カービィWiki
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|分類=連載漫画
 
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『'''星のカービィ! も〜れつプププアワー!'''』は、[[谷口あさみ]]作の漫画。
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『'''星のカービィ! も〜れつプププアワー!'''』は、[[谷口あさみ]]作の漫画。略称は『も~ププ』が主で、作者本人も使用している<ref>[https://twitter.com/tng15_15asami/status/1049577438382981121?s=19 参照ツイート]</ref>。連載期間は9年11ヵ月と、カービィ漫画の中で4番目の長さ
   
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
小学館が出版している『月刊コロコロコミック』の2006年度11月号で4ページの予告を掲載したのち、翌12月号より連載開始。『別冊コロコロコミック』2006年度12月号では「[[星のカービィ 参上! ドロッチェ団|星のカービィ 参上! ドロッチェ団]]」というタイトルで読み切りが掲載され、単行本第1巻に「参上! ドロッチェ団 あいつの名はカービィ!!」というタイトルで収録された。
 
小学館が出版している『月刊コロコロコミック』の2006年度11月号で4ページの予告を掲載したのち、翌12月号より連載開始。『別冊コロコロコミック』2006年度12月号では「[[星のカービィ 参上! ドロッチェ団|星のカービィ 参上! ドロッチェ団]]」というタイトルで読み切りが掲載され、単行本第1巻に「参上! ドロッチェ団 あいつの名はカービィ!!」というタイトルで収録された。
   
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当初は『デデププ』の不穏な空気の中での連載終了によるショックや、独特の絵柄やネタから『デデププ』ファンからは嫌われる傾向にあったが、連載していくにつれ絵柄も安定していき、ボス系キャラのレギュラー化やバトル要素強さ、ギャグに徹底していた『デデププ』では成し得ないようなキャラごとの絡みもあり、好む人も多い。
初期は[[ドロッチェ団]]がレギュラーとして登場していたが、次第にモブキャラクターとしての登場が増えていった(そのため、第4巻の巻末スペシャルでは、[[カービィ]]と[[バウファイター]]に忘れられていた)ものの、最近はバランス良く登場している。[[メタナイト]]の剣の名が「[[ギャラクシア]]」であるなど、アニメ版の影響が見られる。デフォルメ化された谷口あさみがモブキャラクターとして登場することがしばしばある。またバトルシーンが[[星のカービィ デデデでプププなものがたり|デデププ]]に比べると多めで、中には1ページ1コマというシーンも多々存在する。新キャラクターを取り入れつつも、既存キャラクターを登場させている(モブという形でありながらも)。
 
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初期は『[[星のカービィ 参上! ドロッチェ団]]』と近い時期だったのもあるのか、[[ドロッチェ団]]がレギュラーとして登場していたが、次第にモブキャラクターとしての登場が増えていった(そのため、第4巻の巻末スペシャルでは、[[カービィ]]と[[バウファイター]]に忘れられていた)ものの、後半の巻はバランス良く登場している。[[メタナイト]]の剣の名が「[[ギャラクシア]]」であるなど、アニメ版の影響が見られる。デフォルメ化された谷口あさみがモブキャラクターとして登場することがしばしばある。またバトルシーンが[[星のカービィ デデデでプププなものがたり|デデププ]]に比べると多めで、中には1ページ1コマというシーンも多々存在する。新キャラクターを取り入れつつも、既存キャラクターを登場させている(モブという形でありながらも)。
   
 
第1巻と第4~7巻の巻末には、巻末スペシャルとしてクイズ集「クイズ!! カービィQ」が収録された。第1巻は全8問、第4巻は全6問、第5巻は全4問、第6・7巻は全3問。さらに第7巻巻末には「らくがきコーナー バウのヒゲをかいてみ!!」という<!--誰得な-->コーナーがある。ちなみにカバー表紙・裏表紙、カバーを外した表紙・裏表紙のイラストが毎回違う。また10巻からはカバーに4コマ漫画が載るようになった。
 
