カービィWiki

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Theater039

シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

Theater039h

シアターの間で見られたアニメの表紙

もっともっと痛めつけなくては、魔獣は出ていかない

—メタナイト卿のセリフ

忘却のエスカルゴン』(ぼうきゃく - )はアニメ『星のカービィ』の第39話のサブタイトルである。初回放送日は2002年7月6日、初回放送の視聴率は5.0%[1]

登場人物[]

メインキャラクター

ほか

魔獣

あらすじ[]

ある日の夜、デデデはホーリーナイトメア社から魔獣を取り寄せる。その魔獣はデデデの意に反し非常に小さく、壁をすり抜けソードナイトブレイドナイトの上を通り過ぎ、寝ているエスカルゴンの体内に侵入していった。エスカルゴンは違和感で目覚めるも夢だと思い込み再び寝てしまう。

翌朝、身だしなみを整え玉座を掃除していたエスカルゴンの元へデデデが起きてやってくる。エスカルゴンはデデデに挨拶をするが、デデデはエスカルゴンにお前は誰だと問う。昨夜エスカルゴンに取り憑いた「ボウキャック」は、取り憑かれると誰からも永久にその存在を忘れられてしまう「忘れ魔獣」だったのであった。いつもの冗談だと思い接するエスカルゴンだが、デデデは知らぬジジイに世話される筋合いは無いとエスカルゴンを投げ飛ばす。さらにデデデは陛下と馴れ馴れしく呼ばれた事で激昂、ワドルディ達を呼び出し追い出すよう命じた。ワドルディ達も槍を向けてくる事にエスカルゴンは怒り、何か企んでいると決めつけ文句を言いながら城を出ていってしまう。しかしデデデやワドルディ、ワドルドゥ隊長は勿論、パームメームもエスカルゴンの事を本当に忘れてしまっていた。

ププビレッジに出たエスカルゴンはレン村長に挨拶するが、やはりエスカルゴンの事を覚えていない。道に迷ったのかと気にかけられ迷子扱いされた事で怒鳴りつけるが、様子を見ていた羊がその態度に怒り出しエスカルゴンを空高く吹っ飛ばした。落下地点にいたブン、イローハニーホッヘもエスカルゴンの事を覚えておらず、じいさんと呼ばれてしまう。さらにコックカワサキにも入った店で「初めてのお客さん」と呼ばれてしまい、馬鹿にされていると思い込んで店を出ていった。村を力なく歩いていると不審者扱いされ、警察署でボルンに皆がいじめてくると訴えると、ようやくまともに取り合ってくれるかと思いきや、やはりボルンもエスカルゴンの事を知らず名前を聞いてくる。エスカルゴンは怒りで村を走って出ていく。

村の外れの橋の上ではメタナイトがフームと会話していた。メタナイトはデデデが魔獣を呼び出していた事を把握しており、村に変わりは無いか聞くが特に異変は無い。そこにエスカルゴンが走ってやってくる。フームは泣き出すエスカルゴンに優しく接し、エスカルゴンは安堵するものの、二人もエスカルゴンを忘れており身寄りのない気の毒な老人だと思っていた。保護してやろうとするが陰での会話が聞こえており、エスカルゴンはショックでその場を去ってしまった。泣きながら海の方へ走って行くエスカルゴンは、道を歩いていたカービィにぶつかる。不思議なことにカービィはエスカルゴンの事を覚えており[2]、今エスカルゴンの心を傷つけないのはカービィただ一人であった。浜辺にてエスカルゴンは人生の意味を問い出し、自身をいじめてくる皆が悪いと怒りを向ける。相槌を打ってくれるカービィにエスカルゴンは感謝し、今までの行いを詫びた。そこにカインがやってきて一緒にいるおじさんは誰なのかカービィに聞き、ショックでエスカルゴンは気絶してしまった。

その頃村では、例の知らないはずの迷子の老人が一緒に写った写真が大量に見つかった事で騒ぎとなっていた。デデデもアルバムを眺めていたところエスカルゴンの写った写真を何枚も見つけ、怪しんでカスタマーサービスを呼び出すも魔獣は既に送ったと言われる。メタナイト達もソードナイトとブレイドナイトの証言で、怪しげな蛍の光の事、その魔獣が誰が使っていたか思い出せない部屋に向かっていった事を知り、それがボウキャックであると感づいた。フームとブンはエスカルゴンの元へ行き、エスカルゴンの事を思い出したと茶へ招待する。勘ぐるエスカルゴンだったが、自身が写った写真を見せられ喜んだ。

