星のカービィ デデデでプププなものがたり 14巻
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読み: | ほしのかーびぃ ででででぷぷぷなものがたり 14かん |
ISBN: | ISBN 4-09-142684-0 |
著者: | ひかわ博一 |
出版社: | 小学館 |
分類: | 連載漫画 |
発売日: | 2001年4月25日 |
星のカービィ デデデでプププなものがたり 14巻は、ひかわ博一作の漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の単行本第14巻。
概要[]
1994年年度から月刊コロコロコミックで連載開始された、ひかわ博一による『星のカービィ』を題材とした漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の第14巻。登場人物紹介にアドレーヌとリボンが掲載され、リック、ナゴが外された(リックのみ17巻以降掲載)。背表紙のコピー能力は「クリーン」。
主要キャラクター[]
収録話[]
- 第1話 デデデ大王、ペットロボに夢中!!
- デデデ大王が溺愛している流行りのペットロボットを壊してしまったカービィは、自分がペットロボットになって誤魔化そうとする。
- 第2話 正夢パニック!!
- カービィが見た夢が次々と正夢になって現実に起こってゆく。最後に見た夢では、デデデ大王が恐ろしい目に遭っているらしく、カービィは食い止めようと奮闘する。
- 第3話 カービィ、がまん道場に入門!?
- がまんができないカービィやデデデ大王に我慢の大切さを教えるために、サスケは自ら開いた「がまん道場」へ二人を招待する。
- 第4話 カービィのリサイクル活動
- リサイクルの大切さを知ったカービィは、なんでも捨てるのがもったいなくなり、ついには必要なものまでリサイクルしはじめる。
- 第5話 カービィのしゃっくり花火
- バーニングボムをコピーしたまましゃっくりが止まらなくなってしまったカービィ。しゃっくりするたびに花火が撃ちあがり、みんなはしゃっくりを止めようと策を練る。
- 第6話 カービィが夏ばて!?
- カービィが夏ばてで食欲を失ってしまった。リボンとアドレーヌは、カービィのために特製の料理をふるまう。
- 第7話 めぐりめぐって……。
- 階段から転げ落ちたデデデ大王。だがその前触れは、一寸前の些細な出来事にある、とマスターグリーンは言う。その後も、デデデ大王に対する危険な兆候が次々と現れる。
- 第8話 危険な男No.1はだれだ!?
- プププランド一危険な男を自称するガルボは、カービィと危険な対決を始める。
- 第9話 がんばれ! プププ選手権
- 4年に1度開催されるスポーツの祭典、プププ選手権。その地下では、正式種目から外された競技が集まる、「ウラ選手権」が開催されていた。
- 第10話 プププランドの町おこし!?
- 最近プププランドの人口が少なくなっていることに気が付いたカービィたちは、人気を復活させようとあれこれ作戦を考える。
- 第11話 割りばしでギネスに挑戦!!
- デデデ城の片隅で、「割りばしをきれいに割る」という地味な記録更新を続けていたコロリ。ついに世界記録に達し、大騒動になってしまう。
- 第12話 体をはって、あやまれ!!
- 今日も今日とてつまみ食いで起こられているカービィ。そこに突然、お詫びの達人ナックルジョーが現れ、体をはってあやまることの大切さを教える。
- 第13話 大人になりた~い!!
