
シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

シアターの間で見られたアニメの表紙
『モスガバーの逆襲!』( - ぎゃくしゅう)はアニメ『星のカービィ』の第74話のサブタイトルである。初回放送日は2003年3月15日、初回放送の視聴率は4.7%[1]。
登場人物[]
- メインキャラクター
ほか
- ゲストキャラクター
- モスガバー - 魔獣ではない
あらすじ[]
孤島・エンブリオ島ではザ・ツインナッツが歌でモスガバーを呼び寄せていた。しかし、突如として空にかかった暗雲から巨大な手が出現。二人を連れ去り、モスガバーの叫びが島に響いた。
その頃デデデ城でもププビレッジでも皆くしゃみが止まらなくなっていた。フームとヤブイの言によりそれが花粉症だと知る村人たち。しかし、今年は花粉の量が異常だった。
それもそのはず、デデデは吸い込み封じをするためカービィを花粉症にしようと花粉をまき散らしていたのだ。さらにカービィの元へ直接現れ、花粉を強引に食べさせる。だが肝心のカービィは全然平気。フームとブンが現れ、デデデは撤退する。
デデデ城ではデデデが純生花粉100%の料理をエスカルゴンに振る舞っていた。カスタマーサービスにカービィは普通の花粉ではダメだと相談するデデデ。そこでカスタマーは花粉を食べて超花粉に変えるモスガバーを使うことを提案。ホーリーナイトメア社の魔獣ではないため、それをおびき寄せるためのザ・ツインナッツがデデデの元に送られた。エンブリオ島に帰るため、ザ・ツインナッツはモスガバーを呼び寄せる。その歌を聞いたフームとブンは起き出していた。
海を渡りププビレッジに近づくモスガバー。その上陸の様子を目撃したカインは気絶してしまう。花粉症で寝込むトッコリを世話していたカービィもまたその気配を感じ、森へ向かう。そこにはスギを食べるモスガバーがいた。カービィはモスガバーと会話を図るが、糸で縛られ転がっていってしまう。モスガバーは村にも現れ、村長夫妻がその様子を目にしていた。そしてデデデ城にたどり着いたモスガバー。そうとは知らないデデデはモスガバーを砲撃する。それをものともしないモスガバーは糸を吐き、自らを包み込んだ。
チャンネルDDDでその様子が中継され、村人が集まった。観光名所になるというカワサキにフームは反論。これはサナギの状態であり、今に成虫になるというのだ。デデデはそれをむさくるしいものとして焼いてしまう。しかし、一人メタナイトはその高熱が逆に羽化を促すと推察。その予想通りモスガバーは羽化。巨大な蛾となって鱗粉をまき散らす。村人は避難し、カービィは鱗粉を吸い込んで鱗粉症になってしまう。デデデはカービィが倒れるところを見届けんとするが、モスガバーの羽ばたきによる突風で吹っ飛ばされてしまう。
ワープスターを駆るカービィだが、くしゃみが止まらず操縦が上手く行かない。エスカルゴンがフームとブンに鍵を託し、ザ・ツインナッツを救出。元々平和を愛するモスガバーは歌になだめられ、カービィと戦うのを辞める。モスガバーはザ・ツインナッツに乗って帰っていった。彼女たちに高い金を払ったデデデはうなだれる。
モスガバーとザ・ツインナッツが帰ったエンブリオ島には再び彼女たちの歌が響いていた。
次回予告の台詞[]
フーム:次はちょっとヘンテコなお話よ。暖かい季節になってみんな花粉症になって苦しんでたら、もっと凄いことになっちゃった。鱗粉(りんぷん)症っていうの。「鱗紛」って、チョウチョやガの翅から舞い散る粉のこと。よく、「ナントカは風邪ひかない」っていうけど、さあ…今度のカービィは、どうかしらね?
海外でのサブタイトル[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | Caterpillar Thriller |
イモ虫で大騒動[2] |
備考[]
- ゲストキャラや挿入歌などが映画『モスラ』のパロディである[3]。
- ワドルディがわにゃわにゃと喋る事が明らかになった。
- この回は珍しくエンディングへの移行が、通常の星型の枠にカービィが映し出される演出ではなく、ブラックアウトする形になっている。他には忠誠! ソードとブレイドや宝剣ギャラクシア!がある(後者はホワイトアウト)。
- この回で登場する、「モスガバーの歌」はゲームに逆輸入され『あつめて! カービィ』と『タッチ! カービィ スーパーレインボー』でアレンジ曲が使われている。
名台詞・迷台詞[]
- 「モスガ~バ~ヤ モスガ~バ オッキイ~ケレド ド~テンニ~ン(堂天任) シシャ(支社)ハ~ カンダ(神田)ノ~ ビ~ル~(のビル) チッチャイ(小っちゃい)ナ~ ヤマナ~シ(山梨) ケンハル~(研HAL)ハ クイモン(食いもん)ニ~ コマルヨ~(困るよ) モスガ~バ~ヤ モスガ~バ モスガ~バ~ヤ モスガ~バ、ヤ!」(ザ・ツインナッツの「モスガバーの歌」)
- 「陛下が絶対にかからない病気でげすよ~」(エスカルゴン)
- 「風邪ひいちゃって、くしゃみすると鼻水が料理に垂れるんだよね~」(コックカワサキ) - ガスに料理を出しながら言っている。直後、ガスに「うわぁ、きったねーー!!」と言われ、パーム・メーム・ガスに逃げられた後、「あ~、今のギャグよ。ギャグだってば~」と言っている
- 「メーム、お前もか」(パーム) - カエサルの名言「ブルータス、お前もか」をもじっている可能性がある
- 「純生花粉100%ぞい」(デデデ)
- 「これぞスーパー蛾粉!」(デデデ)
- 「死ぬるかも…」(エスカルゴン)