第1巻と第4~7巻の巻末には、巻末スペシャルとしてクイズ集「クイズ!! カービィQ」が収録された。第1巻は全8問、第4巻は全6問、第5巻は全4問、第6・7巻は全3問。さらに第7巻巻末には「らくがきコーナー バウのヒゲをかいてみ!!」という<!--誰得な-->コーナーがある。ちなみにカバー表紙・裏表紙、カバーを外した表紙・裏表紙のイラストが毎回違う。また10巻からはカバーに4コマ漫画が載るようになった。
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2016年10月号で、突然の連載終了となった。次回作は[[武内いぶき]]による『[[星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜]]』となる。
   
 
== 登場キャラクター ==
 
== 登場キャラクター ==
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: プププランド一、のうてんきで食いしん坊。一人称は「ボク」。語尾に「のだ」をつけることが多い。連載当初(1〜2巻辺り)は全体的に口が大きく、目の下部のハイライトが点描で、歯が全面的にむき出しして描かれる傾向があったが、最近では歯は左上の八重歯がチャームポイントとして残る程度で、可愛く描かれる傾向が強くなり、目の下部のハイライトの描画法も変わった。手や足が非常に丸く、足にてかりがある。その一方で時折存在するバトル漫画としての画風も維持されている。またたまにネタとして濃い顔になることがある。性格としては前述のように実に能天気で、食べ物に対する執着心は並々ならぬものである。ちなみに連載開始から5巻の第8話まで自分の家に帰ったことが無かった。大抵行動するときは、[[クールスプーク|クール]]・[[バウファイター|バウ]]・[[ガオガオ]]・[[ナックルジョー]]と一緒に5人であることが多い。
 
: プププランド一、のうてんきで食いしん坊。一人称は「ボク」。語尾に「のだ」をつけることが多い。連載当初(1〜2巻辺り)は全体的に口が大きく、目の下部のハイライトが点描で、歯が全面的にむき出しして描かれる傾向があったが、最近では歯は左上の八重歯がチャームポイントとして残る程度で、可愛く描かれる傾向が強くなり、目の下部のハイライトの描画法も変わった。手や足が非常に丸く、足にてかりがある。その一方で時折存在するバトル漫画としての画風も維持されている。またたまにネタとして濃い顔になることがある。性格としては前述のように実に能天気で、食べ物に対する執着心は並々ならぬものである。ちなみに連載開始から5巻の第8話まで自分の家に帰ったことが無かった。大抵行動するときは、[[クールスプーク|クール]]・[[バウファイター|バウ]]・[[ガオガオ]]・[[ナックルジョー]]と一緒に5人であることが多い。
 
; [[デデデ大王]]
 
; [[デデデ大王]]
: カービィといつもモメつつも、実は仲が良かったりする。目がキリリとしている。部下に[[バッティー]]、[[ヘビーナイト]]が主に付いてくる。連載当初(1〜2巻)は『[[星のカービィ 参上! ドロッチェ団|参ドロ]]』の影響もあってか出番は控えめであったが、現在は他キャラクター同様出番が多く、ツッコミ役に回ることが多め。
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: カービィといつもモメつつも、実は仲が良かったりする。一人称は「わがはい」で関西弁で話す。目がキリリとしている。部下に[[バッティー]]、[[ヘビーナイト]]が主に付いてくる。連載当初(1〜2巻)は『[[星のカービィ 参上! ドロッチェ団|参ドロ]]』の影響もあってか出番は控えめであったが、現在は他キャラクター同様出番が多く、ツッコミ役に回ることが多め。バトルの腕は非常に高く、カービィやメタナイトと張り合えるほど
 
:; [[バッティー]]、[[ヘビーナイト]]
 
:; [[バッティー]]、[[ヘビーナイト]]
 
:: デデデ大王の部下。
 
:: デデデ大王の部下。
 
; [[メタナイト]]
 
