プロペラーは、『星のカービィ』シリーズに登場する敵キャラクター。
概要[]
頭についたプロペラで空中を浮遊する敵。作品によって容姿や行動、さらには得られる能力まで異なる。
登場作品[]
- 星のカービィ2
- 公式アートワークにおける体色は緑色。普段は無表情でゆらつき、カービィが近づくとほほえんで動きを完全に止める。攻撃をしてこない人畜無害の敵であり簡単に倒すこともできるが、なかまと一緒の状態で遭遇すると突然形相を変えて襲い掛かってくる「なかまの天敵」[1]。
- 形相が変貌した形態はすいこみが効かなくなるうえ、HPが非常に高くなり、さらに接触すると一撃必殺のダメージを受ける。そのため、激突するとなかまとの合体が一撃で解除される。コピー能力のアイスを使用すれば、HPに関係なく凍らせることが可能なので、簡単に倒せる。リックバーニング等で執拗に攻撃し続けることでも倒せるが、この時は最期に自爆する。
- なかまとの合体を解除された(した)場合、元のおとなしい形態に戻る。ただし形相が変貌した形態を一定時間やり過ごしていると、最終的には形態が元に戻らなくなり、横方向へ突進して画面外へ消えていく。この時も接触によるダメージは一撃必殺のままなので、なかまとの合体を解いた状態で接触すれば、カービィ自身がその場でミスになる。
- 虹のしずくを全て集めなかったときのエンディングでは「PROPELLER BOMB」(プロペラーボム)と紹介されている(公式ガイドブック等では単に「プロペラー」である)。
- カービィのブロックボール
- STAGE 10-1、STAGE 11-2、11-5、11-6に出現。倒すと恐ろしい顔になった後、チェンジャーに変わる。
- 星のカービィ3
- タマゴから孵る。桃色、水色、黒色、黄色、茶色の計5色が存在し、体の色によって顔にバリエーションがある。どの個体もゆっくりと近づいてくるが、ピッチ以外のなかまと一緒の状態で遭遇すると、個体ごとに対応した仲間に向かって速度を上げて接近する性質を持つ。星のカービィ2とは違いなかまと一緒の状態でも形相を著しく変えることはなく、ぶつかってもダメージこそ受けるが強制解除されない(他の普通の敵キャラと変わらない)。
- 対応カラー
- リック:黄色(笑顔)
- クー:黒(凶悪な顔)
- カイン:水色(目を閉じている)
- ナゴ:茶色(目が点)
- チュチュ:桃色(驚き顔)
- ピッチ:無し
- 星のカービィ64
- この作品では紫色をしており、アイスをコピーできる。能力を持った状態だと速度を上げて接近してくる。表情は常に微笑んでおり、変えることはない。また、ブルブルスターのステージ2に現れるルームガーダー「デカモプー」の部屋で出現する。カードナンバーは21番。
- 星のカービィ ロボボプラネット
- この作品では全身がキカイ化されたような姿をしており、体色は銀色。普段は『2』のようなニコニコ顔だが、カービィが近づくと血相を変えて襲いかかってきてぶつかると爆発する。一定時間経つと横方向に高速で突進してくる。各エリアのラボステージでは、分岐マップでハズレのルートに現れることが多い。派生種のグランドプロペラーが新たに登場。
- 星のカービィ スターアライズ
- 『ロボプラ』と同じ性質。体色は青色で、通常時の顔は『64』と同じ。ザコ敵ラッシュでは登場した瞬間癪変し襲い掛かってくる個体が現れる。
書籍作品でのプロペラー[]
- 星のカービィ デデデでプププなものがたり
- 主に『3』の黒い個体が登場する。
- 13巻 第6話「大人気!! かわいいリボンちゃん」
- 「顔が怖いせいでリボンを怖がらせかねない」という理由で、ガボンやガルボ共々デデデ大王によって追い払われた。
- 18巻 第10話「マナーを大切に!!」
- ガムを吐き捨てたため、怒ったスパイニーの棘で滅多刺しにされた。
- 22巻 第10話「新しい地図を作ろう!!」
- プププランドの地図職人で、仕事に命をかけている。
- プププランドの南海で未確認の島が見つかったという報せを受けて島へ急行し、カービィ達と共に島を調べる。島に別荘を造ろうとするデデデ大王をポピーと共に諌めるが、聞き入れられなかった。その後、島の開発が急ピッチで進むたびに地図の書き換えを強いられて疲弊し、一度島の全体図を掴み直す為に上空から見下ろした時に島が海没していることに気づく。島が沈みゆく中でもカービィと共に地図の書き換えを続け、完全に島が沈んだ後、カービィが地図で島があった所を青く塗り潰したのを見て「最新の正確な地図だ!」と褒めた。
他言語での名称[]
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脚注[]
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