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本来の表記は「 星のカービィ あぶないグルメ屋敷!?の巻 」です。 この記事に付けられている題名はカービィWikiの記事の命名規則の制約により、不正確なものになっています。 |
星のカービィ
あぶないグルメ屋敷!?の巻 <漫画・雑誌・書籍> | |
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読み: | ほしのかーびぃ あぶないぐるめやしき!?のまき |
英名: | (Kirby and the Dengerous Gourmet Mansion?!)[1] |
ISBN: | ISBN 4-04-631336-2 |
著者: | 高瀬美恵 |
出版社: | KADOKAWA(角川つばさ文庫) |
分類: | 児童書 |
発売日: | 2013年8月12日 |
前後巻: |
星のカービィ あぶないグルメ屋敷!? の巻とは高瀬美恵作の小説。
概要[]
2013年8月12日に角川つばさ文庫より発売されたカービィ初のノベライズ作品。 高瀬美恵が執筆、苅野タウ・ぽとが絵を担当している。 2020年3月13日から同年4月5日までの間、新型コロナウイルス流行に伴ってKADOKAWA児童図書編集部が運営するヨメルバの企画、読みホーダイで全編無料公開されていた。 2022年5月13日からは同じくヨメルバのサイト内で「1冊まるごとためし読み」と称し、毎週金曜日に1章ずつ無料公開されている。
2022年4月7日にはMana Booksよりフランス語版が発売された。なお、2023年現在、他の巻のフランス語版は未発売である。
あらすじ[]
カービィたちが住むプププランドに、お金持ちのパフェスキー夫人が引っ越してきた。大きなお屋敷(やしき)に住む彼女は、たくさんのごちそうを用意して、自分のお誕生日会を開くという。それを聞いたカービィ、デデデ大王は、ごちそうを食べるため、なんとかそのパーティに出席しようと考えて……!? だけどそれは、プププランドの住民たちも巻き込む大事件のはじまりだった! ここでしか読めないオリジナルストーリー!!(角川つばさ文庫より転載)
章構成[]
- カービィとデデデ大王
- パーティのために
- コピー能力!
- 登場! メタナイト
- ごちそうがいっぱい!!
- 突然の事件!!
- 本当のパフェスキー夫人
- 洞くつで大パニック!!
- みんなでパーティ
登場したコピー能力[]
メインキャラクター[]
- カービィ
- ワドルディからパフェスキー夫人のパーティのことを聞き、お抱えシェフになってパーティに参加するべく料理を作るが、美味しいものをとにかく混ぜれば美味しくなると思っていたため、料理とは思えない何かを作ってしまう。パーティにメタナイトが招待され、パートナーを探していると聞くと、デデデとその座を取り合うことになるが、ワドルディの提案で二人一役をやることになった。女装をすることになると、お化粧をした自分の姿に見とれていた。
- ワドルディ
- カービィにパーティのことを教え、共に料理を作ろうとしたが、カービィがめちゃくちゃな材料を入れて失敗したため、諦めることになる。カービィに化粧をしたり、女装用のドレスを二人一役用に仕立て直したりするなど、器用な一面が見られる。パーティには行かなかったが事件解決後、招待が要らなくなったパーティに参加した。
- デデデ大王
- パーティへの招待状が届かないことに怒っている。カービィの料理をバーニンレオに邪魔させた。パーティにメタナイトが招待され、パートナーを探していると聞くと、カービィとその座を取り合うことになるが、ワドルディの提案で二人一役をやることになる。男同士でダンスするのはは違和感があると気づいた時には乗り気で女装をした。パーティではステーキがコックカワサキのものではない事を見破っていた。
- メタナイト
- かつて別のパーティで知り合った縁で、パーティに招待される。パートナーがいないことに困っており、どうしてもパーティに行きたかったカービィとデデデ大王をデデビィとして連れていくことになるが、二人の性格に手を焼き、周りの参加者からも様々なことを言われ、苦労することになる。デデデ大王や参加者の話から、パフェスキー夫人に疑問を持ち始める。
