星のカービィ デデデでプププなものがたり デデデ編
<漫画・雑誌・書籍> | |
---|---|
読み: | ほしのかーびぃ ででででぷぷぷなものがたり でででへん |
英名: | Kirby Manga Mania Volume 1 |
ISBN: | ISBN 978-4-09-142676-5 |
著者: | ひかわ博一 |
出版社: | 小学館 Viz Media |
分類: | 連載漫画 |
初版発行日: | 2018年3月17日 2021年6月8日 |
前後巻: |
星のカービィ デデデでプププなものがたり デデデ編は、ひかわ博一作の漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の傑作選第1巻。なお表紙には「星のカービィ 〜デデデでプププなものがたり〜 傑作選 デデデ編」とあるが、当記事名は小学館公式サイトの表記に拠る。
概要[]
1994年度から月刊コロコロコミックで連載開始された、ひかわ博一による漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の傑作選第1巻。年で数えて実に12年ぶりの単行本となる。ひかわ氏による自選による過去の話の他に、コロコロアニキ2018年冬号(2017年末)に掲載された話と描き下ろし4コマ、更に各話にひかわ氏によるコメントが添えられている。
主要キャラクター[]
キャラクター紹介ページは無し。
収録話[]
- 第1話 よっぱらいカービィ、お花見に乱入する!!
- 2巻 第4話と同じ。
- 第2話 デデデ大王、魔法でおもちゃになる!!
- 6巻 第1話と同じ。
- 第3話 カービィ台風、プププランドに上陸!!
- 7巻 第10話と同じ。
- 第4話 影武者カパー、デデデ大王を守れ!!
- 10巻 第8話と同じ。
- 第5話 本音はつらいデ
- 11巻 第10話と同じ。
- 第6話 怪奇! 恐怖旅館にいらっしゃい
- 12巻 第6話と同じ。
- 第7話 デデデ大王、ペットロボに夢中!!
- 14巻 第1話と同じ。
- 第8話 なんでもおまかせ22世紀!!
- 15巻 第2話と同じ。
- 第9話 ドキドキ! リアル人生ゲーム
- 20巻 第5話と同じ。
- 第10話 独立!! カービィランド
- 18巻 第8話と同じ。
- 第11話 大復活!! カービィのやってみたかったこと!
- コロコロアニキで久しぶりに漫画が載ることになったカービィ達は、対象が大人であるコロコロアニキという事で、コロコロコミックでは出来なかったことをやろうとするが、どれも上手くいかず、そうしているうちに作者(ひかわ氏)の体力が持たなくなってしまったのであった…。
- 描きおろし4コマ劇場!
- 漫画家 アシスタント K (8コマ漫画)
- アニキごっこ①
- アニキごっこ②
- つるセコカービィ
- ちゃまカービィ
- マリオカービィ
- ミニ四カービィ
- あとがき
ゲストキャラクター[]
過去のコミックスに収録されたものは除く(用語や元ネタの項目も同様)。
- リボン
- 第11話で大人と言えばという事で、デデデ大王が言い出した「リボンちゃんと禁断のラブストーリー♡」で登場。
- ひかわ博一
- 当書籍の袖および4コマ「漫画家 アシスタント K」でデフォルメされた姿で登場。かつて各単行本の袖などに描かれていたものと違い、ポピーのような体型になっている。
- ピーチ姫
- 4コマ「マリオカービィ」でマリオ姿になって桃を助けに行くと言っていたカービィにツッコミを入れていた。後ろ姿のみ。
用語[]
- スーパープププ
- 4コマ「つるセコカービィ」でカービィが大企業にまでしたスーパー。
パロディ等の元ネタ[]
- 第11話 155ページ 1コマ目
- 河島英五の「酒と泪と男と女」のフレーズ "飲んで飲んで飲まれて飲んで" のパロディ。
- 第11話 155ページ 3コマ目
- テレビ番組「笑点」のコーナー「大喜利」の座布団。
- 4コマ つるセコカービィ
- ひかわ氏がかつてアシスタントをしていた、のむらしんぼ[1]の作品「つるピカハゲ丸」で主人公のハゲ丸がやっていたセコい節約術をつるセコと言う。
- 4コマ ちゃまカービィ
- 小林よしのり作「おぼっちゃまくん」の主人公御坊茶魔が使っていた茶魔語。
- 4コマ ミニ四カービィ
- ミニ四駆のパロディ。その機種にマグナムシリーズがある。
英訳について[]
- 英訳版『Kirby Manga Mania Volume 1』において、日本語のシャレ等、そのまま英訳しても伝わらない箇所は以下の通りになっている。
- 第2話:「備えあればゆうれいなし」(本来は「うれいなし」)⇒「You can never be too repaired.」(修復しすぎることはない、本来は「prepared」〈準備しすぎることはない〉)
- 描きおろし4コマ劇場!