- カレーをカービィに取られたくないデデデ大王は「大人にならないと食べられない」とカービィを追い返すが、カービィも「大王は大人なのか」と聞き返してきた。
- 第14話 カービィの子育て日記
- マドゥーから買ったねんどを育て始めたカービィ。しかし、ちゃんとした教育をしないがために、どんどん悪い子へと進化していってしまう。
ゲストキャラクター[]
- サスケ
- がまん道場の師範。我慢を知らない現代人に、我慢の大切さを教えるために道場を開いている。自身も相当我慢強いらしいが、カービィの歌には耐えられなかった。
- マスターグリーン
- 予言者のような老人。「あらゆる出来事には必ず前触れがある」と言い、デデデ大王に起こるハプニングを次々と言い当てる。
- ガルボ
- 「プププランドで一番危険な男」を自称し、カービィの口の中へ自ら入るなどの危険な行為をおかす。リボンをナンパするような一面も。
- Mr.チクタク
- プププ選手権会長で、大会の責任者。またかつてプププ選手権に存在した競技「にらめっこ」の初代金メダリストでもある。
- キャピィ
- ウラ選手権の「にらめっこ」競技の優勝者。初代優勝者のMr.チクタクにあこがれてにらめっこの選手になった。
- コロリ
- 「わりばしをきれいに割る連続記録」を更新していた。カービィのせいで記録更新はできずに終わったが、「記録はまた作るチャンスがある」と優しく語った。ちなみに、冒頭ではデデデ大王に存在を忘れられていた。
- ナックルジョー
- 何に対しても体をはって(青汁一気飲み、お灸、死んだふり等)謝る、デデデ曰く「おわびの達人」。泥棒タックの無茶苦茶ないちゃもんに対しても見境なく謝ってしまう。
用語[]
- ファーピィ
- プププランドで流行中の電子ペット。声に反応して近寄る、音楽を聞かせると踊り出すなどハイテク仕様。類似品に「ブービィ」がある。
- デラックスヌードル(キムチ味)
- デデデ大王が食べたがっていたカップめん。新製品らしい。ちなみにこの時、デデデ大王は12巻を重しとして使っていた。
- がまん道場
- サスケが経営・稽古をつけている道場。かなりたくさんの人が来ていて、サスケ曰く「我慢がブーム」らしい。道場破りのロッキーも登場した。
- プププ選手権
- 4年に1度開催されるスポーツの祭典で、現実世界におけるオリンピックに相当する大会。柔道、野球、マラソン、体操などの競技がある。また、会場地下では「ウラ選手権」が開催されている。
- ウラ選手権
- プププ選手権の会場地下で行われている大会で、プププ選手権の正式種目から外された競技(あやとり、棒たおし、にらめっこなど)が行われている。プププ選手権会長のMr.チクタクも存在を知らなかった。
- プププのおいしい空気
- 「都会のまずい空気」が20%混入していたと問題になった製品。会社側は事実を知りながらも10年間隠ぺいしていた。その後、職員は責任を取って頭を丸めた。
- 育てるねんど
- 闇の行商人マドゥーが売っていた商品。こねた人物と同じ姿かたちになり、愛情を注ぐと喋ったり動いたりと、まるで生きているかのようになる。数段階進化するが、育て方が悪いと不良のようになってしまう。
パロディ等の元ネタ[]
- 45ページ 3コマ目
- 『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』-毎年8月に生放送される、チャリティー番組。
- 49ページ 7コマ目
- 「スタートレック」-アメリカのSFテレビドラマ。
- 50ページ2 1コマ目
- 「空に太陽がある限り」-錦野旦のシングルの一つ。
- 57ページ 7コマ目
- 「阪神タイガース」-日本のプロ野球球団の一つ。像の人物は、時期的に野村克也 氏と思われるが、前監督の吉田義男 氏も眼鏡を掛けており詳細不明。
- 87ページ 6コマ目
- 「うたのおねえさん」-NHKの子供向け番組「おかあさんといっしょ」の役名。
- 110ページ 1コマ目
- 「オリンピック」-4年に1度行われる、世界的なスポーツ大会。
備考[]
- 第4話の小学四年生2000年度8月号掲載時のサブタイトルは「すすんでリサイクル!の巻」
- 第6話の小学四年生2000年度9月号掲載時のサブタイトルは「食欲の夏!? の巻」
- 第8話の小学四年生2000年度10月号掲載時のサブタイトルは「カービィは危険なオトコ!? の巻」
- 第10話の小学四年生2000年度11月号掲載時のサブタイトルは「プププランド町おこし!?の巻」であり、単行本収録時にほとんど変えられていない。
- 第13話の小学四年生2000年度12月号掲載時のサブタイトルは「カービィの大人修行の巻」
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