; [[メタナイト]]
: とってもキザで凄腕の剣士。手には[[ギャラクシア]]を握る(充電式)。一人称は「わたし」。登場シーンでは背景にバラときらきらした輝きが描かれている。決めゼリフは『愛と正義のメタナイト』。頻繁に英語を使う(「オーマイガッ!」など)。第1巻巻末のギャラクシアの名前を当てさせるクイズで選択肢に「産地直送大根」・「もの干し竿」がある。実は意外とやられキャラである(2巻の6話など)苦手な物は幽霊で、9巻5話では[[ゴースト]]カービィ相手に気絶する。10巻第7話では、なぜかカービィの体の中のカービィ大戦争にハンバーグ軍として紛れ込んでいる(作者も紛れており、カレー軍側に居る)。
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: とってもキザで凄腕の剣士。手には[[ギャラクシア]]を握る(充電式)。一人称は「わたし」。登場シーンでは背景にバラときらきらした輝きが描かれている。決めゼリフは『愛と正義のメタナイト』。頻繁に英語を使う(「オーマイガッ!」など)。第1巻巻末のギャラクシアの名前を当てさせるクイズで選択肢に「産地直送大根」・「もの干し竿」がある。実は意外とやられキャラである(2巻の6話など)苦手な物は幽霊で、9巻5話では[[ゴースト]]カービィ相手に気絶する。10巻第7話では、なぜかカービィの体の中のカービィ大戦争にハンバーグ軍として紛れ込んでいる(作者も紛れており、カレー軍側に居る)。「メタくん」という4コマ漫画がある
 
; [[クールスプーク]]
 
; [[クールスプーク]]
 
: 登場人物紹介では「クール」。カービィにナイスツッコミを入れるしっかり者。絵は夢の泉デラックスの物に準拠(頭に輪っか)。カービィと仲が良く、一緒に行動している事が多い。台詞はバウに比べれば少ないが、ボケる時はボケる。
 
: 登場人物紹介では「クール」。カービィにナイスツッコミを入れるしっかり者。絵は夢の泉デラックスの物に準拠(頭に輪っか)。カービィと仲が良く、一緒に行動している事が多い。台詞はバウに比べれば少ないが、ボケる時はボケる。
 
; [[バウファイター]]
 
; [[バウファイター]]
 
: 登場人物紹介では「バウ」。犬のような不思議な生き物でマイペース。ゲームのバウファイターのように、目つきは怖くない。クールスプークみたいにツッコミに走ることは少ないが、ボケに走ることは多い。そのボケがシュールなこともしばしば。顔の超ドアップ(1コマ辺り0.5頁~2頁の大きさ)でギャグを言う事も多く、そのギャグで相手を凍らせて一時的に動きを止める事もある。カービィと仲が良く、一緒に行動している事が多い。家は和風で座布団にちゃぶ台に新聞を読むというコマがしばしば登場する(しばしばカービィに居候されたり、カービィ他に邪魔されたりする)。
 
: 登場人物紹介では「バウ」。犬のような不思議な生き物でマイペース。ゲームのバウファイターのように、目つきは怖くない。クールスプークみたいにツッコミに走ることは少ないが、ボケに走ることは多い。そのボケがシュールなこともしばしば。顔の超ドアップ(1コマ辺り0.5頁~2頁の大きさ)でギャグを言う事も多く、そのギャグで相手を凍らせて一時的に動きを止める事もある。カービィと仲が良く、一緒に行動している事が多い。家は和風で座布団にちゃぶ台に新聞を読むというコマがしばしば登場する(しばしばカービィに居候されたり、カービィ他に邪魔されたりする)。
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: この風貌のバウファイターがレギュラーで登場し活躍していた影響は大きく、後の別の作者による漫画でも、原作絵ではなくこれに近い描かれ方をしている物がある(『[[星のカービィ パクッと大爆ショー!!]]』や『[[星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜]]』)。
 
; [[ガオガオ]]
 
; [[ガオガオ]]
 
: 心優しくとっても友達思い。しかし気の弱い所がある。イケメンで描かれる事がたまにある。カービィやクール、バウと一緒に登場することが多い。
 
: 心優しくとっても友達思い。しかし気の弱い所がある。イケメンで描かれる事がたまにある。カービィやクール、バウと一緒に登場することが多い。
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:; [[チューリン]]
 
:; [[チューリン]]
 
; [[マルク]]
 
; [[マルク]]
: 4巻で前後編の話で初登場し、それ以降ほぼレギュラーで登場するようになった。ゲームと異なり両手がある。カービィに悪さを仕掛けたりするが、時には一緒に遊びに興じる事もしばしば。
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: 4巻で前後編の話で初登場し、それ以降レギュラーで登場するようになった。ゲームと異なり両手がある。カービィに悪さを仕掛けたりするが、時には一緒に遊びに興じる事もしばしば。
 
; [[マホロア]]
 
