を乗っ取られ、あらゆるせこい欲望(ラーメンの特盛を食べる、カップめんの具を3倍にするなど)にとりつかれて行動し始める。後にデデデ大王の鼻輪として封印された。
- プププ応援団
- どんな小さなピンチにも駆けつけ、応援で勝利を導く熱血応援団。団長はバーニンレオ、サイドにボボがいる。カービィも団長に認められ、団を卒業したバーニンレオの後をついで第78代団長となった。
パロディ等の元ネタ[]
- 19ページ 3コマ目
- 「武富士ダンサーズ」90年代にジョー・リノイエの「Synchronized Love(シンクロナイズド・ラブ)」の曲でダンスをするCMで話題となった。
- 58ページ 5コマ目
- 「名探偵コナン」-青山剛昌の漫画作品、およびそれを原作とした一連のメディアミックス作品の総称。
- 75ページ 6コマ目
- 「行列のできる法律相談所」-日本テレビ系列で放送されていた法律番組・トークバラエティ番組。
- 84ページ 5コマ目
- 「バラエティー生活笑百科」-NHK総合テレビジョンで放送されている法律をテーマにした教養バラエティ番組。開始時の口上が「四角い仁鶴が、ま~るく収めまっせ~」。
- 86ページ 5コマ目
- 「ヤッターマン」 - ドクロベエの台詞「おしおきだべ~」。
- 117ページ 5コマ目
- 「ミニモニ。」2000年から2004年ごろにかけて流行したアイドルユニット。
- 117ページ 7コマ目
- 「キンダーサプライズ」1974年にイタリアのフェレロ社が製造を始めた、卵型のチョコレートの中にカプセル入りのおもちゃが入っているお菓子。1980年代にグリコから「チョコたまご」という商品名で発売され、1997年からは販売元をカンロに変更し「キンダーサプライズ」という商品名で発売された。日本ではフルタ製菓の「チョコエッグ」がチョコカプセルブームの火付け役となった。
- アニメにはチョコカプセルブームを風刺した回が存在する。詳細は悪魔のチョコカプセル! 前編、後編を参照。
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脚注[]
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