この記事はコピー能力のマイクについて書かれています。 - アイテムのマイクについては、マイク (アイテム)をご覧ください。
マイク
<コピー能力> | |
---|---|
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読み: | まいく |
英名: | Mike |
コピー元: | ウォーキー Mr.チクタク |
初登場: | 星のカービィ 夢の泉の物語 |
分類: | 通常コピー(一発系) |
“ | ワオワオおえー アイヤイヤ! ひびけ3曲 大ねっしょう! |
” |
—「星のカービィポータル」のコピー能力「マイク」での説明 |
概要[]
使い捨てのコピー能力で、メガホンやマイクで叫んで画面内にいる敵全員にダメージを与える。同じ全体を攻撃するコピーのクラッシュと違い、3回まで使うことが出来る。 中ボスなどにも当然ダメージを与えることができるが、1発の威力はクラッシュと比べるとダメージ量は少ない。しかし3回の合計はクラッシュを上回る作品が多い。アニメにも登場した。 ちなみに歌っている本人のカービィは、下手である自覚が全く無い[1]。
登場作品[]
- 星のカービィ 夢の泉の物語、星のカービィ 夢の泉デラックス
- スターロッドを取る瞬間や、スイッチに隣接して使ってスイッチを押すことで、マイク解除の処理を妨げて、255(P5)回使うバグ技がある(00→P5となるので実際は256回)。コロタン文庫の「カービィ 完全攻略ファイル」にもこのバグが裏技として記載されている。リメイクではバグ技が使えなくなっている。
- 星のカービィ スーパーデラックス
- 1回目は威力が低いが、2回目、3回目になるにつれて威力が上がり、3回連続で使うと非常に高い威力を発揮する。ただし、相手がボスの時は、連続使用時に、ボスの無敵時間に注意する必要がある。
- カービィのエアライド
- この作品のみ1回しか使えず、コピーした瞬間に自動的に使用する。
- 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
- 『SDX』にほとんど同じだが、ボスの無敵時間を考慮しなくても良くなり、連発してもダメージを与えられるようになった。
- 星のカービィ Wii、星のカービィ Wii デラックス
- 『Wii』以降は、1・2回目は前方に放つ音波に当たった敵にのみダメージを与えることができる。また3回目に1ボタンを押したままコントローラーを振るなどをすると全体に大ダメージを与える「ラストコンサート」を使う事が出来る。また、技を使わない時も常にヘッドフォン装着するようになった。
- また、『Wii』以降1・2・溜め無しの3回目は大本眞基子のボイスが使われるようになっている。『WiiDX』では新録された。
- 星のカービィ トリプルデラックス
- ボイスが新録されている。キーホルダーとしても登場。
- 星のカービィ ロボボプラネット
- 従来同様の回数制限能力として登場する他、ロボボアーマーの能力の1つとしてマイクモードが存在。こちらは攻撃回数に制限が無い。
- 「うたう」を覚え、アニメやスマブラでもその要素が強調されているプリンのamiiboからコピー可能。
- カービィ バトルデラックス!
- カッターのきせかえにマイクのスタンドマイクをモチーフにしたと思しき、「モヒカンヘア」が登場する。
- 星のカービィ スターアライズ
- フレンズとともに歌う、デスボイコーラスというフレンズ能力がある。
- バッジとれ〜るセンター
- 「星のカービィ トリプルデラックス コレクション その2」の台で公式イラストを用いたバッジが、「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス コレクション その2」の台でキーホルダーを用いたバッジが手に入る。
星のカービィ公式ツイッターでのマイク[]
2017年5月25日の投稿で、リサイタルを開こうとしている。
技[]
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『星のカービィ スーパーデラックス』でのコマンド。『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』では「Y」が「B」になります。また、コマンドは全て右向きの時のものです。 |
画像 | ワザ名 | 操作 | 効果 |
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レベル1『メガホン』 | Y(1回目) | 凄まじい歌声を発し、強力なダメージを画面内の敵すべてに与える。 |
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レベル2『デスクマイク』 | Y(2回目) | 『メガホン』より強力なダメージを画面内の敵すべてに与える。 |
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レベル3『スタンドマイク』 | Y(3回目) | 『デスクマイク』より強力なダメージを画面内の敵すべてに与える。 |
