プププの大冒険 〜星のカービィ〜
<漫画・雑誌・書籍> | |
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読み: | ぷぷぷのだいぼうけん ほしのかーびぃ |
著者: | 大丸ロケット |
出版社: | 宝島社 |
分類: | 連載漫画 |
連載誌: | ポケットランド |
連載期間: | vol.1~vol.2 |
『プププの大冒険 〜星のカービィ〜』は、大丸ロケット作の漫画作品。
概要[]
ゲーム攻略本「攻略の帝王」を発行していた宝島社によるムック「ポケットランド」(vol.1:1997年12月9日発売・1998年1月9日発行)に掲載された漫画作品。「ポケットランド」vol.1の構成はゲームボーイ&キャラグッズ&攻略コミックであり、攻略コミックの内の1つが当作品である。
内容はカービィのきらきらきっずの攻略が含まれたストーリー形式の漫画になっており、状況に応じたブロックの積み方のポイントが3つ漫画中に織り交ぜられている。vol.1掲載作品の終わりには「おしまい♥」とあり、連載作品としての掲載かは不明であるが、vol.2(1998年4月30日発売・1998年5月30日発行)でも同作者による同タイトルの漫画が掲載された。「ポケットランド」vol.2の構成がゲーム&キャラクター&コミックに僅かながら変化していることもあってか、vol.2掲載作品の内容にはゲーム攻略要素はなく、また特定の作品をテーマとしていない4コマ漫画になっている。vol.2の4コマ漫画のページ端には、作者の大丸ロケットの自己紹介や体験談を語る「ロケットランド」というコーナーも設けられている。vol.2掲載作品の終わりには「■END■」とあり、これもまた次回に続くか判断できない表現だったが、「ポケットランド」自体vol.3が発行されなかったため結果的に全2話での連載終了となった。
なお当漫画は全編モノクロであり、カラーイラストも掲載されていないため各キャラクターなどの色合いは不明。またポケットランドに掲載されている漫画は青インクで印刷されているが、当wikiでは見やすさ重視で白黒に加工した画像を掲載している。
登場キャラクター[]
メインキャラ[]

カービィ
- カービィ
- 主人公。プププランドの片隅で戦っている。自分本位な振舞いをする。時折、語尾に「ポ」をつけたり、妙な感動詞(「クピー」「ハプ~」など)を発したりする。歌うことが好きだが、やはりその歌声は他人を苦しませる程に酷い。ちびにゃんねの漫画『星のカービィ』や武内いぶきの漫画『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』に登場するカービィのように、時折上唇がω形になる。
- リック、カイン、クー
- カービィの仲間たち。カービィからはあまり大事にされていないようだが、彼らはカービィを仲間だと思っており、アドバイスを送ったり、様子を見に行ったりと尽くしている。

デデデ大王
- デデデ大王
- カービィにライバル心を抱いているのか、勝負を仕掛けてくる。負けたときは潔く覚悟を決める。
その他[]
- ツイジー、ブーラー、カブーラー
- vol.1でプププランドの片隅でカービィたちと戦っていた。
- ミスター・シャイン&ミスター・ブライト、バウンシー、ポピーブラザーズSr.
- vol.1でブロックボールの世界で敵として登場。ミスター・シャインが三日月型ではなく円形になっている。
- ポピーブラザーズSr.、スクイッシー
- vol.1でピンボールの世界で敵として登場。
- ウィスピーウッズ
- vol.1では捕らえられたリック、カイン、クーを吊るしていた。vol.2ではカービィに口の中を探検された。
- 魔法使い
- vol.2でカービィの前に現れるも、カービィの歌に苦しめられた。
- ダイナブレイド
- vol.2でカービィを鷲掴みにし、川へ落とした。
また、vol.2では童話「桃太郎」のおじいさんとおばあさん、「かぐや姫」の竹取の翁といった人間キャラも登場している(名称不明)。
掲載話[]
- vol.1
- 協力して戦ってくれるリック、カイン、クーの存在に感動するカービィだったが、その仲間たちをぞんざいに扱ってしまい仲間たちの反感を買って縁を切られてしまう。それでもカービィは一人でブロックボールやピンボールの世界を進んでいく。あっさりとクリアされ、悔しがるデデデ大王はリックたちを人質に取り、カービィにきらきらきっずの勝負を仕掛けてきた。めちゃすご問題を1問クリアするごとに1人ずつ解放してやるとのことだが、カービィは仲間たちを助けられるのだろうか……?
- vol.2
- 概要の記述の通り、4コマ漫画になっている。
- 「魔法使い」
- 「あれ?」
- 「あれれ?」
- 「パラソル」
- 「あっ!」
- 「ハンマー」
- 「なべ」
登場したコピー能力[]
- vol.1
- vol.2
- ビームorミラー - vol.2のタイトル絵でカービィがこの姿をしていた。
- マイク - 「魔法使い」で登場。こちらでは魔法使いを苦しめた。コピー能力かどうかは不明。
- パラソル - 「パラソル」で登場。パラソル能力の利便性をカービィが説明していた。
- コック - 「なべ」で登場。リックたちに鍋料理を振る舞おうとした。
余談[]
- vol.1の読者アンケートには「攻略コミック 星のカービィ」、vol.2の読者アンケートはがきには「コミック 星のカービィ」というタイトルで記載されている。
- vol.1のムック表紙では「星のカービィ きらきらきっず」とゲームタイトルが間違われている。
- vol.1ではアイテムのレプリカも登場。ブロックボールの世界自体も含め、『カービィのブロックボール』の要素が漫画で登場するのは貴重である。
- カービィの一人称はvol.1掲載作品では「ボク」だが、vol.2掲載作品では「ぼく」になっている。
- vol.1掲載作品でカービィが「じょーだんペポ!」と喋っている場面があり、他のカービィ漫画の影響がうかがえる。
- vol.2にて当漫画の次に掲載されていた『いこうよ♥ブラザー ヨッシーストーリー』という漫画を描いていたあおきけいは、後にカービィを題材とした漫画を連載した。
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