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安藤 浩和
<人物> | |
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読み: | あんどう ひろかず |
業種: | サウンドコンポーザー |
所属: | HAL研究所 |
性別: | 男性 |
生年月日: | 1969年3月2日 (55歳) |
安藤 浩和(あんどう ひろかず、1969年3月2日[1] - )は、ゲームミュージックを手がける日本の作曲家。
概要・人物[]
1991年、HAL研究所に入社。同社PD事業部[2]サウンドチームに所属。千葉県出身[2]。弘前大学理工学部物理科学科卒[3]。男性。血液型はA型[2]。
『星のカービィ』シリーズを石川淳らと共同製作することが多い。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどにも参加しているが、『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降は参加しておらず、作中BGMの原曲の作曲家 (Supervisors (Original Games)) として名前をクレジットされるだけにとどまっている。
『星のカービィ ロボボプラネット』公式サイトの「スージーのしんりゃくレポート」では「ウェザーコック・アンドウ」という名前で登場した。
『星のカービィ ディスカバリー』以降のスタッフクレジットでの肩書は「リードミュージック」となっているが、ある程度の「分業」も必要だと思える程度にソフト開発の規模が大きくなっていること、中心的な役割は新しい世代のメンバーに担当してもらうのが流れだろうということからとのこと[4]。
『星のカービィ トリプルデラックス』以降の作品のサウンドテストにおける、作曲者を示す音符の色は青色[5]。
作品[]
- ハイパーゾーン (SFC、1991年、石川淳と共同、クレジット無し) [6]
- カードマスター リムサリアの封印 (SFC、1992年) - ミュージックコンポーザー(石川淳と共同)[7]
- 星のカービィ 夢の泉の物語 (FC、1993年) - ミュージックコンポーザー(石川淳と共同)
- カービィボウル (SFC、1994年) - ミュージックコンポーザー
- Kirby's Avalanche (SNES、1995年) - HAL LABORATORY STAFF(能登谷哲也と共同)
- 星のカービィ2 (GB、1995年) - ミュージックコンポーザー(池上正と共同)
- カービィのきらきらきっず (GB、1997年)[8]
- カービィのきらきらきっず (SFC、1999年) - サウンドコンポーザー(石川淳と共同)
- ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ (N64、1999年) - サウンドコンポーザー、「プププランドステージ」他編曲
- 星のカービィ64 (N64、2000年) - サウンドコンポーザー(石川淳と共同)
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX (GC、2001年) - サウンド&ミュージックディレクター(池上正・酒井省吾・橘田拓人と共同[9])、「グリーングリーンズ」「オールスター休憩所」他編曲
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX オーケストラコンサート
- 星のカービィ 夢の泉デラックス (GBA、2002年) - サウンド(酒井省吾(C)・石川淳・池上正と共同)
- カービィのエアライド (GC、2003年) - サウンドコンポーザー(石川淳・酒井省吾・池上正と共同)
- タッチ! カービィ (DS、2005年) - スペシャルサンクス
- 星のカービィ 参上! ドロッチェ団 (DS、2006年) - サウンド(石川淳・池上正・酒井省吾と共同)
- 監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS (DS、2006年) - サウンド(池上正・石川淳と共同)
- みんなの常識力テレビ (Wii、2008年) - サウンド(石川淳・池上正と共同)
- 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス (DS、2008年) - サウンド(石川淳と共同)
- 立体ピクロス (DS、2009年) - サウンド(山田泰正・石川淳と共同)
- PRESS START - 「『星のカービィ』メドレー」編曲
- 毛糸のカービィ (Wii、2010年) - サウンド(冨田朋也[10]・池上正・石川淳と共同)
- 星のカービィWii (Wii、2011年) - サウンド(石川淳と共同)、マホロアの声(音声編集)
- 星のカービィ 20周年スペシャルコレクション (Wii、2012年) - サウンド(石川淳・酒井省吾と共同)
- 星のカービィ トリプルデラックス (3DS、2014年) - サウンド(石川淳と共同)、天空の民の声(音声編集)
- デデデ大王のデデデでデンZ (3DS、2014年) - サウンド、タランザのおめんの声(音声編集)
- カービィファイターズZ (3DS、2014年) - サウンド
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS (3DS、2014年) - スーパーバイザーズ(オリジナルゲームス)
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U (Wii U、2014年) - スーパーバイザーズ(オリジナルゲームス)
- ハコボーイ! (3DS、2015年) - サウンド(石川淳と共同)
- カタチ新発見! 立体ピクロス2 (3DS、2015年) - サウンド(大原萌・酒井省吾と共同)
- ハコボーイ! もうひとハコ (3DS、2016年) - サウンド(石川淳と共同)
- 星のカービィ ロボボプラネット(3DS、2016年)-リードサウンド(石川淳と共同)
- The Sound of Kirby Café/サウンド・オブ・カービィカフェ - 「新緑のカフェテラス/グリーングリーンズ」「バターたっぷりビルディング/バタービルディング」他編曲
- さよなら! ハコボーイ!(3DS、2017年)-サウンド(石川淳と共同)
- みんなで! カービィハンターズZ(3DS、2017年)-リードサウンド(石川淳と共同)、店主マホロアの声(音声編集)
- カービィのすいこみ大作戦(3DS、2017年)-リードサウンド(石川淳と共同)
- 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート - ゲスト出演
