ロボボアーマー
<アイテム> | |
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読み: | ろぼぼあーまー |
英名: | Robobot Armor |
初登場: | 星のカービィ ロボボプラネット |
“ | マシンに乗って てきの能力をスキャン! 強力なワザで てきをなぎはらえ! |
” |
—「星のカービィポータル」のコピー能力「ロボボアーマー」での説明 |
ロボボアーマーは、『星のカービィ』シリーズで登場するマシン。
概要[]
『星のカービィ ロボボプラネット』で登場。倒した、もしくは搭乗者の居ないインベードアーマーにカービィが乗り込むことで、ボディがピンク色に変化しロボボアーマーとなる。通常通りの攻撃の他、ジャンプで敵を踏みつぶしたり、ネジまきスイッチや3Dウッドブロックなどのロボボアーマー専用の仕掛けを作動や破壊したり、更にコピー能力を持った敵をせいのうスキャンすることで、カービィのコピー能力のように変形することができる。ジャンプは2だんジャンプからの一定時間のホバーまでしか出来ないが、その攻撃はどれも強力。またせいのうスキャンした能力はいつでもリセットし、新たな能力を手に入れる事が出来る。ロボボアーマーの乗り降りは特定の場所にある発着ガレージで可能。ロボボアーマーに乗るときに、体力は全回復する。発着ガレージを使えば、何度でも体力の全回復が可能。一部ステージを除き、ロボボアーマーがあるステージでも、それに乗らずにステージを進むことも出来る(ロボボアーマーに乗ったままステージをクリアしても次ステージには持ち越されない)。
インベードアーマーは乗る者によって性能が変化し、発揮するパワーが異なる。カービィが乗るとコピー能力の特性を得て、せいのうスキャンの出来るロボボアーマーに変形した。ここまでアーマーの性能が向上するのはカンパニーも想定外だったらしい[1]。元々は星の夢によって作られたものらしい[2]。CMなどムービーによればインベードアーマー内部にはゲーム内の3DS下画面に表示されているものと同じような操作パネルがあり、ロボボアーマー搭乗中に、攻撃ボタンを押すと、カービィが操作パネルを結構適当に押している様子が伺える。ラストでは星の夢に止めを刺すべく、腕を超巨大なドリルに変形させる。星の夢を倒した後は、力を使い果たし気を失ったカービィを自らポップスターに返そうとしたり、目から涙(冷却水[3])を流すなど、カービィが乗った事でそれなりの自我が生まれたような描写もある。その後、ロボボアーマーがどうなったのかは不明。ちなみに重量は8.6t。
『ロボボプラネット』の開発初期では、パワードアーマーと呼ばれており、最初は熊崎信也によるラフスケッチによる初期案があり、これを元にデザイナー陣によるスケッチにより、「ジェット機タイプ」、「ギアタイプ」、「多脚砲台タイプ」、「スパナタイプ」、「ドライバータイプ」の5種類が考えられ、これを乗り換えていく予定だったが、そうはいかなかったようで、スパナタイプに絞り、さらにこれから100案ほどデザインを揃えたという[4]。ドライバータイプは秘書スージーの乗るリレインバーなどに受け継がれているのが分かる。ジェット機タイプもジェットモードとして名残を残している。
性能[]
ニンテンドーキッズスペース - 「ロボボアーマー」のヒミツを分析!より。
- ロボボメット (Robobot Helmet)[5][6]
- ロボボアーマーに乗ると、自動的に出現するヘルメット。ロボボアーマーを自由自在に操縦できる気分になれる。
- ロボボエレクトロアイ (Robobot Electro Eyes)
- 暗い所でも敵を識別できる高性能なカメラが入っている。敵をロックオンすると、すぐに性能をスキャンできる。
- スキャニングシステム (Scanning System)
- 口の中に敵の性能をスキャンする、スキャニングシステムが収納されている。スキャンされた敵は分析後にデータ化されるが、その後、どこに消えるかは不明。
- ロボボアーマーボディ (Robobot Armor Body)
- ハルトニウム合金で作られた硬いボディ。カービィが乗ることでカラーリングが変化するが、そのメカニズムは謎。手足をボディの中に収納できるほか、ボディ内部のパーツを分子レベルで組み替える事で、すぐに変形を行う。
- ロボボパワードアーム (Robobot Powered Arms)
- ボンカースの100倍の腕力を持つ。腕にはステッカーを貼ることができるオシャレ要素もある。巨大なネジを巻く為に、肩にスパナにもなるドライバーが付いている。
- ロボボブースター (Robobot Booster)
- 体重8.6tのボディを浮かせる高出力なブースター。宇宙空間であれば自由に飛行できる。
- ロボボレッグ (Robobot Legs)
- 腕に比べて小さいが、重量のあるボディでもガンガン走る。さらに、ブースターを使ってホバー移動することで、カービィのダッシュより速い速度で進むことができる。
技[]
ロボボアーマーの能力[]
特殊な物を含み全15種類。詳細は各記事参照。
- アイスモード
- エスパーモード
- カッターモード
- ジェットモード
- ストーンモード
- スパークモード
- ソードモード
- パラソルモード
- ビームモード
- ファイアモード
- ホイールモード
- ボムモード
- マイクモード
- 最終決戦艦ハルバードモード
- ファイナルスクリューモード
登場作品[]
- 星のカービィ ロボボプラネット
- 先述してきた通り。ステッカーとしても登場している。
- カービィのすいこみ大作戦
- 『ロボプラ』のすれ違い通信のデータが存在する場合、エントランスにロボボアーマーの像が追加される。
- 星のカービィ スターアライズ
- ストーンの変身やメモリアルイラスト「ロボボメモリーズ」に登場。また、第三弾アップデート後は、マホロア・タランザ・秘書スージーで「星の〇〇〇〇」をクリアしたときの一枚絵にも登場する。
- カービィのグルメフェス
- キャラおかしとして登場。
- 星のカービィ Wii デラックス
- なりきりおめんとして登場。わいわいマホロアランドのスタンプラリーNo.31の報酬。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- スピリットとして登場。使用されているアートワークは『ロボプラ』のカービィが搭乗している通常モードもの(パッケージに描かれていない方)。種類はサポーターで階級はHOPE。攻撃属性。効果は武器攻撃強化。
