大砲
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読み: | たいほう |
英名: | Cannon |
能力: | ファイア、ジェットなど |
初登場: | 星のカービィ 夢の泉の物語 |
大砲は、『星のカービィ』シリーズに登場する仕掛けの一つ。導火線についても当記事で解説する。
概要[]
『星のカービィ 夢の泉の物語』で初登場。導火線にファイアやレーザーなどの能力で点火し、導火線の火が大砲に届く前に中に入ればカービィを別のマップへ飛ばしてくれる。発射前にぐるっと一回転するのが特徴的。点火できる能力は作品によって多少異なるため注意が必要。
大砲に入る前に導火線の火が大砲に到達してしまうと空のまま発射され失敗となるが、導火線はすぐに復活するため何度でも挑戦可能。
大砲に入っている時にしゃがみに相当する行動を取ると、大砲に深く潜り込んで身をひそめる。長らく特に意味のないおまけ行動だったが、『星のカービィ ディスカバリー』以降は点火された導火線の燃える速度を速くさせることができるようになった。
登場作品[]
- 星のカービィ 夢の泉の物語 / 星のカービィ 夢の泉デラックス
- ファイア、バーニング、レーザー、U.F.O.、クラッシュで点火可能。
- 『夢の泉の物語』には、未使用となったコピーアイコンがある(コピールーレットで見られる。また、海外版や3Dクラシックスでは普通に見られる)。
- 『夢デラ』では「メタナイトでゴー!」におけるメタナイトも点火可能。
- 星のカービィ スーパーデラックス / 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
- ファイア、ジェット、ハンマーで点火可能。着火スイッチで付けるタイプも存在する。
- カービィを発射せずに爆発するものや、発射口を下に向けてロケットのように飛んでいくものなど、変わり種も存在する。
- 『USDX』では「メタナイトでゴーDX」におけるメタナイトも点火可能。
- 星のカービィ 鏡の大迷宮
- ファイア、バーニング、レーザー、ボム、クラッシュ、U.F.O.、ハンマー、マスターで点火可能。
- 大砲の中にジャックが潜んでいることもある。倒してからでないと利用できない。
- 星のカービィ 参上! ドロッチェ団
- ファイア、レーザー、ボム、U.F.O.、ハンマー、ニンジャ、ファイアソード、トリプルスターで点火可能。
- 星のカービィ Wii / 星のカービィ Wii デラックス
- ファイア、ハンマー、ファイターで点火可能。リメイク版の『WiiDX』ではアーマーでも点火できるほか、原作にはなかった、しゃがむと導火線が加速する仕様が追加された。
- 星のカービィ トリプルデラックス
- ファイア、ハンマー、ファイター、サーカスで点火可能。
- 「デデデでゴー!」におけるデデデ大王も点火可能。
- 青色で真ん中に星マークのついたデザイン。また、『夢の泉の物語』のものを模したキーホルダーが存在する。
- 星のカービィ ロボボプラネット
- ファイア、ハンマー、ファイター、サーカス、ジェット、ドクター、スマブラ、U.F.O.で点火可能。
- 「メタナイトでゴー リターンズ」におけるメタナイトも点火可能。前作でのポップな見た目から、いつもの無機質な黒色に変更されている。
- 星のカービィ スターアライズ
- ファイア、ファイター、リック、グーイ、ドロッチェ、マホロア、フラン・ルージュ、メラーガ○○○○、メラインガバーナーで点火可能。今作では青色になっている。また、「ビッグダイナマイト」とセットという形で、導火線が初めて大砲と関わらない仕掛けとしても登場した。
- 星のカービィ ディスカバリー
- 表記は「たいほう」。
- ファイアとその進化系列、ハンマーとその進化系列、バルフレイソードで点火可能。
- 本作から大砲に入っている時にしゃがむと、導火線が加速する。
- 導火線が燃える先にブロックやかいだんほおばり状態のカービィおよびかいだんそのものがあると、火がそこで消えてしまう。
- 本仕掛けのことがタイトルに含まれるトレジャーロードにファイアトレジャー「もやして走って! たいほうへ」、ドラゴニックファイアトレジャー「とかしてすべって! たいほうへ」の2つがある。
- ガチャルポンではVol.1にラインナップ。
導火線のない大砲[]
シリーズを通して登場作品が多いものとして、空中に配置されており回転して発射する「ふっとばし大砲」というものもある。そちらについては当該記事を参照。
- カービィのピンボール
- ワープ面に登場[1]。台の下にカービィを落とすと現れる。3方向に順番に傾き、Aボタンを押すことで好きなタイミングで発射できる。
- カービィのおもちゃ箱
- 「ピンボール」において、最初にカービィを打ち出すために登場。
