
シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

シアターの間で見られたアニメの表紙
『弟子対決! コックナゴヤ』(でしたいけつ - )はアニメ『星のカービィ』の第86話のサブタイトルである。初回放送日は2003年6月14日、初回放送の視聴率は7.0%[1]。
登場人物[]
- メインキャラクター
ほか
- ゲストキャラクター
- コックナゴヤ - コックカワサキの兄弟弟子
登場したコピー能力[]
あらすじ[]
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ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす) |
ある日、ププビレッジにコックカワサキの兄弟弟子、コックナゴヤがやってくる。かつてはコックオオサカの元でカワサキと共に修行したナゴヤはまだ修行を続けている自分に対し、すでに立派な店を持ったカワサキの店を見に来たのだ。
フームがカワサキの料理を手伝うことで、なんとか誤魔化したものの、かつては料理の不味さを競ったというナゴヤの料理の腕はカワサキとは比べ物にならぬほど高く、村中の話題に。落ち込むカワサキを慰めていたフーム達だが、そこでの会話をナゴヤに聞かれ、フームが料理を手伝ったことがばれ、ケンカになってしまう。そこにナゴヤの料理の評判を聞きつけて村に来たデデデが現れ、勝った方が店のオーナーになるという料理対決を提案。
デデデ達はナゴヤに勝たせるため、ホーリーナイトメア社から取り寄せた高級食材を渡す。一方カワサキは、不正ではあるがフームの助言を受け、まともな料理を作っていた。しかし、電力の不安定を装い部屋を暗転させた隙に、エスカルゴンがカワサキの料理に大量の唐辛子を入れたことにより、カワサキの料理だけデデデ達審査員が辛さを感じると言う事態が発生し、勝者がナゴヤに決定。カワサキ泣きながら立ち去ろうとしたがナゴヤがその前に特製エビフライを作ってからだと止められる。
デデデは喜んでエビフライを食べたが、その時カワサキの料理のときと同じ様に火を吐いてしまう。エスカルゴンが用いた唐辛子が原因。ナゴヤは3度目の停電の時エスカルゴンの細工に気づき不正を暴露した。さらにエスカルゴンの嫌がらせを受けたカワサキの料理を美味しそうに食べるカービィを見て、自分の伝統料理よりカワサキの大衆料理の方がここには合うとして自分の勝利を取り消し自ら負けを認める。
そして、ナゴヤは再び修行の旅に出ようとしたが、カワサキよりもナゴヤの料理が食べたいデデデとエスカルゴンがそれを止め、さらにホーリーナイトメア社から送られてきた食材に化けていた魔獣エビフリャーが姿を現す。巨大ハサミと火炎放射でカービィを苦しめるが、コックになったカービィのリフレクトパンで炎を跳ね返され、爆発。ガーニーの時のようにエスカルゴンとデデデをハサミの下敷きにした。その後ナゴヤは再び修行の旅に出ていった。
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以上でネタバレ部分は終了です。 |
次回予告の台詞[]
コックカワサキ:次は俺が苦労する番だよ。包丁一本、さらしに巻いて…板場の修業時代に兄弟弟子でコックナゴヤってヤな奴がいてさ~。都会派料理とか言っちゃって肌が合わなかったけど、そいつがププビレッジにやってきたんだ~。魔獣かもしれないから、カービィ気を付けてね~。
海外でのサブタイトル[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | A Chow Challenge |
食べ物へ挑戦[2] |
スペイン語 | Un desafió picante |
スパイシーな挑戦 |
備考[]
- 次回予告の「包丁一本、さらしに巻いて…板場の修業時代」という部分は、曲『月の法善寺横丁』の歌い出しを意識したと思われる。因みに後にも同様のネタがこちらもコックカワサキのセリフで使われている。
- 物語序盤でデデデが食べているスナック菓子は、第61話で登場した合成添加物デブリチン入りのものと、パッケージのデザインは同じ(中身は同じものか不明)。
- 劇中で使われている番組のセットや内容が「料理の鉄人」のセットのパロディ[3]。
- デデデがエスカルゴンの策の被害に遭っている回の1つ。
- 審査員がレバニラ炒めを食べて電撃と共に全身が崩れ落ちているのにメーベルが「レバニラ炒めで火を吹く訳なかったわ」と言うシーンがある。
- コックカワサキのレバニラ炒めは、最終話で再登場。
- カービィの『ほも?』や『うんミャー』と言っているように聞こえるところは、海外版では単に『ぽよ』と差し替えられている。また、ヤブイがデデデやキュリオを手当てするシーンがカットされている。
名台詞・迷台詞[]
- コックカワサキとコックナゴヤの再会を見て「ほも?」と言っているように聞こえる(カービィ)
- ププビレッジの人々が語尾に「ミャ-」とつけてナゴヤを歓迎したことに対して「何このミャ-ミャ-は…」(フーム)
- 「うんミャー、うんミャー」(カービィ他)
- 「これがにゃごや(名古屋)の伝統、味噌煮込みうどんだがや!」(コックナゴヤ)
- 「うみゃ~ぜよ」(ブン)
- ナゴヤの料理がおいしいと聞いて食べたがったデデデに対し「え?こんなにスナック食べといて、まだ食べられるでゲスか? 胃袋ど・・・」(エスカルゴン) - デデデに踏みつけられ、最後まで言い切れなかった。
- 「マズさを競いあったナゴヤがあんな料理人に…」(コックカワサキ)
- 「川崎なんちゅう星はさびれた工業地帯の田舎もんだぎゃ!」「それに比べたら、ニャーゴヤは歴史のある都、味噌カツに味噌煮込みうどんに外郎、名産品がぎょうさんあるがや!」(コックナゴヤ)
- 「金の鯱鉾も100m道路もにゃいカワサキに言われたくにゃーわ!」(コックナゴヤ)
- 「ご飯に味噌汁におしんこサービスね!」(コックカワサキ)
- 「またあんな卑怯な!」(フーム) - エスカルゴンの不正に対して。フーム自身もカワサキの不正に加担しているので人のことを言えない。
- 「伝統料理で勝った俺だが、そん(それ)なのに大衆料理でお前に負けた。また修業の旅に出るぎゃ」(コックナゴヤ)
- 「前にもこんな目にあったでゲスミャー」(エスカルゴン) - 第59話終盤参照
- 「カービィ、またあのお料理に呼ばれたいがや?あっ、あれ…」(フーム) - ブンに「姉ちゃん、うつっちゃったじゃん!」とツッコまれている