新世界
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読み: | しんせかい |
英名: | New World |
初登場: | 星のカービィ ディスカバリー |
新世界とは、『星のカービィ ディスカバリー』に登場する地名。
概要[]
ナゾのうずに吸い込まれたカービィがたどり着いた。『星のカービィ ディスカバリー』の冒険の舞台であり、滅びた文明と自然が融合した歴代作品とは一線を画す世界。かつて存在した文明の文字や建物に道具、曲がある。
住民[]
存在のみが示されている先住民[]
- NEICHEL
- ワンダリア
- ラボ・ディスカバールの研究チーム
ステージ[]
ワールドの表記は「ニンテンドードリーム 2022年6月号」より。ワールド6までの頭文字とラボ・ディスカバールの2単語の頭文字を取ることで「NEW WORLD」となる[1]。はじまりの大陸と禁足の島は海を隔てて離れており、陸地が繋がっているワールドでは同じ曲がワールドの雰囲気に応じてアレンジされて使われており、他のワールドに移動すると曲がシームレスに切り替わる。絶島の空間はエンディング後にワドルディの町に現れるナゾのうずから行ける。
- はじまりの大陸
- 禁足の島
- ワールド5 オリジネシア荒野大地
- ワールド6 レッドガル禁足地
- ワールド7 ラボ・ディスカバール
- 絶島の空間
- ワールド8 絶島ドリーミー・フォルガ
文明[]
新世界にはかつて文明が存在しており、その名残が随所に残っている。
異世界言語[]
新世界の随所にある文字はアルファベットと対応しており、解読することが可能になっている。頑張って進めれば全ての文字が読めるようになっているらしい[2]。数字に対応した文字もあり、これは上下をひっくり返すと対応したものが分かりやすい。
後述の当時大流行した曲は、この言語で歌われている。ハートが「ファルダ」、おいしいが「マーシャス」など、ジャマハルダの言語に近い響きと意味を持つ単語があるが関連性は不明。
曲[]
はじまりの地にあるラジオから聞こえる「WELCOME TO THE NEW WORLD!」という当時の世界で大流行していた歌が流れてくる。また、「こわいケモノのにおい」のBGMもこの世界に存在した模様。
企業[]
作中で明らかになっている3企業の頭文字を合わせるとHALになり、フィギュアコレクションでもその順番に並んでいる。
- ホラインコーポレーション
- 車や工業製品、建設業を取り扱っていた企業。ビルや道路、遊園地の乗り物もホライン製であり、作中の水道管や土管などにもホラインのマークが見られる。車を扱っていたのはホラインオートカスタムという店で、くるまほおばりで使う水色の車はホラインのものと考えられる。
- アライブルホールディングス
- 大型ショッピングモールのアライブルモールを運営。作中ではネイチェル草原の店舗とオリジネシア荒野大地の店舗が確認できる。「あなたのライフを いきいきと」をキャッチコピーに飲食、レジャー、サービス関係に手広く展開していたという。自動販売機にもアライブルのマークがある。
- ライトロンワークスカンパニー
- エレクトロやバイオ、宇宙開発にまで力を入れ、研究施設にも投資する巨大企業で、分社化が進む中でライバル企業が増え、企業戦争が加熱していったらしい。はじまりの地にあるラジオや資源エネルギープラントの設備、ラボ・ディスカバールにあるモンスタートレーラーにもライトロンのロゴが描かれている。
その他[]
随所にデスクトップのパソコンが置かれているが、現実で言う1980年代くらいの分厚い機種となっている。
余談[]
- 新世界の世界観が作られていくきっかけには、ほおばりヘンケイの発案があったという。人間にとっては見慣れたものを、カービィがほおばって命を吹き込むというアイデアから、まず文明がかつて存在した世界が生まれた。その後、怖くなり過ぎないように自然を広げ、カービィの世界観と調和させていったという。異世界言語の看板などもかつて楽しい世界があったことを示すようになっている[3]。
脚注[]
- ^ ドリーミー・フォルガのDを取っても「NEW WORLD」になるが、英名では「Forgo Dream」となっているため意図されたものではないと思われる。
- ^ ニンドリ6月号『星のカービィ ディスカバリー』開発者インタビューこぼれ話
- ^ 開発者に訊きました : 星のカービィ ディスカバリー
関連記事[]
- 星のカービィ ディスカバリー
- ブルブルスター - 地球と似たような文明があり、先住民がいなくなったという共通点がある。
- 英語版Kirby Wiki ディスカッション 異世界言語の文字とアルファベットの対応表あり