- ぐるぐるボールではデザインの異なるピンク色のものが登場。パワーを調節してカービィを打ち出す。
- 星のカービィ スーパーデラックス / 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
- 「白き翼ダイナブレイド」のステージ終了後のボーナスチャンスに登場[2][3]。大砲の色は黄色く、右に砲身を向けている。プレイヤーキャラ以外に3体のカービィが大砲を支えている。メーターの動きをボタンで止め、それに応じて飛ぶ飛距離が変わる。
- コロコロカービィ
- レベル8・ステージ4に登場[4]。触れると自動で中に入り、左右に傾けて位置を調整し、Aボタンで発射できる。発射後も左右に傾けることで移動が可能。デデデ大王戦でも使用する。
- カービィのエアライド
- スチールオーガンに登場。中に入ると少しの間を置いてコースの続きに自動的に飛ばしてくれる。この仕掛けに関連したクリアチェッカーで「大砲から同時に3人以上飛び出す」がある。機械チックなデザイン。
- 星のカービィ トリプルデラックス
- ゴールゲームに登場[5]。紫色で星の模様があしらわれており、プレイヤーキャラが入ると奥に砲身を向ける。『SDX』のものと同じような仕様で、メーターに応じて飛ぶ飛距離が変わる。
- また、セクトニア ヴァイン戦で使用する兵器も「大砲」である[6]。
- 星のカービィ ロボボプラネット
- ゴールゲームに登場。仕様は『TDX』とほぼ同じだがデザインが変更されており、赤と青のギザギザに星の模様があしらわれたものになっている。
- カービィ バトルデラックス!
- 表記は「たいほう」。「あつめて! リンゴマッチ」ではつながりの森といきどまりの森に、時間が経過すると登場する。リンゴやキャラクターを特定の場所まで飛ばす。
- 「VSロボボンカース」では全ステージに登場。ミサイルを入れることでロボボンカースにダメージを与える。
- デデ・デデデンZ戦では戦闘中にバンダナワドルディが持ってくるという形で登場し、コピーカービィを入れて発射させることでダメージを与える。この大砲は高瀬美恵の小説「星のカービィ 決戦! バトルデラックス!!」ではグレート大砲という名称で登場するが、原作側でもこの名称があるのかは不明。
書籍作品における大砲[]
- 星のカービィ 今日もまんまる日記!
- 6巻 第5話に登場。要塞ジャマハルダに設置されている。
派生種[]
- ふっとばし大砲
- 『星のカービィ スーパーデラックス』で初登場した、矢印の方向にカービィをふっとばす大砲。本仕掛けと並んで多くの作品に登場しており、亜種も複数存在する。
- ミニ大砲
- 『タッチ! カービィ』に登場する、カービィほどの大きさしかない小さな大砲。
- スーパー大砲
- 『タッチ! カービィ』で類似の仕掛けとして登場。点火するのではなく、タッチによって発射させる。
- かたむき導火線ブロック
- 『星のカービィ トリプルデラックス』で導火線の亜種として登場。ニンテンドー3DSを傾けてブロックを左右に動かすことで導火線同士がつながり、発射できるようになる。
- はこべる大砲
- 『星のカービィ ロボボプラネット』で大砲の亜種として登場。ロボボアーマーで運んで大砲おき場[7]に置くことで導火線がつながり、発射できるようになる。
- フレンズ4連大砲
- 『星のカービィ スターアライズ』に登場。4つの大砲が並んでおり、フレンズヘルパーとカービィが4人同時に乗ることで先の障害物を破壊できる。
画像[]
- 導火線のない大砲
余談[]
- 『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』ではステージ「いにしえの王国」の土管に入る際にキャラごとに専用モーションを取るが、カービィの場合は大砲に入る時と同じポーズを取る。同ステージが収録された『スマブラSP』では専用モーションはない。
- 『バッジとれ〜るセンター』の「星のカービィ 夢の泉の物語 コレクション その3」の台で『TDX』でのキーホルダーを用いたバッジが手に入る。
- 「星のカービィポータル」では各ページの最下部に設置されており、クリックするとカービィが打ち上げられ、それに伴って最上部へ戻る。
- 『カービィのグルメフェス』ではキャラおかしとして登場。
- テレビアニメ「ヘボット!」の第6話「激走! ボキャバトルレース」で、本項がネタにされたパロディがあった。先頭で他を引き離して独走するカットビヘボットに追いつくべくモエルとスチャットが用いた「熱血のメラメラコンボ」のカットインの中で導火線のついた大砲になったスチャットにモエルが発射される。この時、大砲が一回転してから発射されるという挙動も再現されている。また、同アニメ最終回の過去放送のカットを集めたエンディングにも含まれた。