
シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

シアターの間で見られたアニメの表紙
“ | ワドルディ達に愛のもう一皿を! | ” |
—ワドルドゥ隊長のセリフ |
『ワドルディの食文化大革命』( - しょくぶんかだいかくめい)はアニメ『星のカービィ』の第92話のサブタイトルである。初回放送日は2003年7月26日、初回放送の視聴率は4.8%[1]。
登場人物[]
- メインキャラクター
ほか
登場したコピー能力[]
あらすじ[]
ある日、エスカルゴンは、ワドルディたちが精進料理という低カロリーで高級な食事をとっていることを知る。それを伝えると、デデデは、村人にワドルディたちの弁当を募集し、安いものを採用しようと考えた。結果、コックカワサキの薄切りサンドイッチに決まった。値段はなんと1デデン。食事は薄切りサンドイッチを1日2回、おやつも夜食も廃止。デデデとエスカルゴンの食事が豪華になるにつれ、ワドルディたちの元気がなくなっていった。
そしてついに、ワドルディたちは革命を起こした。デデデの絶対王政が崩れた時、カスタマーサービスが現れた。カスタマーは食い物の恨みほど恐ろしいものはないとデデデに告げ、シェフ魔獣モウ・タクサンを送った!モウ・タクサンの中華料理でワドルディたちは再びデデデの味方についた一方、ワドルディたちに追われていたフームとブン、カービィはメタナイト卿の助けもあって捕らえられていたパーム夫妻、カワサキのいる人民裁判所へ向かう。
デデデの命令でワドルディたちはカービィに一斉攻撃をし、カービィはワドルディを吸いこむのだが、スカであることが証明され能力を得られない。料理さえよければワドルディは味方に着くと分かったフーム。しかしコックカービィに変身するものがないため困る。そこでカワサキは背負っていたフライパンをカービィに吸い込ませてカービィはコックカービィに変身する。ステーキを振るまうカービィに負けずとモウは北京ダックを振るまう。
ワドルディたちを虜にさせる料理勝負とはいえどあのような高価な料理を食べさせる金はないためデデデとエスカルゴンもお手上げ状態。さらにカロリーの摂りすぎでワドルディの何人かが太ってしまう。そこでフームは体に良い食事をあげてとカービィに伝え、カービィはワドルディたちに精進料理を振るまった。
そして最終的に見事モウを撃退して、ワドルディたちの食事は精進料理に戻ったのであった。
提案された料理[]
料理名 | 提案者 | 価格 (デデン) |
備考 |
---|---|---|---|
栄養たっぷりのステーキ弁当 | サト率いる主婦たち | 300 | サラダも煮物もたっぷり |
パスタ付き豪華ハンバーグ弁当 | タゴ | 200 | これ1つで200デデンでぇーす! |
レン牧場直輸入コレステロールたっぷりのラムステーキ定食 | コックカワサキ | 500 | |
地鶏炊き込みご飯定食 | サト率いる主婦たち | 190 | 栄養落とさず |
カレー弁当 | タゴ | 150 | |
焼きそば弁当 | コックカワサキ | 100 | |
野菜炒め弁当 | サト率いる主婦たち | 90 | フームとブンの台詞が邪魔で聞き取りにくい |
おにぎり弁当 | タゴ | 60 | |
タコス弁当 | コックカワサキ | 50 | |
古い油で炒めた野菜くず弁当 | コックカワサキ | 10 | 吹っきれた後の1つ目 |
梅干しミニ弁当(賞味期限切れ) | タゴ | 9 | |
水同然に薄めたコーンスープとパンのセット | コックカワサキ | 6 | |
さらさらお粥にたくあん1切れ | タゴ | 5 | |
サンドイッチ | コックカワサキ | 1 | 1本のハム・1斤のパンを1万枚まで薄く切った物。 重ねても透けて見える。 |
次回予告の台詞[]
デデデ(以下デ)&エスカルゴン(以下エ):(デ)エスカルゴン!(エ)はい(デ)ワドルディどもは数が多すぎるゾイ。おまけに働かないでうまいものをたらふく食っとるゾイ(エ)ん~、確かにヤツらの食費は国家予算の90%で…(デ)う~ぬ、ワドルディめ、憎いゾイ、憎いゾイ!(エ)でも人気投票ではカービィと並んでトップ!(デ)次は働かざる者は食うべからずゾイ!