; [[マホロア]]
: 7巻で初登場し、それ以降、ほぼレギュラーで登場するようになった。相変わらずプププランドの侵略を企んでいるものの、うまく行っていない。9巻9話で壊れたローアを再建しプププランド侵略しようとするも、カービィの蹴った石ころでローアはあっさり破壊されてしまう。10巻9話で服を脱いで風呂に入るシーンがあるが、マホロア自身の服を脱いだ姿がどうなっているのかは、はっきりとはわからない。
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: 7巻で初登場し、それ以降、レギュラーで登場するようになった。相変わらずプププランドの侵略を企んでいるものの、うまく行っていない。9巻9話で壊れたローアを再建しプププランド侵略しようとするも、カービィの蹴った石ころでローアはあっさり破壊されてしまう。10巻9話で服を脱いで風呂に入るシーンがあるが、マホロア自身の服を脱いだ姿がどうなっているのかは、はっきりとはわからない。
 
; [[タランザ]]
 
; [[タランザ]]
: 9巻で初登場し、それ以降、ほぼレギュラーで登場するようになった。[[クィン・セクトニア]]に命じられ、プププランドを支配しに来たが、カービィに時折敵対心を燃やすものの、いつの間にか完全にプププランドに馴染んでしまっている。ちなみにプププランド支配という目的がデデデ大王達にばれたのは10巻6話のクィン・セクトニア訪問時。趣味は日記でいかなる時も欠かさない。日記にはセクトニアに殴られたり踏まれたりなどして喜んだ旨の内容も書かれているため、セクトニアに対してはかなりマゾな性格と伺える。手が6本あるが、タランザの命令に従うものの、意思自体は個別にあるようで、10巻12話ではタランザの手3号が家出をする。
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: 9巻で初登場し、それ以降、レギュラーで登場するようになった。[[クィン・セクトニア]]に命じられ、プププランドを支配しに来たが、カービィに時折敵対心を燃やすものの、いつの間にか完全にプププランドに馴染んでしまっている。ちなみにプププランド支配という目的がデデデ大王達にばれたのは10巻6話のクィン・セクトニア訪問時。趣味は日記でいかなる時も欠かさない。日記にはセクトニアに殴られたり踏まれたりなどして喜んだ旨の内容も書かれているため、セクトニアに対してはかなりマゾな性格と伺える。手が6本あるが、タランザの命令に従うものの、意思自体は個別にあるようで、10巻12話ではタランザの手3号が家出をする。
 
; [[ウォンキィ]]
 
; [[ウォンキィ]]
 
: 9巻で初登場し、タランザの攻撃に対してアドバイスなどを行う。以降はカービィ達と共に一緒に遊んだりと、準レギュラーに近い形で登場している。
 
: 9巻で初登場し、タランザの攻撃に対してアドバイスなどを行う。以降はカービィ達と共に一緒に遊んだりと、準レギュラーに近い形で登場している。
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; [[クィン・セクトニア]]
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: 10巻で初登場し、それ以降タランザ関連でたまに登場する。プププランド支配をやめて平和に過ごそうとするも、悪役時代の自分が出たり、平和アレルギーに苦しんだりしてついつい破壊的衝動に駆られている。<!--あとかわいい-->
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; [[エリーヌ]]
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: 11巻で初登場。世界征服をたくらむクレイシアから逃げてきたが、世界征服を一旦諦めたクレイシアとそのままプププランドに居る。顔芸される事が多い。
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; [[クレイシア]]
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: 11巻で初登場。世界征服を企んでいたがカービィの芸術作品を見て作品作りの実力を上げるまで征服をやめることにした。そのままエリーヌとプププランドに居る。なお、外見は最後までダーククラフターの憑依した姿だった。
  +
; [[ブリッパー]]
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: 11巻で初登場。カービィが自分の家の前にプールを作る際に干からびている所を助けられ、以後、カービィの家の前のプールに住み着く。手や足が生えて外を動き回るというのが夢だった。大抵干からびていたり焼かれたりという目に遭う。
  +
; [[秘書スージー]]
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: 13巻で初登場。プププランドを侵略しに来たがハルトマンがカービィのお陰で大儲けして以降も、なぜかプププランドに居る。
 
; [[ペイントローラー]]
 
