この記事は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのステージとしての「戦艦ハルバード」について書かれています。 - 『星のカービィ』シリーズに登場する「戦艦ハルバード」については、戦艦ハルバードをご覧ください。
- 『毛糸のカービィ』のステージについては、せんかんハルバードをご覧ください。
戦艦ハルバード
<ステージ> | |
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読み: | せんかんはるばーど |
英名: | Halberd |
初登場: | 大乱闘スマッシュブラザーズX |
戦艦ハルバードは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに登場するステージである。
概要[]
『大乱闘スマッシュブラザーズX』で、「戦艦ハルバード」という名称で登場。格納庫と思われる場所からスタートし、数秒後に一気に飛び立つ(※この際飛行する本体の足場に乗っておらず、格納庫や船の床に立っていた場合ミスとなる)。約2分間戦艦ハルバードの周囲を周回した後、二連主砲の前に着陸する。ランダムで上段のボム(当たり判定が大きい)と下段のレーザー(ロックオン機能付きで連続当たり判定)とアーム(レーザーよりもかわしにくい)による攻撃がある。その後再び飛び立つ(※)。その後は飛行と二連主砲前のループとなる。
出典は『星のカービィ スーパーデラックス』であるが、戦艦のデザインには若干の変更が行われている。『X』のモデルは『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』に譲渡されており[1]、その変更点の多くは以降のカービィシリーズにおける戦艦ハルバードに逆輸入されている。詳しくは該当ページ参照。
登場作品[]
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 概要の通り。2006年のE3で公開された映像にもメタナイトの参戦発表を兼ねてこのステージで戦っている様子が伺える。
- フィギュアも存在し、イベント戦#3「ピンクだま潜入」をクリアでクリアゲッターを開放できる(ゴールデンハンマーでは割れない)。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
- フィギュアとして登場。当時本編での最新の登場が『USDX』であるため、携帯ゲーム機の要素として選出されたか。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
- ステージとして『X』から続投。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- ステージが続投しているが、背景が大きく変更され、以前までは「亜空の使者」のような暗い赤に染まった空だったが今作では海に夕陽が照る「メタナイトの逆襲」のような表現が追加された。
- 二連主砲のアームが攻撃時に回転するようになり、視覚的にわかりやすくなった。威力も大幅に上がっている。
- また、スピリットとしても登場。使用されているアートワークは今作のオリジナル。種類はサポーターで階級はLEGEND。効果はアーマーナイトで、スピードが落ちる代わりに攻撃力と防御力が上がる。原作において多種多様な乗り物を乗りこなすファンキーコングの商店に、乗り物の一環として販売されている。
「亜空の使者」における戦艦ハルバード[]
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ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす) |
- 本編開始前
- アドベンチャーモード「亜空の使者」にて登場。亜空の使者本編前にタブーによって狙われ、メタナイトと同席していたデデデが護ろうとするもデデデが図らずも足を引っ張ったせいで強奪される(このシーンは容量の都合上カットされた)。この時デデデはタブーの力を目の当たりにし、後にある行動をとる(詳細は「デデデ大王」の項を参照)。
- ゲーム内
- タブーの下で亜空軍の母艦となった後は各地で亜空軍の戦闘員や亜空間爆弾をばらまいたりグレートフォックスを戦闘不能にしたりと暗躍する。雲海ステージの序盤でカービィとピーチ・ゼルダ(ボスパックン戦で救出した方)が2連主砲の前まで乗り込むが、戦闘に巻き込まれて落下するシーンがある。
- 中盤一部のファイターが潜入し、この一連の過程で戦艦ハルバードがステージとして登場する。
- 戦艦ハルバード 内部
- ダンボールに隠れて潜入していたスネークが行動を開始。道中、氷山から潜入していたメタナイトとルカリオとスネークが合流。再びダンボールに隠れるスネークをルカリオは波導で発見し、味方と判断。共闘することに。奥にはピーチとゼルダがフィギュアにされて囚われており、影虫がそれを元に偽物を生み出した。偽物を撃破したメタナイトたちは二人の姫を救出。その場に留まるよう示すと去っていった。
- 戦艦ハルバード 外部
