プププ戦隊デデデンジャー
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読み: | ぷぷぷせんたいでででんじゃー |
初登場: | さくまカービィ6巻 第20話 |
分類: | さくまカービィオリジナルグループ |
プププ戦隊デデデンジャーは、さくま良子の漫画『星のカービィ』に登場するオリジナルグループ。
概要[]
6巻第20話「世界を守れデデデンジャー」で初登場。デデデ大王、ポピー、ワドルディ、カービィの4人で構成されている、スーパー戦隊シリーズを意識したと思われる組織。平和なプププランドを守るために結成され、その正体は誰も知らないらしい。このデデデンジャーが登場する話は計4話存在する。また、『星のカービィ プププ大全』p.210でも紹介されている。
隊員[]
- デンジャーブルー(デデデ大王)
- デデデンジャーの隊長で、イエローやピンクからも「隊長」と呼ばれている。隊員としてだらしないピンクをいつも叱っている。
- デンジャーイエロー(ポピー)
- 副隊長的な立場で、ツッコミ役。4人の中で唯一、戦隊の決めポーズを恥ずかしく感じている。
- デンジャーレッド(ワドルディ)
- 相変わらずの無口。一般的な戦隊シリーズではレッドがリーダーを務めていることが多いが、デンジャーレッドに関しては特にこれといった活躍はない。
- デンジャーピンク(カービィ)
- 問題行動ばかり起こし、被害を拡大させることが多く、ブルーも隊員入りさせることを後悔するほど。いつも通りコピー能力は使えるほか、マスターソードを所持している。
星のカービィファン第6号掲載話では、隊員名が「(カラー)デンジャー」になっている。
登場回[]
- 6巻第20話「世界を守れデデデンジャー!」
- 初登場回で、16ページにもわたる長編。山のふもとで暴れているダイナブレイドを止めるために出動。
- 中盤に休憩として「4コマスペシャル」が挿入されており、デデデンジャーに関する4コマが3つ掲載されている。
- 7巻第11話「復活! 正義戦隊デデデンジャー!」
- 前回のオチで解散となっていたが復活。今回はブルーとピンクのみが活動。
- プププランド中で困った人たちの手助けをしていくが、ピンクが次々と事態を悪化させていくため住民からの信頼を失っていく。そんな中、プププストアで強盗が現れる。
- 8巻第21話「プププ戦隊デデデンジャー ~手のおばけをやっつけろ!~」
- しばらく活動を休止させていたが、マスターハンドとクレイジーハンドがプププランドに襲来したために再出動。
- 星のカービィファン第6号掲載「正義を胸に!? いざ出動!」
カービィファン6号より
- 8巻の発売から約22年ぶりの復活。
- 非常に地味な人助けについて「こんなのヒーローの仕事じゃない」と不満を漏らしていたブルー。ピンクはじはんきほおばりで不要な騒ぎを起こしてしまう始末。
- そんな中、行方不明のまいごのヒナを探してほしいという依頼が届く。
関連用語[]
カービィファン6号より
- デデデ大王の頭部を模した基地。屋根にはアンテナらしきものが立っている。内部は機械的な構造となっており、事件の様子を確認できるモニターもある。
- デデデンジャーアタック
- ピンクが他のメンバーを一気にすいこみ、はきだして攻撃するワザ。ピンク曰く「合体」。ダイナブレイドには難なく掴まれた。
カービィファン6号より
- デデデンジャーが体につけているベルト。ピンチになると「ピコンピコン」とタイマーが鳴り響く。
- ジャンボカービィ
- ピンクが食べ物を大量にほおばったり、ストーンストーンを使うことで巨大化した姿。前者の場合は食べ物がなくなると元の大きさに戻ってしまう。
- メカデデデ
- リモコン操作式の巨大ロボット。「デ」と鳴く。原作では使わなかったドリルやアームを使用するシーンがある。
- 『星のカービィ プププ大全』では、デデデ大王が制作したと紹介されている。
- デデデンジャーの歌(仮)
- デデデンジャーがプププランドを巡回している時に歌っている歌。
- 「ボ・ボ・ボクらはプププせんたいデデデンジャー せかいのへいわをまもるんジャー」という歌詞がある。これを歌って巡回しているとき、周囲の住民からは引かれていた。
カービィファン6号より
- 1本のアンテナが付いた、スマートフォンのような見た目の端末。デデデンジャーへの依頼の連絡を受け取ることができる。写真を表示することも可能。
他漫画における戦隊[]
本作品以外の漫画作品にも、戦隊シリーズをオマージュした組織が登場することがある。
- 星のカービィ デデデでプププなものがたり
ペポポ戦隊プププレンジャー - 23巻第11話「ペポポ戦隊プププレンジャー!!」にて、ペポポ戦隊プププレンジャーという組織が登場。
- 構成員はププレッド(カービィ)、ププブルー(クー)、ププイエロー(リック)、ププピンク(チュチュ)、ププグリーン(ナゴ)の5人で、長官はデデデ大王。驚異の必殺スーパーデリシャスウルトラ合体技として、5人でバーニングで突っ込む「スペシャルバーニング火の鳥ブーメラン」というワザが存在する。テーマ曲は「たたかえプププレンジャー」。
- リンゴを食べると手下にされてしまうという怪人ウィスピーウッズの討伐に向かう。黒幕はドツボ軍団の首領、ミスターX(正体はポピー)。
- 該当話は傑作選ウルル編第13話として再録。
- 星のカービィ プププランドは大さわぎ!