; [[ペイントローラー]]
 
: 準レギュラーに近いキャラクター。カービィたちと一緒に行動している事もあれば、モブキャラとしている事もある。公式絵と違い細目。9巻ではバウンシーと一緒にいるコマが3箇所ある。なお、[[チリー]]と同行していることも多い。
 
: 準レギュラーに近いキャラクター。カービィたちと一緒に行動している事もあれば、モブキャラとしている事もある。公式絵と違い細目。9巻ではバウンシーと一緒にいるコマが3箇所ある。なお、[[チリー]]と同行していることも多い。
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: 準レギュラーに近いキャラクター。たまにカービィ達と一緒に居る。
 
: 準レギュラーに近いキャラクター。たまにカービィ達と一緒に居る。
 
; [[Mr.フロスティ]]
 
; [[Mr.フロスティ]]
: 露店などで品物を売っている事が多い。
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: 露店などで品物を売っている事が多い。「だっぺ」が口癖
 
; [[コックカワサキ]]
 
; [[コックカワサキ]]
: 露店や店舗で、料理やデザートを売っている事が多い。
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: 露店や店舗で、料理やデザートを売っている事が多い。目が輝いており、口癖は「ある」
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: よくカービィに食い逃げされる。
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; [[つっこみ隊]]
 
; [[つっこみ隊]]
: [[チップ]]と[[ビルゲ]]の世の中のあらゆるものにつっこみを入れて回る2人組。2~4巻を中心に登場。イベントの司会役が多い。最近はモブキャラとしての登場が多い。
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: [[チップ]]と[[ビルゲ]]の世の中のあらゆるものにつっこみを入れて回る2人組。2~4巻を中心に登場。イベントの司会役が多い。その後はモブキャラとしての登場が多い。
 
; [[カクサン]]
 
; [[カクサン]]
 
: 7巻第5話の桃太郎コンテストで優勝。コロコロ編集部の藤本お気に入りのキャラクターらしい。最近もモブでたまに出てくる。9巻表紙にもちゃっかり居る。
 
: 7巻第5話の桃太郎コンテストで優勝。コロコロ編集部の藤本お気に入りのキャラクターらしい。最近もモブでたまに出てくる。9巻表紙にもちゃっかり居る。
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: オリジナルキャラクター。トーンを大量に使用した、世界に1匹しか居ないと言う熱帯魚。該当記事参照。
 
: オリジナルキャラクター。トーンを大量に使用した、世界に1匹しか居ないと言う熱帯魚。該当記事参照。
 
; [[谷口あさみ]]
 
; [[谷口あさみ]]
: 作者のデフォルメ化された姿。主に2巻まで、話のコマの中でちょこちょこ登場する。最近は登場しなくなった。前面に「谷口」と書かれたネームプレートの貼ってある菅笠を被り、和風の防寒着を着て腹巻をし、手にはスプーンペンと原稿を持っている。第1巻p10で初登場。
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: 作者のデフォルメ化された姿。主に2巻まで、話のコマの中でちょこちょこ登場する。その後は登場しなくなった。前面に「谷口」と書かれたネームプレートの貼ってある菅笠を被り、和風の防寒着を着て腹巻をし、手にはスプーンペンと原稿を持っている。第1巻p10で初登場。
   
 
== 単行本 ==
 
== 単行本 ==
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== 外部リンク ==
 
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[[Category:漫画]]
 
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2019年3月9日 (土) 11:02時点における版

星のカービィ!
も〜れつプププアワー!
Taniguchi-10a
読み: ほしのかーびぃ! も〜れつぷぷぷあわー!
著者: 谷口あさみ
出版社: 小学館
分類: 連載漫画
連載誌: コロコロコミック
連載期間: 2006年度12月号〜2016年10月号
単行本数: 単行本全13巻

星のカービィ! も〜れつプププアワー!』は、谷口あさみ作の漫画。略称は『も~ププ』が主で、作者本人も使用している[1]。連載期間は9年11ヵ月と、カービィ漫画の中で4番目の長さ。

概要

小学館が出版している『月刊コロコロコミック』の2006年度11月号で4ページの予告を掲載したのち、翌12月号より連載開始。『別冊コロコロコミック』2006年度12月号では「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」というタイトルで読み切りが掲載され、単行本第1巻に「参上! ドロッチェ団 あいつの名はカービィ!!」というタイトルで収録された。

