カービィWiki

『カービィWiki』は星のカービィに特化した誰でも参加できる大百科です。些細な事でも良いのでカービィWikiにあなたのカービィの知識をぜひお貸しください。編集の仕方や注意点などはこちらのページで確認できます。

もっと見る

カービィWiki
Advertisement
回歴する追憶の数え唄
楽曲
読み: かいれきするついおくのかぞえうた
英名: Vagrant Counting Song of Retrospection
作曲者: 安藤浩和
初出作品: 星のカービィ ロボボプラネット
収録アルバム: 星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック

回歴する追憶の数え唄 (かいれき - ついおく - かぞ - うた)とは、『星のカービィ』シリーズの楽曲の1つである。英題はVagrant Counting Song of Retrospection[1]

ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす

概要[]

作曲者は安藤浩和[2]
この記事にある他のアレンジ、派生楽曲も特記が無い限り同氏によるもの。

今作のラスボス星の夢第3形態の戦闘曲。
タイトル画面で流れる曲「回る光はプラネット」のアレンジ。元は「銀河に名立たるハルトマン」のアレンジであるが、様々な独自のフレーズが含まれている。星の夢の自我が強まっているためか、「VS.スタードリーム」以上に機械音が使われており、曲終わりの「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズはうっすらとしか流れない。なお意識したかは不明だが、イントロが「スカイタワー」に類似している。

楽曲の経緯[]

  • 流 - 流用
  • ア - アレンジ
  • 派 - 派生
  • メ - メドレー

最終決戦の曲であるこの曲は「銀河をめぐる人智を超えた存在」をテーマとして作られ、その後「カウントダウンが進む決戦」を感じさせるように後半の熱いサビが加わった。そして「もっと熱く、忘却に向かって静まった後、最後はループしてよみがえる!」というオーダーのもと、さらなる改良を重ねて現在の曲が生まれた[3]

なお、この曲が完成するまでの元フレーズを、公式サイトで聴くことができる。

ゲーム作品における回歴する追憶の数え唄[]

ここでの「元フレーズ」は「銀河に名立たるハルトマン」およびその元フレーズを指す。

星のカービィ ロボボプラネット「回る光はプラネット」
  • 公式曲タイトル - 「回る光はプラネット」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 当BGM(派/フレーズ/原曲)
  • 使用箇所 - タイトル画面
  • サウンドテスト - 001
「回歴する追憶の数え唄」は本曲をベースに大幅にアレンジされているため、ここではこれを原曲として扱う。
イントロを除いて全て「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズで構成されており、Aメロには「おお 偉大ー」という感じでフレーズが入っている(分かりにくい)。その後、Bメロとして少しリズムを崩した「おお 偉大な ハルトマン」のフレーズが繰り返され、イントロに戻る。
星のカービィ ロボボプラネット「回歴する追憶の数え唄」
  • 公式曲タイトル - 「回歴する追憶の数え唄」[5][4][6]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(ア/メ)
  • 使用箇所 - 星の夢星の夢.Soul OS 第3形態戦
  • サウンドテスト - 095
回る光はプラネット」「銀河にねがいを:シューティング面」のミックスアレンジで、熱いサビのフレーズなどが追加された。曲終わりに、うっすらと「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズが含まれている。
星のカービィ ロボボプラネット「回るコンプリートプラネット」
  • 公式曲タイトル - 「回るコンプリートプラネット」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(ア)
  • 使用箇所 - ステッカールーム(コンプリート)、「真 かちぬきボスバトル」1戦目〜5戦目前休憩所
  • サウンドテスト - 145
長調にアレンジされている。
星のカービィ ロボボプラネット「回歴スル追約ノ忘レ貝」
  • 公式曲タイトル - 「Soul 0 System〜回歴スル追約ノ忘レ貝」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 当BGM(流/フレーズ編集)
  • 使用箇所 - 星の夢.Soul OS 最終形態戦(後半)
  • サウンドテスト - 155
サビから入る。また、1周目ではサビのフレーズが大幅にカットされている。
みんなで! カービィハンターズZ「回る光はプラネット」
カービィのすいこみ大作戦「回る光はプラネット」
カービィ バトルデラックス!「回る光はプラネット」
サウンドテスト未収録。
スーパーカービィハンターズ「回る光はプラネット」
カービィファイターズ2「回る光はプラネット」
星のカービィ ディスカバリー「回る光はプラネット」
サウンドテスト未収録。
カービィのグルメフェス「回る光はプラネット」
星のカービィ Wii デラックス「回る光はプラネット」
サウンドテスト未収録。