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『星のカービィ Wii』系列(Wii〜WiiDX)の作品でのコマンド。Wii作品では「B」が「1」、「A」が「2」になります。Switch作品についてはデフォルトのボタン設定かつジョイコン2本持ちを想定して記述することとします。また、コマンドは全て右向きの時のものです。 |
スマブラシリーズにおけるマイク[]
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
- フィギュアが存在。イベント戦「腹ペコカービィ」クリアで入手できる。
アニメにおけるマイク[]
“ | まじゅうも にげだす きょうふの メロディー!? | ” |
—『星のカービィ アニメ超ひゃっか』より |
第31話および第61話に登場。変身バンクはカービィが飛んできたヘッドフォンをキャッチし、音楽に合わせて踊っていると、マイクも飛んでくる、というもの。ゲーム同様、全てのものを破壊しつくす歌でデデデ城を2度崩壊させている。
技[]
書籍作品におけるマイク[]
星のカービィ[]
デデデでプププなものがたり[]
背表紙に登場したのは20巻。コピー能力か曖昧なものも含めて紹介。
- 2巻 第1話「デデデ大王、雪山に苦しむ!?」
- 雪山でカービィ達と共に洞窟へ退避したデデデ大王が眠気を訴えたため、カービィが「みんなで歌って眠気を吹き飛ばそう」と提案し歌い出す。しかしその大声で雪崩が起こり、デデデ達は飲み込まれてしまった(カービィはサーフィンの如くスノーボードで雪崩に乗り楽しんでいた)。
- 2巻 第4話「よっぱらいカービィ、お花見に乱入する!!」
- 酔ったカービィが、カラオケをしていたペイントローラーからマイクを奪い取って演歌を熱唱。しかし0点と評価されたので怒ってしまった。
- 18巻 第4話「シールに願いを」
- 善行を積もうとするカービィは、昼寝しようとしているノディのために子守唄を歌った。ノディは爆音で気絶したが、カービィは「気持ち良さそうに寝ちゃった」と勘違いした。
- 21巻 第1話「エアライドで大冒険!!」
- 炎天下にデデデを連れてワープスターでドライブしていたところ、日差しが暑いわフリーズでは寒いわでデデデに怒られる。そこで「音楽でも聞いてリラックス」と言う事で歌い出した。デデデの反応は「聞きたくないーっ」。
角川つばさの小説[]
「星のカービィ あぶないグルメ屋敷!? の巻」や「星のカービィ プププランドで大レース! の巻」でどちらもウォーキーからコピーし、前者では洞窟を崩し、後者ではテレビの放送機材を全て破壊した。マイク能力によるものかは不明だが、「星のカービィ スーパーカービィハンターズ大激闘! の巻」でもカービィが歌ったことで戦艦ハルバードが墜落したことがカービィの台詞からわかっている。
スーパーマリオくん[]
第9巻第5面「ザ・ガマン!? 三番勝負でチャンプを目指せ!!」で開催された「世界一つよいやつ大会」の第二試合「カラオケ」で登場。キャサリンとメットがカービー(誤表記されている)のマイクをがまんした方が勝ちという対決を行う。
ポーズ画面など[]
- 星のカービィ 夢の泉の物語
- とってもだいすきな うただけど
- 3かいしか うたえないんだ!
- でも なぜ うたっている だけなのに
- てきが やっつけられるのかな?[3]
- 星のカービィ スーパーデラックス
- 「カービィさん、ごしゅみは?」
- 「・・・ カラオケ。」
- かれがうたったあとには、
- ぺんぺんぐさも はえなくなったとさ。
- 3回つかえるコピー。
- 星のカービィ 夢の泉デラックス
- わああぁぁぁぁお
- いぃえぇぇぃ
- どりゃぁぁ
- ぼえぇぇぇぇ
- うおりやぁぁぁ
- ※3回しかつかえません。
- 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
- ワオワオおえおー アイヤイヤー!
- ホゲホゲほんげー イェイェイェー!
- 3回うたえば あたりはしずかに……
- ゲーム内では「しずかに…」の部分が段階的に小さくなっていく。
- 星のカービィ Wii
- ワオワオおえー アイヤイヤ!
- ホゲホゲほげー イェイェイェ!
- 力をためて パワーアップ
- 3回うたえば 大まんぞく
- あたりは しずかに なりました…
- 星のカービィ トリプルデラックス
- ウォウ ウォウ ウォえお〜!
- イェイ イェイ イェ〜い!
- 力をためれば 音りょう
- アップ! 3曲ねっしょう、
- かんきゃく しっしん…
- 星のカービィ ロボボプラネット
- 歌は 本来、人びとの心を
- ゆたかにし、いやしのこうかも
- ある はずだが、それは 歌い手
- しだい である。3曲も 歌えば、
- 歌い手は まんぞくするもよう。
- 星のカービィ スターアライズ
- イェイ イェイ ウォウ ウォお〜!
- ひびけ3曲 大ねっしょう!
- パワーためれば 音りょう アップだ
- フレンズと うたって ばくれつ ハモるよ
- 大ぜい あつまりゃ 大がっしょうだ!
- 星のカービィ Wii デラックス
- ワオワオおえおー アイヤイヤー!