- 「ありがとうがらし」⇒「It's so chilly pepper outside!」(chilly〈寒い〉とchili pepper〈とうがらし〉をかけたシャレ)
- 「コンニャクは今夜食う」⇒「I'm eatin' tofu tofunight!」(tonight〈今夜〉とtofu〈豆腐〉をかけたシャレ) ※コンニャクの絵はそのまま
- 「いただきマッスル」⇒「Morsels for my muscles!」(morsel〈一口、ごちそう〉とmuscle〈筋肉〉をかけたシャレ)
- 第7話:「ヘロ〰〰、ミスターデデデ。ハウドゥユドゥ〰〰!」「ハロ〰〰、ミスターデデデ。」⇒「Hola, señora Dedede como estas?」「Hola, señora Dedede.」(間違えて英語版を買ってしまったかという勘違いが、スペイン語版との勘違いになっている)
- 第11話:「さぶとん一枚」⇒「Grab some cushions cuz you're gonna laugh so hard you'll fall over!」(笑いすぎて転んじゃうのでクッション用意して)
- 本作オリジナルのキャラクターや呼び名等は以下の通りの英語表記となっている。
- 第1話:チービィ ⇒ Chirby
- 第2話:デデちゃん ⇒ Li'l Dede
- 第5話:マターちゃん ⇒ Matty
- 第7話:ファーピィ ⇒ Furpy 、ブービィ ⇒ Foinky
- 第1話でカービィが飲んでしまうものは酒ではなく「Loopy Juice」というものに設定が変更されており、ラベルが書き換えられている。ただし、1コマだけ「酒」のままになっている。
- 第7話の関西弁についてのシーンはそのままKansai accentとしている。
- 第7話の「うんばば〜」という書き文字が「Blargg!」と、なんとマリオシリーズのキャラクターであるウンババの英語名に訳されている。
- 第7話のおたずねペットロボットの賞金が50円から50セントになった。
- 第7話のボムボムの能力名は「Bomb Bomb」ではなく、BradyGamesの星のカービィ64攻略本内で使用されている「Tri-Missile Attack」にされている。
- 第9話のダイエットで5kg痩せるコマが10ポンド(約4.5kg)痩せるコマになった。
- 第11話で「コロコロアニキ」は固有名詞のためそのまま「CORO CORO ANIKI」としているが、描きおろし4コマ劇場!のアニキごっこ内の呼び名は単に「BIG BRO」としている。
- 第11話で「酒とギャンブルにおぼれ…、食べものにおぼれ…、」とあったところは「He turned to the dark side... ...and food...」(彼はダークサイドに堕ち…、食べ物に堕ち…)程度の表現に変更されている。
- あとがきに載せられた『快晴!! 青空教室』の絵にある文字も全て英訳されている(タイトルも『BEAUTIFUL DAY! OUTDOOR CLASSROOM』とされた)。
画像[]
脚注[]
- ^ 余談だが、のむらしんぼの漫画作品「超熱ゲームキッド!!クリエイ太」に作中のゲームパッケージに描かれているという形でカービィが登場している。
|