実際にフームとブンが分かったのはエスカルゴンの名前だけであったが、それでも無視されるよりはマシとエスカルゴンは安堵する。メタナイトに昨夜変わったことは無かったか聞かれたエスカルゴンは、飛び起きて見えた変な光の事を思い出した。メタナイトはボウキャックであると確信して取り憑かれている事、体に苦痛を与えなければ出ていかない事を伝える。それでもエスカルゴンは我慢すると言い、ボウキャックを追い出すよう頼んだ。

エスカルゴンは地下牢で拷問を受ける事となる。電気ショックを全身に流されるも効果はない様子だった。メタナイトはマシンをパワーアップし、パンチングマシンで顔面を何度も強打、直後に腕と尾をアームで引きちぎれそうなほど伸ばす。さらには殻を持ち上げ空中で高速で振り回し、ついに口からボウキャックが飛び出した。それと同時に皆がエスカルゴンの事を思い出す。デデデも駆けつけ何を遊んでいるのかとハンマーで殴るが、エスカルゴンは皆が思い出してくれた事をただ喜び倒れた。しかし安心も束の間、元凶のボウキャックは村へ出ていってしまい、フーム達はそれを追いかける。デデデも高い金を払ったとエスカルゴンを連れ出して追いかけ、エスカルゴンはいつも通りに戻った事で嬉し泣きしていた。

村人達もようやくエスカルゴンの事を思い出していたが、そこにボウキャックが到来。逃げ惑う村人達の周りをフワフワと飛び交い大騒ぎになる。そこにデデデとエスカルゴンが乗ったデデデカーが到着、皆に名前を呼ばれて喜ぶエスカルゴンに再びボウキャックが迫り来る。フームは咄嗟にカービィに吸い込みを指示。吸い込んだ事で事態は解決したかと思われたが、今度はカービィがボウキャックに取り憑かれてしまった。カービィは村人総出で不審者扱いされ、いつも一緒に生活しているはずのトッコリにも忘れられてしまった。しまいにはアイリスアウトの星型の穴[3]にまで置いてけぼりにされ、なんとかそれをこじ開けボウキャックを吐き出し、吐き出されたボウキャックが視聴者の方に接近して幕を閉じる。

次回予告の台詞[]

エスカルゴン:みんな、世界で1番恐ろしいことは何だと思うでゲス?お化け?カービィ?いやいやそんなの怖くないでゲス。ほえる犬も、最悪の通信簿も怖くないでゲス。1番怖いのは…人から忘れられることでゲス。これぞ絶対の孤独!次は私の恐怖の体験でゲスよ~!

海外でのサブタイトル[]

言語 名前 意味・由来
英語 Escar-gone
エスカルゴンがいなくなる[4]

備考[]

  • エスカルゴンが村人と写っている写真が複数登場しており、村人との交流が窺える(なお第35話デデデカーが登場して以来の装甲車も写っている)。
  • 村人達はエスカルゴンの事を思い出した際、副作用か何故皆でエスカルゴンの写真を見ていたのかという事を忘れてしまっていた。
  • 国外版では暴力の描写がよくないとされたのか、メタナイトがエスカルゴンを痛めつけるシーンが大幅に簡略されており、最後の振り回し以外の痛めつけのシーンが丸ごとカットされている。また、何故かボウキャックのカタログナンバーが消されている(デデデもカタログナンバーを口にしていない)。

名台詞・迷台詞[]

  • 「お呼びだ♪お呼びだ♪お呼びだ♪」(ワドルドゥ
  • 「カービィ、君だけが私の心の友でゲスよ」(エスカルゴン) - ドラえもんに登場するキャラクター、ジャイアンの口癖である。
  • 「誰も知らなければ、生きていてもなーんの意味もないのでゲスよ」(エスカルゴン)
  • 「モデルの誘いに来ないのが不思議ぞい」(デデデ
  • 「ああ、この美しき呼び名、美しき響き、エスカルグォン…」(エスカルゴン)
  • 「もっともっと痛めつけなくては、魔獣は出ていかない」(メタナイト卿
  • みんなが思い出したことに対して「めっちゃ嬉しいでゲース!」(エスカルゴン)
  • カービィがボウキャックにとり憑かれた時の反応(一部)
    • 「あら?何この丸いの?」(フーム
    • 「見かけないやつだな?」(ブン)
    • 「不思議な形をしている…」(メタナイト卿) - メタナイト本人もカービィと同じ形をしている。
    • 「新しい魔獣ぞい」(デデデ)
    • 「何だい?このぽよぽよ言ってるピンクボールは?」(トッコリ
    • 「カービィぽよ」(カービィ) - 劇中で3回発言している。

脚注[]

  1. ^ テレビアニメ視聴率まとめ(星のカービィ完全攻略)
  2. ^ カービィがたまたまそう振る舞っているだけの可能性もある
  3. ^ 色や動きがワープスターのようにも見える
  4. ^ 星のカービィ サブタイトルリスト(あしかのほびぃ)

関連項目[]

外部リンク[]

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