派生楽曲[]

星のカービィ ロボボプラネットメモリーズ:あなたとの思い出は忘れない
  • 公式曲タイトル - 「メモリーズ:あなたとの思い出は忘れない」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 当BGM(派/メ)
  • 使用箇所 - ムービー「エンディング」「うら・エンディング」
  • サウンドテスト - 099
キカイのせかいのだいぼうけん」「空色フライト」「回歴する追憶の数え唄」のメドレーアレンジ。「銀河に名立たるハルトマン」「GREEN GREENS」のフレーズも使われている。当該記事参照。
星のカービィ スターアライズ「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」
  • 公式曲タイトル - 「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」[7]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 当BGM(派/メ)
  • 使用箇所 - 「星の秘書スージーバルフレイナイト
  • サウンドテスト - 183
回歴する追憶の数え唄」「VS.スタードリーム」のメドレーアレンジ。原曲が機械音を多く使った曲だったのに対し、こちらはほとんど使われないオーケストラアレンジとなっている。イントロの一部フレーズやAメロが省略されている。
スーパーカービィハンターズ「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ リミックス(仮)」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → デウス・エクス・マキナ(派/メ) → 当BGM(ア)
  • 使用箇所 - 超:プレズ・アナザースージー
  • 編曲 - 不明
イントロやループ際にフレーズが追加されたほか様々な変化が施されている。

ハルトマンワークスカンパニーHQ[]

詳細は「ハルトマンワークスカンパニーHQ」を参照。

星のカービィ ロボボプラネット「ハルトマンワークスカンパニーHQ」
  • 公式曲タイトル - 「ハルトマンワークスカンパニーHQ」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 当BGM(派)
  • 使用箇所 - アクシス アークス・ステージ1
  • サウンドテスト - 081
本曲のイントロやAメロ部分、そしてサビのフレーズが使われた派生楽曲。「GREEN GREENS」のフレーズも使われている。

VS.スタードリーム[]

詳細は「VS.スタードリーム」を参照。

星のカービィ ロボボプラネット「VS.スタードリーム」
  • 公式曲タイトル - 「VS.スタードリーム」[5][4][8][7]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(派/メ)
  • 使用箇所 - 星の夢星の夢.Soul OS 第1形態戦
  • サウンドテスト - 091
Fatal Error」「回る光はプラネット」「戦艦ハルバード:艦内」のメドレーアレンジ。「銀河に名立たるハルトマン」「GREEN GREENS」のフレーズも使われている。

フレーズ使用[]