- ゼルダはシークの姿に変身。ピーチも追従して行動することに。途中に敵キャラが保管されているカプセルがあるが、その中にここにしか登場しないキャラ「ミズオ」がいる。アーウィンとハルバードの砲撃戦に巻き込まれる二人だが、シークが素早い身のこなしでアーウィンを撃墜。フォックスと対峙するもピーチが制止する。
- 戦艦ハルバード ブリッジ
- メタナイトたちは、ついに操縦席にたどり着く。そこには大量のMr.ゲーム&ウォッチがいた。追い出されたMr.ゲーム&ウォッチは影虫を経てデュオンに変化。ピーチ、シーク、フォックスに襲い掛かる。メタナイトたちに加え、ファルコも駆けつけデュオンと戦うことに。デュオンを撃破し、Mr.ゲーム&ウォッチもピーチの説教により改心。メタナイトが操縦席に立ち、戦艦ハルバードは亜空軍の手を離れたのだった。
- 大突入後
- 他のファイターと合流したハルバード。亜空軍の巨大兵器「亜空砲戦艦」に突撃をしかけるもその圧倒的な火力の前に撃墜されてしまう。しかし爆発するハルバードから飛び出したファイター達の飛行艇[2]が亜空砲戦艦の注意を引きつけている隙をつきカービィがドラグーンで突撃を敢行、亜空砲戦艦を破壊しファイター達は亜空間突入に成功した。また、亜空間に飲み込まれた(切り取られた)世界が一つに合わさってできたダンジョン「大迷宮」にハルバード内部や外壁が見られる。
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以上でネタバレ部分は終了です。 |
フィギュア説明文[]
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- メタナイトが所持する戦艦。
- プププランド制圧のために建造。
- メタナイトとその部下である
- メタナイツが乗り込んでおり、
- 2連主砲や、エビ型ロボットの
- ヘビーロブスターなどを配備。
- 『亜空の使者』にも登場し
- 飛行中に底部のハッチから
- 無数の影虫を散布。
- 多くの亜空軍を産みだして
- 主人公たちの邪魔をさせる。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
- カービィのライバル、仮面の剣士メタナイトが、
- プププランドを制圧するために建造した艦艇。
- そのことを誇示するかのように、船首の意匠は、
- メタナイトの仮面を模したものとなっている。
- 巨大戦艦の攻撃力に正面から立ち向かうには、
- カービィはあまりに小さく、ファンシーすぎる。
- ではどうしたらいい?乗船してしまうに限る!
余談[]
- 格納庫から飛び立つ際の「WARNING」の文字のWの部分は、『SDX』の二連主砲戦で見られたメタナイトマーク(剣の刺さったMの文字)を上下反転させたものとなっている。また、二連主砲のレーザーの照準にもメタナイトマークが施されている。
- 『スマブラX』でレーザーが放たれると同時にデデデの「ワドルディ軍団」を使うと、ワドルディがレーザーに大量に引っ掛かって挙動がおかしくなり、最悪の場合フリーズする。
- 『スマブラSP』で、最初の足場が上に上がっていく時にヨッシーの「たまご産み」で別のファイターを飲み込んだ瞬間に共に撃墜されると、飲み込まれた側が透明になってしまうバグがある。そして、このバグをきっかけに攻撃判定が異常になったり、透明になったファイターが今度は真っ黒になったり、画面全体が真っ黒や真っ白になってしまったりと言ったバグも起こる。
脚注[]
- ^ Sakurai’s Famitsu Column Vol. 534: Letters from the Readers #49. Source Gaming, 2017年7月12日. 2024年1月6日 閲覧。
- ^ サムスのスターシップ、スターフォックスのアーウィン、キャプテン・ファルコンのファルコンフライヤー、キャプテン・オリマーのドルフィン初号機
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他言語での名称[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
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英語 | Halberd |
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ドイツ語 | Halberd |
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スペイン語 | Hal Abarda |
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フランス語 | Halberd |
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イタリア語 | La Halberd |
関連項目[]
外部リンク[]
スマブラ関連
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メタナイト関連
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