当初は『デデププ』の不穏な空気の中での連載終了によるショックや、独特の絵柄やネタから『デデププ』ファンからは嫌われる傾向にあったが、連載していくにつれ絵柄も安定していき、ボス系キャラのレギュラー化やバトル要素強さ、ギャグに徹底していた『デデププ』では成し得ないようなキャラごとの絡みもあり、好む人も多い。

初期は『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』と近い時期だったのもあるのか、ドロッチェ団がレギュラーとして登場していたが、次第にモブキャラクターとしての登場が増えていった(そのため、第4巻の巻末スペシャルでは、カービィバウファイターに忘れられていた)ものの、後半の巻はバランス良く登場している。メタナイトの剣の名が「ギャラクシア」であるなど、アニメ版の影響が見られる。デフォルメ化された谷口あさみがモブキャラクターとして登場することがしばしばある。またバトルシーンがデデププに比べると多めで、中には1ページ1コマというシーンも多々存在する。新キャラクターを取り入れつつも、既存キャラクターを登場させている(モブという形でありながらも)。

第1巻と第4~7巻の巻末には、巻末スペシャルとしてクイズ集「クイズ!! カービィQ」が収録された。第1巻は全8問、第4巻は全6問、第5巻は全4問、第6・7巻は全3問。さらに第7巻巻末には「らくがきコーナー バウのヒゲをかいてみ!!」というコーナーがある。ちなみにカバー表紙・裏表紙、カバーを外した表紙・裏表紙のイラストが毎回違う。また10巻からはカバーに4コマ漫画が載るようになった。

2016年10月号で、突然の連載終了となった。次回作は武内いぶきによる『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』となる。

