
シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

シアターの間で見られたアニメの表紙
“ | 我らは卿のためなら、いつでも命を捨てます | ” |
—ソードとブレイド |
『忠誠! ソードとブレイド』(ちゅうせい - )はアニメ『星のカービィ』の第26話のサブタイトルである。初回放送日は2002年3月30日、初回放送の視聴率は5.7%[1]。
登場人物[]
- メインキャラクター
ほか
登場したコピー能力[]
あらすじ[]
雷が鳴り響くある日、デデデは魔獣チリドックをカスタマーサービスから取り寄せ、カービィを倒すことを命令。しかし、チリドックは命令を聞かずに脱走、カスタマーはデデデとエスカルゴンにも警戒を促した。逃げ出したチリドックを目撃したソードナイトとブレイドナイト。チリドックのことを知っているらしく事態を重くとらえていた。
デデデは自分が損をしないために城を封鎖してチリドックを閉じ込める。チリドックはサッカーをしていたカービィとブンに襲い掛かるが、そこにメタナイトが登場。チリドックと向かい合っていたところにソードとブレイド、そしてフームも合流。メタナイトはソードとブレイドにカービィを任せてチリドックと戦う。その様子をデデデとエスカルゴン。そしてカスタマーも見物していた。激闘の末、チリドックの魔力が宿った牙が刺さってメタナイトは動けなくなってしまった。
ソードとブレイドはかつてチリドックがメタナイトを追い詰めていたという事実をフームたちに告げ、メタナイトを直すにはチリドックを撃破する必要があると説明。メタナイトをフームたちに託して城にチリドックを探しにいってしまう。
その頃ワドルドゥ隊長は非常事態故に料理をやめさせたと言い出すが、デデデに怒られ料理を運びに厨房を後にしていた。その厨房のかまどからチリドックは現れた。かまどの炎を吸い込んでさらにパワーアップしたチリドック、その上チリドックは火災の煙の中でもサーモグラフィーの視界で相手を捉えることができ、ソードとブレイドは手も足も出ない。カービィが全力で空気を吐き出したことで、一旦危機は去った。
カービィを守れという命令を疎かにして、メタナイトを助けることを優先してしまったソードとブレイド。フームとブンがその忠誠心はどこから来るのか問うと、ソードとブレイドは自分たちがメタナイトと出会った時のことを話し始める。
銀河戦士団とナイトメアの大戦中、荒れ果てた世界でソードとブレイドは盗賊をして飢えを凌いでいた。メタナイトに通行税を要求した二人だが、そこにメタナイトを追うチリドックが乱入。ソードとブレイドはあっという間にあしらわれ、メタナイトに庇われて一命を取り留めた。その恩義から二人はメタナイトに仕えることを決め、その恩義を忘れぬように部屋に当時の武器を飾っているということだった。
話が終わったころ、部屋に煙が入ってきた。時を同じくしてデデデはチリドックが城中に火をつけたことに激怒し、チリドックを追い出すことを命令。ワドルドゥ隊長の指揮の元消火活動が行われた、弱ったチリドックは外に出ようとする。チリドックが弱った隙にソードとブレイド、そしてメタナイトの剣を手にしてワープスターに乗ったカービィが攻撃、チリドックはついに外へ逃げ出した。だが逃げ出した先には川があり、ついにチリドックを追い詰める。ワープスターから飛び降りて攻撃したカービィは、弾き飛ばされるも自らすいこみを発動。メタナイトの剣でソードカービィとなる。
カービィが戦う中、ソードとブレイドはチリドックの弱点が水と確信。決死の攻撃でチリドックを川に突き落とす。そこにカービィがソードビームを発射。チリドックは真っ二つになって爆散し、それによってメタナイトも復活した。ソードとブレイドはメタナイトの門弟になった日を思い出していた。メタナイトは次の世代の戦士を探していた。今まさに目の前にいる次の世代の正義を継ぐもの、カービィにメタナイトの姿を重ねる二人だった。
次回予告の台詞[]
メタナイト:私が深く信頼する部下、ソードナイトとブレイドナイト。彼らもまた辛い戦乱の世を生き、私とにらみ合ったこともあった。そして、恐るべき地獄の敵と戦ったことも。デデデ城に放たれた炎の魔獣。彼らはどう立ち向かうのか?そして私をどう救うのか?今度こそカービィが危ない!
海外でのサブタイトル[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | Hour of the WolfWrath |
狼の怒る時[2] |
備考[]
- この回は珍しくエンディングへの移行が、通常の星型の枠にカービィが映し出される演出ではなく、ブラックアウトする形になっている。他には宝剣ギャラクシア!やモスガバーの逆襲!がある(前者はホワイトアウト)。
名台詞・迷台詞[]
- 「何があってもカービィを守れ。良いな?」(メタナイト卿)
- 「ばっかもーん。非常事態でも腹は減る。料理を運ぶぞい!」(デデデ)
- 「私は、命を粗末にしたくないのだ。次の世代の戦士を、正義を引き継ぐ者を、探しているから」(メタナイト) - 終盤の回想
- 「カービィを、何としてもカービィを守るのだ…。頼んだぞ…」(メタナイト卿)
- 「我らは卿のためなら」(ソードナイト)「いつでも命を捨てます」 (ブレイドナイト)