カービィWiki
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パワップD、もしくはパワアップD[1]( - デー)とはアニメ『星のカービィ』に登場する飲み物(薬液)。

概要

飲むと精力・体力がつき、24時間働いていけるドリンク。ただ普通の栄養ドリンクと違い、飲んだ相手を元気づけるどころか異常なまでに興奮させる危険物で、エスカルゴンによると食品安全省認可のマークがない。目的意識を強く持つ者ならば爆発的な活力がつき、目的意識を強く持ってない者が飲用した場合はエネルギーを持て余して自制心を失う。

果糖ブドウ糖・高麗人参エキス・管状オリゴ糖・ニコチン酸アミド・パラオキシン安息香酸といった一般的な栄養ドリンクに含まれる成分(フーム曰く「気休め程度の成分」)も入ってはいるが、この危険な作用をもたらしている成分はコッカギンというあらゆる欲に駆られる猛毒の興奮剤。強すぎる効果ゆえにリバウンド効果も大きく、効き目が切れると体力が極度に落ちる。
フームが成分分析をキュリオに依頼したことで判明したものであり、その際にフームがパッケージを読み上げていた様子からは、パッケージにはコッカギン配合が書かれていないことすら窺わせる。
効きやすさには個人差があるようで、ププビレッジの住人は飲んだ後かなり興奮しばか騒ぎしていたが、冒頭でカスタマーサービスはこれを飲んだ後も何事もなかったかのように話を続けていた。

登場話

第80話で登場した。疲労がたまっていると主張するデデデ大王がカスタマーサービスから注文したもの。どんな成分が含まれているか気がかりなエスカルゴンに対して、デデデはまず自動販売機で村人に売りつけることで実験した。村人たちがハイテンションになる中、既にドリンクを飲んだ上にこれを大量購入したコックカワサキはパワップD入りスペシャルカレーを作ったが、これをカービィも食べたため影響を受け、興奮状態でストーンになって森を破壊しつくした末、リバウンド効果で疲れ果ててしまった。このほかあらゆる住人が効果を受けていることで納得したデデデは原液を飲んで元気百倍になり、エスカルゴンを巻き込み村中走り回った。困り果てたエスカルゴンはカスタマーサービスにその旨を訴え、パワダウンEの購入に踏み切った。これ以降のことはパワダウンEを参照。

注釈

  1. ^ 星のカービィ ストーリー(公式サイト)での紹介名。

関連項目

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