登場キャラクター

カービィ
プププランド一、のうてんきで食いしん坊。一人称は「ボク」。語尾に「のだ」をつけることが多い。連載当初(1〜2巻辺り)は全体的に口が大きく、目の下部のハイライトが点描で、歯が全面的にむき出しして描かれる傾向があったが、最近では歯は左上の八重歯がチャームポイントとして残る程度で、可愛く描かれる傾向が強くなり、目の下部のハイライトの描画法も変わった。手や足が非常に丸く、足にてかりがある。その一方で時折存在するバトル漫画としての画風も維持されている。またたまにネタとして濃い顔になることがある。性格としては前述のように実に能天気で、食べ物に対する執着心は並々ならぬものである。ちなみに連載開始から5巻の第8話まで自分の家に帰ったことが無かった。大抵行動するときは、クールバウガオガオナックルジョーと一緒に5人であることが多い。
デデデ大王
カービィといつもモメつつも、実は仲が良かったりする。一人称は「わがはい」で関西弁で話す。目がキリリとしている。部下にバッティーヘビーナイトが主に付いてくる。連載当初(1〜2巻)は『参ドロ』の影響もあってか出番は控えめであったが、現在は他キャラクター同様出番が多く、ツッコミ役に回ることが多め。バトルの腕は非常に高く、カービィやメタナイトと張り合えるほど。
バッティーヘビーナイト
デデデ大王の部下。
メタナイト
とってもキザで凄腕の剣士。手にはギャラクシアを握る(充電式)。一人称は「わたし」。登場シーンでは背景にバラときらきらした輝きが描かれている。決めゼリフは『愛と正義のメタナイト』。頻繁に英語を使う(「オーマイガッ!」など)。第1巻巻末のギャラクシアの名前を当てさせるクイズで選択肢に「産地直送大根」・「もの干し竿」がある。実は意外とやられキャラである(2巻の6話など)。苦手な物は幽霊で、9巻5話ではゴーストカービィ相手に気絶する。10巻第7話では、なぜかカービィの体の中のカービィ大戦争にハンバーグ軍として紛れ込んでいる(作者も紛れており、カレー軍側に居る)。「メタくん」という4コマ漫画がある。
クールスプーク
登場人物紹介では「クール」。カービィにナイスツッコミを入れるしっかり者。絵は夢の泉デラックスの物に準拠(頭に輪っか)。カービィと仲が良く、一緒に行動している事が多い。台詞はバウに比べれば少ないが、ボケる時はボケる。
バウファイター
登場人物紹介では「バウ」。犬のような不思議な生き物でマイペース。ゲームのバウファイターのように、目つきは怖くない。クールスプークみたいにツッコミに走ることは少ないが、ボケに走ることは多い。そのボケがシュールなこともしばしば。顔の超ドアップ(1コマ辺り0.5頁~2頁の大きさ)でギャグを言う事も多く、そのギャグで相手を凍らせて一時的に動きを止める事もある。カービィと仲が良く、一緒に行動している事が多い。家は和風で座布団にちゃぶ台に新聞を読むというコマがしばしば登場する(しばしばカービィに居候されたり、カービィ他に邪魔されたりする)。
この風貌のバウファイターがレギュラーで登場し活躍していた影響は大きく、後の別の作者による漫画でも、原作絵ではなくこれに近い描かれ方をしている物がある(『星のカービィ パクッと大爆ショー!!』や『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』)。
ガオガオ
心優しくとっても友達思い。しかし気の弱い所がある。イケメンで描かれる事がたまにある。カービィやクール、バウと一緒に登場することが多い。
ナックルジョー
3巻の第6話で初登場し、特に何の説明もなくその後の話にも登場。3巻第12話で洞窟で彷徨っていた所をカービィと激突し、気絶し、カービィにヘルパーとして召喚される(その後はヘルパーを解除している)。最後に友達でいる事を言った後、後の話にはレギュラーとしてカービィたちと一緒にずっと登場している。
ドロッチェ団
ドロッチェ
一攫千金を目指すドロッチェ団のボス。しかし3・4巻辺りで登場回数が減り、4巻の最後ではそのことをネタにされている。「あつめて! カービィ」の効果か、7巻でも登場しており、それ以降は台詞付きでほぼ毎回登場するようになった。10巻では大した登場が無かった事をカービィQのコーナーで呟く(それでもモブとしての登場はかなり多かった)。
スピン
ストロン
ドク
チューリン
マルク
4巻で前後編の話で初登場し、それ以降準レギュラーで登場するようになった。ゲームと異なり両手がある。カービィに悪さを仕掛けたりするが、時には一緒に遊びに興じる事もしばしば。
マホロア
7巻で初登場し、それ以降、準レギュラーで登場するようになった。相変わらずプププランドの侵略を企んでいるものの、うまく行っていない。9巻9話で壊れたローアを再建しプププランド侵略しようとするも、カービィの蹴った石ころでローアはあっさり破壊されてしまう。10巻9話で服を脱いで風呂に入るシーンがあるが、マホロア自身の服を脱いだ姿がどうなっているのかは、はっきりとはわからない。
タランザ
9巻で初登場し、それ以降、準レギュラーで登場するようになった。クィン・セクトニアに命じられ、プププランドを支配しに来たが、カービィに時折敵対心を燃やすものの、いつの間にか完全にプププランドに馴染んでしまっている。ちなみにプププランド支配という目的がデデデ大王達にばれたのは10巻6話のクィン・セクトニア訪問時。趣味は日記でいかなる時も欠かさない。日記にはセクトニアに殴られたり踏まれたりなどして喜んだ旨の内容も書かれているため、セクトニアに対してはかなりマゾな性格と伺える。手が6本あるが、タランザの命令に従うものの、意思自体は個別にあるようで、10巻12話ではタランザの手3号が家出をする。
ウォンキィ
9巻で初登場し、タランザの攻撃に対してアドバイスなどを行う。以降はカービィ達と共に一緒に遊んだりと、準レギュラーに近い形で登場している。
クィン・セクトニア
10巻で初登場し、それ以降タランザ関連でたまに登場する。プププランド支配をやめて平和に過ごそうとするも、悪役時代の自分が出たり、平和アレルギーに苦しんだりしてついつい破壊的衝動に駆られている。
エリーヌ
11巻で初登場。世界征服をたくらむクレイシアから逃げてきたが、世界征服を一旦諦めたクレイシアとそのままプププランドに居る。顔芸される事が多い。
クレイシア
11巻で初登場。世界征服を企んでいたがカービィの芸術作品を見て作品作りの実力を上げるまで征服をやめることにした。そのままエリーヌとプププランドに居る。なお、外見は最後までダーククラフターの憑依した姿だった。
ブリッパー
11巻で初登場。カービィが自分の家の前にプールを作る際に干からびている所を助けられ、以後、カービィの家の前のプールに住み着く。手や足が生えて外を動き回るというのが夢だった。大抵干からびていたり焼かれたりという目に遭う。
秘書スージー
13巻で初登場。プププランドを侵略しに来たがハルトマンがカービィのお陰で大儲けして以降も、なぜかプププランドに居る。
ペイントローラー
準レギュラーに近いキャラクター。カービィたちと一緒に行動している事もあれば、モブキャラとしている事もある。公式絵と違い細目。9巻ではバウンシーと一緒にいるコマが3箇所ある。なお、チリーと同行していることも多い。
チリーワドルディワドルドゥ
準レギュラーに近いキャラクター。たまにカービィ達と一緒に居る。
Mr.フロスティ
露店などで品物を売っている事が多い。「だっぺ」が口癖。
コックカワサキ
露店や店舗で、料理やデザートを売っている事が多い。目が輝いており、口癖は「ある」。
よくカービィに食い逃げされる。
つっこみ隊
チップビルゲの世の中のあらゆるものにつっこみを入れて回る2人組。2~4巻を中心に登場。イベントの司会役が多い。その後はモブキャラとしての登場が多い。
カクサン
7巻第5話の桃太郎コンテストで優勝。コロコロ編集部の藤本お気に入りのキャラクターらしい。最近もモブでたまに出てくる。9巻表紙にもちゃっかり居る。
パンま
オリジナルキャラクター。トーンを大量に使用した、世界に1匹しか居ないと言う熱帯魚。該当記事参照。
谷口あさみ
作者のデフォルメ化された姿。主に2巻まで、話のコマの中でちょこちょこ登場する。その後は登場しなくなった。前面に「谷口」と書かれたネームプレートの貼ってある菅笠を被り、和風の防寒着を着て腹巻をし、手にはスプーンペンと原稿を持っている。第1巻p10で初登場。