海外でのサブタイトル[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | Hunger Struck |
空腹ストライキ[2] |
スペイン語 | La rebelión del hambre |
備考[]
- 初回放送時に地震災害のニュース速報により終盤部分の放送が中断されたが、後日再放送された[3]。放送された日時は脚注の通り。
- サブタイトル名や魔獣の名前は中国の「文化大革命」がパロディ元[4]。
- 「ジュニア空想科学読本13」では、コックカワサキが作った1万枚の薄切りのサンドイッチについて詳しく検証している。それによれば、科学的に考えると食パンとハムの厚さは0.012ミリメートル、サンドイッチは0.081グラム、0.182キロカロリーとなる。
名台詞・迷台詞[]
- 「へ、陛下!でんちゅう、殿中でござる!」(エスカルゴン) - 「忠臣蔵」の台詞の一つ[4]。
- 「はあ~、目にも舌にも上品で~、陛下~の舌に~は、似合わ~ない♪ワサビは~パリパ~リ、イチジク~は~デザァト風で、さにあ~らず♪アンアンアア~、つぶつぶの、舌ざわり~♪」(エスカルゴン) - 元ネタ不明。
- 煎餅がワドルディの口らしき部分に吸い込まれたのを見て「謎ゾイ、不思議ゾイ、恐いゾイ」(デデデ)
- 「エスカルゴ~ン、もうおねむの時間ゾ~イ」(デデデ)
- 「やっと運が向いてきたね…。来年の今頃は俺、億万長者だね!」(コックカワサキ)
- 「レン牧場直輸入、コレステロールたっぷりのラムステーキ定食!」(コックカワサキ)
- カワサキらの批判に対して「栄養なんぞいらん!」「見た目も悪くてよいゾイ!」(デデデ)
- 「じゃあ俺、1デデンでいい!」(コックカワサキ) - 値引き競争に終止符を打った台詞
- カワサキの切ったハムを見て「この薄さ!」「芸術ゾイ」(エスカルゴン&デデデ)
- 「(カワサキに向かって)料理人として恥ずかしくない!?」(タゴ) - 自分こそ散々な料理を提案しておいて、人の事を言えたものではない。
- 「カワサキ、あんた必ず破産するわ」(サト)- この後カワサキは改心するのではなく、更に食材を薄く切る練習をする。
- ワドルドゥ隊長の話を聞いて「陛下より怒りっぽいのはいないから平気、平気…」(エスカルゴン) - この後デデデにフライドチキンで殴られる
- 「ワドルディ達に愛のもう一皿を!」(ワドルドゥ隊長)
- 「人民裁判所へ連行しろー!」(ワドルドゥ隊長)
- 「立て!飢えたるワドルディ達よ!虐げられたる我が同胞(はらから)よー!!」(ワドルドゥ隊長)
- 「何でゾイ?何で飯ぐらいで騒ぐゾイ!?」(デデデ)
- 「革命は成ったー!陛下の絶対王政は崩れたぞー!」(ワドルドゥ隊長)
- 「これは陛下。本日もご機嫌・・・麗しくないようで。」(カスタマーサービス)
- 「この世で何が恐ろしいと言って?食い物の恨みほど恐ろしいものはありません」(カスタマーサービス)
- カービィがワドルディを吸いこんでもスカだったことに対して「やっぱスカか…」「ワドルディはダメなのね…」(ブン&フーム)
- 「美味しい食文化大革命!」(エスカルゴン)
- 「カービィ、俺ごと吸い込んでー!」(コックカワサキ) - ゲームのようにはいかず、実際にはフライパンのみを吸い込んだ。
- 「料理対決に巻き込まれて食べ放題」(エスカルゴン)
- 「みんなカロリー取りすぎだぁ」(ワドルドゥ隊長)「デデデ状態じゃん!」(ブン)「ダイエットに苦しむことになるぞ…」(ワドルドゥ隊長)
- 「北京ダックなんぞ、高くていかんゾイ」(デデデ)