- 入手のためのバトルでは、体力制で赤色のジャイアントメタルカービィ4人と戦う。ステージはカービィシリーズの機械的なステージとして、もしくは『ロボプラ』終盤の展開を意識して戦艦ハルバード。BGMは原作での搭乗時のテーマである「桃球発進! ロボボアーマー」となっている。
- また、ブキチの商店でも入手可能。
星のカービィ公式ツイッターでのロボボアーマー[]
2017年10月19日の投稿で、カービィが乗り込み綱引きに使った。
固有BGM[]
- プレイン プロプトン・ステージ2など
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- 「桃球発進! ロボボアーマー」
- 一部のステージでのロボボ搭乗時にこの曲が流れる。
- ラスタード ロード・ステージ2、ギガント グラウンド・ステージ4
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- 「空色フライト」
- ジェットモード使用時に流れる。「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズが繰り返し使われている。
- リポジトリム リズム・ステージ4
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- 「アウトロウドライバー」
- ホイールモード使用時に流れる。「桃球発進! ロボボアーマー」のアレンジ。
- アクシス アークス・ステージ5
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- 「この一撃に桃球レボリューション」
- 「ハルトマンワークスカンパニーHQ」のアレンジ。
スペシャルページの説明文[]
- 星のカービィ ロボボプラネット
- 乗る者によって はっきする
- パワーが ことなる ナゾのマシン。
- コピーできる カービィが乗ると、
- てきの せい能を スキャンする
- 変形コピーロボとなった!
ロボボアーマーを描いた漫画家・イラストレーター[]
- ※描いた人物が判明している物だけ載せています。
作者 | 画像 | 掲載作品 | 登場モード | 備考 |
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まつやま登 | ![]() ![]() |
星のカービィ カービィ&デデデのプププ日記 | ホイール | |
谷口あさみ | ![]() ![]() ![]() |
星のカービィ! も~れつプププアワー! | アイス ファイア |
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武内いぶき | ![]() |
星のカービィコロコロ限定コレクションステッカー | 月刊コロコロコミック2020年10月号付録の裏面に描かれている。 | |
南条アキマサ | ![]() |
星のカービィ キラキラ★プププワールド | ||
ダイナミック太郎 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
星のカービィ 今日もまんまる日記! 星のカービィ コピー能力4コマ大図鑑 |
ジェット エスパー カッター アイス ハルバード ホイール マイク ソード |
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苅野タウ&ぽと | ![]() ![]() ![]() ![]() |
星のカービィ (高瀬美恵) | ホイール ハルバード ファイナルスクリュー |
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からめる | ![]() |
いつでもカービィ | 「星のカービィファン」第4号掲載の「30周年おめでとう!お祝いメッセージ大紹介!」での色紙イラストで描かれている。 |
画像[]
動画[]
余談[]
- 『星のカービィ2』に登場するなかまのリック、カイン、クーがしもべと呼ばれていた時期には、この3匹は中ボス的な存在でダメージを与えて合体するという、ちょうどロボボアーマーのようなものも考えられていた[7]。なお、「しもべ」が合体前のコピー能力を引き継ぐ予定だったのに対し、こちらはロボボ時と通常時の能力は別で管理されている。
- ロボボアーマーのせいのうスキャンは、カービィのコピー能力「コピー」のぶんせきのひかりを基にしていると思われる。そのためか、本作のステッカーに能力「コピー」のコピー元であるタックが採用されている。
ハコアーマー
ハコアーマーとロボボアーマー
- 『スタアラ』ではドリームフレンズとして登場の秘書スージーが搭乗するという案もあったという[8]。
『リスボックリ』におけるパロディ
脚注[]
- ^ 雑誌『Nintendo Dream』2016年6月号p.18
- ^ 星の夢 最終段階のスペシャルページより。
- ^ 2016/9/8「『星のカービィ ロボボプラネット大質問会!回答編』第3回目(&イラスト)」(アーカイブ)
- ^ スージーのしんりゃくレポートその4
- ^ 「KIRBY SUTEKI! MUTEKI! CLOSET」でこのメットをかぶったカービィのグッズが出た際は、「ロボボヘルメット」という名称であった[1]。
- ^ 『カービィのグルメフェス』でこのメットをかぶったカービィがキャラおかしになっているが、「カービィ(ヘルメット)」という名称である。
- ^ カービィミュージアムより(参考ツイート)。
- ^ 雑誌『Nintendo DREAM』2019年1月号(2018年11月発売)
- ^ 漫画家で、2018年1月にアニメ化もされた『ポプテピピック』の作者。同アニメの第2話で「0% 0% 0%」のパロディネタが、第9話でプププランドの地面によく刺さっている「アレ」そっくりの物体が登場していた。後に自身のTwitterでSDXのCMを元にした漫画も掲載している。
関連記事[]
参考リンク[]
基本アクション 作品別アクション
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