星のカービィ ロボボプラネット「ファーストコンタクト」
  • 公式曲タイトル - 「ファーストコンタクト」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(フレーズ)
  • 使用箇所 - ムービー「宇宙からの ファースト コンタクト」
  • サウンドテスト - 002
回る光はプラネット」「VS.スタードリーム」「銀河に名立たるハルトマン」「戦艦ハルバード:甲板」「GREEN GREENS」のフレーズが使われている。序盤やアウトロにイントロのフレーズが使われている。
星のカービィ ロボボプラネット「プレインプロプトン」
  • 公式曲タイトル - 「プレインプロプトン」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(フレーズ)
  • 使用箇所 - エリア1 プレイン プロプトン ステージセレクト
  • サウンドテスト - 005
イントロ部分のフレーズが使われている。「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズも使われている。
星のカービィ ロボボプラネット桃球発進! ロボボアーマー
サビ部分のフレーズが組み込まれている。当該記事参照。
星のカービィ ロボボプラネット「オクターンオーシャン」
Bメロ部分のアレンジ。南国風の穏やかな曲調。
星のカービィ ロボボプラネット「Now Loading」
  • 公式曲タイトル - 「Now Loading」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(フレーズ)
  • 使用箇所 - ボス戦前
  • サウンドテスト - 027
Aメロ部分のアレンジ。
星のカービィ ロボボプラネット「ホロビへの再起動音」
  • 公式曲タイトル - 「ホロビへの再起動音」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(フレーズ)
  • 使用箇所 - ムービー「ネガイノ タメニ ホロビナサイ」星の夢起動時、「かちぬきボスバトル星の夢戦前休憩所
  • サウンドテスト - 088
イントロ部分のアレンジ。不穏な曲調。
星のカービィ ロボボプラネットFatal Error
Bメロ部分のフレーズが所々に挟まれており、最後にイントロのフレーズが流れる。
星のカービィ ロボボプラネット「ココロプラネット」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 当BGM(フレーズ)
  • 使用箇所 - ムービー「よみがえる大地」
  • サウンドテスト - 098
空色フライト」「VS.スタードリーム」「回る光はプラネット」「銀河に名立たるハルトマン」「戦艦ハルバード:甲板」「戦艦ハルバード:艦内」のフレーズが使われている。が映っているシーンやアウトロにイントロのフレーズが使われている。
星のカービィ ロボボプラネット「Soul 0 System」
  • 公式曲タイトル - 「Soul 0 System〜回歴スル追約ノ忘レ貝」[4]
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 当BGM(フレーズ)
  • 使用箇所 - 星の夢.Soul OS 最終形態前半
  • サウンドテスト - 154
サントラ前半部分。「銀河にねがいを:シューティング面」のアレンジで、イントロ部分のフレーズが何度か使われている。

各サウンドトラックにおける回歴する追憶の数え唄[]

星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック
トラック1-01「回る光はプラネット」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光はプラネット(派/フレーズ) = 当BGM
トラック1-02「ファーストコンタクト」
  • 経緯 - 元フレーズ → ファーストコンタクト(フレーズ) = 当BGM
トラック1-04「プレインプロプトン」
  • 経緯 - 元フレーズ → プレインプロプトン(フレーズ) = 当BGM
トラック1-32「Now Loading」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → Now Loading(フレーズ) = 当BGM
トラック2-18「ホロビへの再起動音」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 再起動音(フレーズ) = 当BGM
トラック2-24「回歴する追憶の数え唄」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) = 当BGM
トラック2-35「回るコンプリートプラネット」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → コンプリートプラネット(ア) = 当BGM
トラック2-40「Soul 0 System〜回歴スル追約ノ忘レ貝」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 忘レ貝(流/フレーズ編集) → 当BGM(メ)
Soul 0 System」が1ループ流れたあと、「回歴スル追約ノ忘レ貝」が2周流れる。2周目のループ前では、フェードアウトせずに曲が止まる。
星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック
トラック6-11「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → デウス・エクス・マキナ(派/メ) = 当BGM
星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス
トラック09「カービィのクライマックスバトルフェス」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → 当BGM(派/メ)
  • 編曲 - 大原萌[10]
最終ボス」「VS.マルク」「VS.ゼロ・ツー」「CROWNED」「狂花水月」「回歴する追憶の数え唄」のメドレーアレンジ。
Nintendo Music
星のカービィ スターアライズ「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」
  • 経緯 - 元フレーズ → 回る光(派/フレーズ) → 数え唄(ア/メ) → デウス・エクス・マキナ(派/メ) = 当BGM

他言語での名称[]

他言語のソースは英語版ハル研公式サイトより。

言語 名前 意味・由来
英語 Vagrant Counting Song of Retrospection

余談[]

  • 海外では「P-R-O-G-R-A-M」という誤った曲名が広まっているが、これは海外のユーザーが「C-R-O-W-N-E-D」から発想を得て、勝手に命名して発売早期に動画サイトにBGMをアップロードし、それを多くのユーザーが視聴したためである。

脚注[]

以上でネタバレ部分は終了です。

関連記事[]

Advertisement