- ホゲホゲほんげー イェイェイェ!
- 力を ためれば パワーアップだ
- 3回うたえば もう大まんぞく?
- あたりは しずかに なりました とさ…
- コピー能力総選挙
- 大きな声で敵にダメージ!
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
- ふだんは無口なカービィの声を聞きたい?
- だったら、ウォーキーやMr.チクタクを探せ。
- 彼らから、マイクをという能力をコピーすれば、
- カービィがメガホンやマイクで声を出すのだ。
- 姿から想像できる、かわいい声だけじゃない。
- カービィの低音シャウトは魂を揺さぶるので、
- やられるのは敵だけじゃないかもしれない。
- アニメ公式サイトでの解説
- 大きなマイクを持って、
- そこいらじゅうに強烈な
- 歌声をとどろかせる。
- 魔獣も逃げだすその大声
- には、敵も味方もタジタジ!?
他言語での名称[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
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英語 | Mike |
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ドイツ語 | Popstar (FCではKaraoke) |
Popstar:ポップ歌手 |
スペイン語 | Micrófono |
=Microphone |
フランス語 | Micro |
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イタリア語 | Urla |
Urla:叫び |
韓国語 | 마이크 |
=マイク |
画像[]
動画[]
余談[]
初代サウンドテストのカービィ
- 『星のカービィ スーパーデラックス』でのマイクの3回目は、桜井政博の声を入れたものである[4][5]。なお、2回目は、HAL研究所の事務系の人の声[6]。
チャレンジゲームのゲームオーバー画面(☆200〜)
- 『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』の「スタンドマイク」・『星のカービィ Wii』以降の熊崎信也がディレクター(ゼネラルディレクター)を務める作品の「ラストコンサート」は、氏の声を入れたものである[7]。
- マイク1回目のメガホンの時に、カービィが被っている帽子は、プロ野球球団「阪神タイガース」の昭和57年~平成11年まで使われていたもの(『USDX』では球団マークではなく★に変わっている)。
- マイクの海外名は、マイクロフォン(Microphone)の名称が使われているものが殆ど(イタリア語はUrla=叫び)だが、ドイツ語はポップスターと掛けたのか、Popstar=ポップ歌手(『夢の泉の物語』ではKaraoke)という名前である。
- 『タッチ! カービィ スーパーレインボー』や『カービィ バトルデラックス!』ではコピー能力として使うことはできないが、サウンドテストの画面でマイクと同じデザインのヘッドフォンをしている姿を見ることができる。なお、『星のカービィ ロボボプラネット』のサウンドテストにもマイクカービィの姿をしたカービィがいる。『星のカービィ スターアライズ』のサウンドテストでは、ヘッドフォンはしていないがマイクを持っている。
- 『星のカービィ スターアライズ』には「ぺんぺん草も生えぬ地へ」という『SDX』のマイクの説明文を意識したような曲名がある。意識しているかは不明だが、その曲が初めて流れるえい門への道にはウォーキーも登場する。
- 『小学二年生』1993年11月号のコーナー「カービィまるみえ大百科」には、歌を歌うための自分用のマイクは持っておらず、人のを奪って歌っているという記述がある。カービィが歌うと壊れてしまうらしい。
- 本能力があった影響か、2023年8月、「ファミコン40周年キャンペーンサイト」で行われた「ファミコン国民投票」の第5回、「『マイクを使う』といえば?」で『星のカービィ 夢の泉の物語』が7位にランクインした。なお、ファミリーコンピュータの2Pコントローラのマイクを使用する場面のないタイトルである。
脚注[]
- ^ 『夢の泉の物語』のコピー説明文より。
- ^ 『星のカービィ アニメ超ひゃっか』(小学館)p.37
- ^ 「れ」が抜けて「やっつけらる」になっている。3Dクラシックス版では修正されている。
- ^ スマブラ拳!! : アンケート集計拳!! Page 159(スマブラ拳!!内)
- ^ Twitter / マイクカービィの「チェストー!!!」って大本さんの声ですか? Makiko_Ohmoto: どうでしたっけ? 桜井 政博: 『ウルトラ』は知らないです。『スーパーDX』は私の声。Twitter / Makiko_Ohmoto: だそうです(^O^)/
- ^ (スーパーデラックスのマイクの「どりゃあああ」ってどなたなんでしょう?に対して)Twitter / 桜井 政博: ハル研の事務系の人。
- ^ 2014/6/17「『音声の秘密』について(ディレクター談)」(アーカイブ) -「ウルトラスーパーデラックス」では、カービィの声は「ピギャッ」という、効果音でしたが、マイク能力で発せられる技の大声などは、カービィの声とのギャップを楽めるよう、今作同様に、男性声として私(熊崎信也)が担当したものになります。(部分抜粋)