単行本

表紙 裏表紙 カバー無し
表紙
カバー無し
裏表紙
発売日 ISBN
1巻 Taniguchi-01a Taniguchi-01b Taniguchi-01c Taniguchi-01d 2007年8月27日 ISBN 978-4-09-140354-4
2巻 Taniguchi-02a Taniguchi-02b Taniguchi-02c Taniguchi-02d 2008年7月2日 ISBN 978-4-09-140654-5
3巻 Taniguchi-03a Taniguchi-03b Taniguchi-03c Taniguchi-03d 2009年5月3日 ISBN 978-4-09-140790-0
4巻 Taniguchi-04a Taniguchi-04b Taniguchi-04c Taniguchi-04d 2010年3月3日 ISBN 978-4-09-140899-0
5巻 Taniguchi-05a Taniguchi-05b Taniguchi-05c Taniguchi-05d 2011年3月5日 ISBN 978-4-09-141200-3
6巻 Taniguchi-06a Taniguchi-06b Taniguchi-06c Taniguchi-06d 2011年10月3日 ISBN 978-4-09-141343-7
7巻 Taniguchi-07a Taniguchi-07b Taniguchi-07c Taniguchi-07d 2012年6月2日 ISBN 978-4-09-141440-3
8巻 Taniguchi-08a Taniguchi-08b Taniguchi-08c Taniguchi-08d 2013年3月28日 ISBN 978-4-09-141630-8
9巻 Taniguchi-09a Taniguchi-09b Taniguchi-09c Taniguchi-09d 2014年2月28日 ISBN 978-4091417008
10巻 Taniguchi-10a Taniguchi-10b Taniguchi-10c Taniguchi-10d 2015年2月27日 ISBN 978-4091418784
11巻 Taniguchi-11a Taniguchi-11b Taniguchi-11c Taniguchi-11d 2015年8月28日 ISBN 978-4091420305
12巻 Taniguchi-12a Taniguchi-12b Taniguchi-12c Taniguchi-12d 2016年4月28日 ISBN 978-4091421593
13巻 Taniguchi-13a Taniguchi-13b Taniguchi-13c Taniguchi-13d 2016年11月28日 ISBN 978-4091422293

脚注

外部リンク


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