カビレンジャー - 『鏡の大迷宮』スペシャルとして掲載された「鏡の世界を救うんだー!!」にて、キングゴーレム相手に苦戦するピンクのカービィの元に駆け付けた3色のカービィが、ピンクと共に4人でカビレンジャーと名乗った。
- 星のカービィ! も〜れつプププアワー!
モーレツ戦隊プププレンジャー(テレビ) モーレツ戦隊プププレンジャー(カービィたち) - 3巻第1話「ププランドの平和を守るのだ!!」に、2種類のモーレツ戦隊プププレンジャーが登場。
- 1つはテレビで放送されていた、人型の5人のヒーロー。平和のために悪と戦い、「プププフラッシュ」や「プププランチャー」といった必殺技を持つ。
- もう1つは、上記テレビのヒーローに憧れたカービィが友達を誘って結成したお遊びのヒーロー。構成員はカービィ(色は不明)、プププイエロー(ガオガオ)、プププブルー(クール)、プププ茶色(バウ)。
- ただしプププランドはすでに平和なため大きな事件は発生せず、活動としては転がっていくりんごを拾ったり、トイレの紙を探すなどの人助けが主。
- 星のカービィ パクッと大爆ショー!!
プププ戦隊デデデレンジャー デデデロボ デデデロボの衝撃 - 2巻第3話「テレビ局で大爆ショー!!」に、プププ戦隊デデデレンジャーが登場。
- 構成員はデデデ大王、カービィ、ワドルディ、ナックルジョー、ビルゲ。カービィのみ「カービィピンク」と名称を名乗っている。
- デデデ大王が開いたテレビ局「DDDTV」の番組で出演するカービィが無茶をやらかすために視聴率が低迷しており、その中で企画されたヒーロー番組内の組織。生中継で「デカイかいぶつ」役のウィスピーウッズと戦う。
- デデデロボという巨大メカ(漫画オリジナルのデザイン)を発進させるが、その秘密兵器はおかしな仕掛けで笑わせて腹をよじれさせる「笑劇」的なものだった。
- 星のカービィ 鏡の大迷宮 4コママンガ劇場
吸い込み戦隊カービィレンジャー - 川嶋留美による4コマ漫画集「ボクらのヒーロー」の扉絵の4コマで、4色のカービィの話をミニーが吸い込み戦隊カービィレンジャーというものを想像していた。
- 想像内のカービィたちのコピー能力はそれぞれ、ソード(カービィピンク)、レーザー(カービィイエロー)、スロウ(カービィレッド)[1]、ビーム(カービィグリーン)。
- 星のカービィ スーパーデラックス ギャグパラダイス
はらへり戦隊カービィくん!! - ぽわそん・だぶりるによる4コマ漫画集のタイトルが「はらへり戦隊カービィくん!!」である。
- 漫画内容に戦隊は関係ないため、デデデ大王に「タイトル負けっす」と言われている。
- 星のカービィ 夢の泉デラックス 4コマギャグバトル
はらへり戦隊カービィくん!! - 五十嵐愛美の4コマのタイトルの1つに「通信戦隊」がある。
- 通信プレイでの4色のカービィを指しており、ピンクのカービィは3人のカービィを「赤カビ」「黄カビ」「緑カビ」と呼んでいた。
脚注[]
関連項目[]
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