ゲストキャラクター[]
- パフェスキー夫人
- オリジナルキャラクター。最近プププランドに引っ越してきたお金持ちで、パーティを開くのでコック達を集め、様々な客に招待状を送っていた。見た目とは裏腹に我儘な性格で、コックの忠告を無視したり、理不尽な理由でコック達に罰を与え、隠し部屋に閉じ込めていた。今回の一件の後は改心する。
- ブロントバート
- 2章でワドルディにコックカワサキが不在の話をして去っていく。コックカワサキの料理のファン。
- バーニンレオ
- 3章で登場。デデデ大王の部下。強いがかなりの乱暴者で。カービィのかまどを壊すべく呼ばれたが、結局カービィにコピーされる。
- デデビィ
- カービィとデデデ大王が、パフェスキー夫人のパーティにもぐりこむために、頭カービィ、体デデデで変装した姿。パフェスキー夫人に名前を尋ねられて咄嗟にデデビィと名乗った。
- ウィリー
- プププランドの住人。6章に登場。コックカワサキを助けるべく、パフェスキー夫人を誘拐した一味の一人。だれにも負けないスピードが自慢だが、その速さを買われて時々デデデ大王にこきつかわれている。カービィにコピーされる。
- サーキブル
- プププランドの住人。7章に登場し、パフェスキー夫人を誘拐した一味の一人で、コックカワサキが助けを求めた手紙はサーキブル宛だった。時々デデデ大王にこきつかわれている戦士。カッターは鋼鉄をも切り裂く。カービィにコピーされる。
- ウォーキー
- 7・8章に登場。同じくパフェスキー夫人を誘拐した一味の一人で、時々デデデ大王にこき使われている。喋る時も大声でうるさい。やはりカービィにコピーされる。
用語[]
- パフェスキー夫人の誕生日パーティ
- デデデ大王がデデデ湖と呼んでいる湖のほとりの大きなお屋敷で開催された。百人の客が3日かかっても食べきれない料理が用意されるといわれていたが、カービィとデデデ大王によってわずか3時間あまりで食べつくされてしまう。
- 超豪華☆スイートスペシャルてんこもりカービィケーキ
- パフェスキー夫人のお抱えシェフになるためにカービィが作ったケーキ。記載のある材料は小麦粉、バター、たまご、牛乳、砂糖、オレンジジュース、アップルジュース、メープルシロップ、みそ、しょうゆ、コーラ、トウガラシ、ウーロン茶、ごま油、おろしにんにく、納豆、マヨネーズ、ポン酢、ラー油、バニラエッセンス、シナモン、ぬかみそ。記載のあるトッピングはとりのからあげ、シューマイ、ギョウザ、たくあん、ソーセージ、ちくわ、まぐろの切り身、生クリーム、イチゴジャム。見た目はどす黒く、試食したカービィは悲鳴を上げた。にも関わらず、後の話で再びケーキを作って試食し、再び悲鳴を上げている。
- デデデ山、デデデ湖、デデデ川、デデデ谷、デデデ平野
- デデデ大王だけが勝手に名前を付けて呼んでいる地名。元の地名があるようだが不明。
- 北の森の奥にある洞くつ
- 誘拐団がパフェスキー夫人を連れ去った先。
- 刑務所惑星
- 怒ったパフェスキー夫人が口にした地名。本当にあるのかどうかは不明。
- 朝ごはんの歌、おかわり音頭、はらぺこラブソング
- カービィの知っていた歌。歌詞は不明。
- カービィの歌(仮称)
- カービィが即興で作った歌。歌詞は以下の通り。
- ピザ三十枚〜
- おお、ピザ三十枚〜
- なんて、うらやましいの、ララララ〜
- ぼくも食べたいよ〜!
- ピザはやっぱりトマトソースが決め手だよ〜 (だよ〜、だよ〜)
- えーと、あと、チーズも大事だね〜 (だね〜、だね〜)!
- コックカワサキのステーキは最高だよ〜 (だよだよだよ〜)!
- みんなで食べよう、ビーフステーキ〜!
- デザートもおわすれなく、ララララ〜!
- ぼく、アイスが好き〜 (好き好き好き〜)!
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脚注[]
- ^ 『Kirby: Art & Style Collection』(VIZ Media版)p.258における英訳タイトル。
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