- カービィ!メモリアルアレンジ -「そうげんのたのしいおしろ」「七つ色の橋架けて」編曲
- 星のカービィ スターアライズ (Switch, 2018年) - リードサウンド(石川淳・小笠原雄太と共同)、マホロアの声(音声編集)、タランザの声(音声編集)、エンデ・ニル 第4形態の声(熊崎信也・小笠原雄太・東藤由実と共同、音声編集)
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL (Switch、2018年) - オリジナルゲームスーパーバイザーズ
- ハコボーイ! &ハコガール! (Switch, 2019年) - サウンド(石川淳・小笠原雄太と共同)
- スーパーカービィハンターズ (Switch, 2019年) - サウンド(櫨本浩・石川淳と共同)、店主マホロアの声(音声編集)
- The Sound of Kirby Café 2/サウンド・オブ・カービィカフェ2 - 「きらめき星、うまれて」「Tomorrow's Tea Times」他編曲
- カービィファイターズ2 (Switch, 2020年) - サウンド(櫨本浩・下岡優希・石川淳と共同)、マホロアの声(音声編集)
- 星のカービィ ディスカバリー (Switch、2022年) - リードミュージック(小笠原雄太・石川淳・下岡優希と共同[11])
- 星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス - 「ハル研ドリームバンドによるデデデ大王フェス」エレキベース演奏
- カービィのグルメフェス (Switch、2022年) - サウンド(小笠原雄太(R)・石川淳・酒井省吾・大原萌・下岡優希と共同)
- 星のカービィ Wii デラックス(Switch,2023年) - リードミュージック(下岡優希・石川淳・櫨本浩・小笠原雄太・加藤優貴と共同[12])、マホロアの声(音声編集)
逸話[]
- 多くの音が出るだけで終わらないように、テーマとなるフレーズを選び、それをアレンジしてバリエーションを作ることで、作品内で同様のフレーズを再利用する方法を好むため、安藤の作る曲には同じフレーズを繰り返したり、他の曲のフレーズが使われたりする傾向にある。ループして繰り返すゲーム音楽が単純すぎると飽きてしまうため、ゲーム音楽は複雑であることが大事だとしている。作曲する際に人間が演奏することについては考慮しておらず、複雑な和音やフレーズを使うため演奏やハミングは難しいとも語っている。複雑な構造を持つカービィの楽曲を多くの人が楽しめるのは各曲が特徴的なフレーズを持っているからだとしている[13]。
- このことから実際にオーケストラとして演奏した「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」については凄いと公演内で発言している。
- ペットに、名古屋コーチンの「ナゴ」ともう一羽の鶏がおり、星の夢の繰り出す「メモリーズ:ウェザーコック」の効果音にナゴの鳴き声が使われている[14]。しかし、慣れたプレイヤーはその効果音が聞こえる前にウェザーコックを倒してしまうことや、同じシーンで流れる熊崎信也の飼い猫の声は大きく目立っていることから、「あんまり撃たないで欲しいなー」と複雑な感情を露わにしている[15]。
- 最もお気に入りの曲として「メモリーズ:あなたとの思い出は忘れない」を挙げている。面白い転調をするものの音楽としては奇妙で、どう思いついたのか自分でも説明できないとしている。また、石川淳の曲のお気に入りは美の監獄を挙げ、天空の民を救出するという場面に合っているということを語っている[13]。
作曲した主な楽曲[]
脚注[]
- ^ カービィボウル 任天堂公式ガイドブック(小学館)「カービィボウル開発者アンケート」より。
- ^ a b c 「カービィのエアライド発売前夜祭 付録CDと連動! エアライド試し乗り」(「ニンテンドードリーム」Vol.94 (2003年7月5日発行) ) p.12より
- ^ 『キーボード・マガジン』2017年7月号 SUMMER p55
- ^ 『星のカービィ Wii デラックス』の仕事 サウンドクリエイター編 | ハル研究所 (hallab.co.jp)
- ^ 2014年2月13日のMiiverseでの星のカービィ トリプルデラックス スタッフルームの投稿や「星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック」のサウンドスタッフ座談会では青色とされているが、水色に近い色であることが多い。
- ^ ハル研究所 サウンド制作スタッフインタビュー(アーカイブ)
- ^ 同作スタッフロールより
- ^ カービィのきらきらきっず Original CD Mastersより
- ^ 池上正・酒井省吾・橘田拓人は「ミュージック」担当。また、「サウンド」は迫泓文・金子祐一・三間雅文と共同。
- ^ ミュージック&サウンドエフェクト
- ^ 小笠原雄太はリードサウンド、石川淳と下岡優希はサウンド
- ^ 下岡優希以外はサウンド担当
- ^ a b Forbesでのインタビュー
- ^ スージーのしんりゃくレポートその7
- ^ 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサートより
関連項目[]
- 音楽
- カービィのきらきらきっず Original CD Masters - コメント掲載。
- 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス オリジナルサウンドトラック - コメント掲載。
- 星のカービィ Wii ミュージックセレクション - コメント掲載か。
- 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート - パンフレットにインタビュー掲載。
- HAL研究所
- 人物・企業
参考リンク[]
- 『星のカービィ』シリーズを手がけた石川淳&安藤浩和(HAL研究所)に話を聞く!|キーボード・マガジン 2017年7月号 SUMMERより (全文は『キーボード・マガジン』2017年7月号 SUMMER、キーボード・マガジン編集部)
- ハル研ブログ - 「キーボード・マガジン」さんから取材を受けました
- ニコニコニュースオリジナル - 『星のカービィ』25周年を記念してシリーズ制作者にいろいろ話してもらった。「試作タイトルも3本あったが、そのおかげで25周年を迎えられた」
- Forbes - The Music Of Kirby: Still Tickling Gamers Pink (英語)
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