プププケラケラトプス
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読み: | ぷぷぷけらけらとぷす |
英名: | Cappiopsis[1] |
初登場: | 星のカービィ (アニメ) |
分類: | キャラクター |
“ | これぞプププケラケラトプスの骨じゃ | ” |
—キュリオ |
プププケラケラトプスはアニメ『星のカービィ』に登場するキャラクター。
概要[]
第4話『星の戦士のひみつ』にて、キュリオが骨格標本を完成させていた、古代に生息していたと思われる恐竜。クラッコの電撃から逃げてきたカービィとフームが横を通り、クラッコの電撃にてあっさり破壊される(組まれたものがバラバラにされた程度で、重大な損傷はないように見える)。登場時間は約8秒。北米放送版では珍しいトリケラトプスという設定がある[1]。
第75話『夢の恐竜天国! 前編』でも恐竜の名前が多く登場するが、いずれも地球上に生息していた恐竜であり、アニメ内で実験的に生まれたキメラ恐竜を除き、固有の名称を持つものはプププケラケラトプスだけである。
名称について[]
日本語名[]
クラッコの電撃からカービィとフームが逃げてくるシーンにおいて、プププケラケラトプス以外に被害を受けた者が他にもおり、それぞれ「雷ラーメン」を出そうとしていたコックカワサキ、「ジュピター(ローマ神話の雷神)の怒り」を占ったメーベル、ドロンに対して「電気ショックよりはマシ」と呟いたボルンである。「プププケラケラトプス」はこの電気に関連する前振りからの感電という流れの中で登場した上、発音が不明瞭なのも相まって長らく「プププキラキラトプス」と呼ばれていた。
DVD『星のカービィ 2nd.シリーズ』vol.2 に特典映像として収録されている『A Dark & Stormy Knight』の日本語字幕で「プププケラケラトロプス」と表記されていたことの発見を皮切りに発音の精査を行い、現在は「プププケラケラトプス」という記事名[2]として扱っている[3]。
名前はこの恐竜に似たトリケラトプスがもじられている。恐竜の名前に化石の発見された地名がつけられることは現実でもしばしばあり、「プププ」はプププランドから付けられた名称と推測される。古代ギリシャ語でκέρας (kéras) は「角」、ὤψ (óps) は「顔」などを意味する。
日本語以外の名前[]
英語吹替ではキュリオの発言が多少異なり、「the rare Tri-ceratopps[4] Cappiopsis」と呼ばれている。キャピィ由来のような名前になっているが、地名が付けられていると考えればCappy Town(ププビレッジ)が由来になったものか。古代ギリシャ語でὄψις (ópsis) は「顔」などを意味する。
台湾語吹替では、固有名詞は日本語版のものをそのまま音訳するケースが多い。この恐竜については「噗噗噗克拉克拉龍」と訳されている。拼音はpūpūpū-kèlākèlā lóngで、「克拉克拉」 (kèlākèlā) は「クゥラクゥラ」のような発音。「キラキラ」の音訳に使われる表記だが[5]、「ケラケラ」「クラクラ」などの音訳に使われる例もないではない。また、宝石の重さの単位の「カラット」にも「克拉」が当てられる。
脚注[]
- ^ a b DVD『星のカービィ 2nd.シリーズ』vol.2 特典映像「A Dark & Stormy Knight」オリジナル英語字幕より。「I have finally reconstructed the rare Tri-ceratopps Cappiopsis!」(希少なトリケラトプス Cappiopsisをついに復元したぞ!)と表示。
- ^ 原義や発音から字幕の「ロ」は衍字と判断。
- ^ ちなみに、2024年2月29日に本記事名を変更する以前にも、ピクシブ百科事典の「キュリオ氏」の記事では、2023/09/26 21:32 版より「プププケラケラトプス」の表記が含まれていた。
- ^ 本来、トリケラトプスは「Triceratops」だが、DVD『星のカービィ 2nd.シリーズ』vol.2特典映像のオリジナル英語字幕ではこの綴り。
- ^ 例えば中国発のライブ配信サービス「ピカピカ」の現地語名は「KilaKila」(克拉克拉)である。
関連記事[]
- 星の戦士のひみつ
- 夢の恐竜天国! 前編、夢の恐竜天国! 後編 - 第75・76話で恐竜をメインにした回。
- ガジロ、ピテカンゴラス - 同じく名前がある割に出演時間が殆ど無いキャラクター。
アニメ「星のカービィ」のオリジナルキャラクター
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