バルフレイナイト
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読み: | ばるふれいないと |
英名: | Morpho Knight |
初登場: | 星のカービィ スターアライズ |
分類: | 大ボス |
バルフレイナイトは、星のカービィシリーズ に登場する敵キャラクター。この記事ではバルフレイナイトEXについても扱う。
概要
『星のカービィ スターアライズ』で初登場。「星の〇〇〇〇 スターフレンズでGO!」のラストに登場する。ギャラクティックナイトのもたらした長年の生命の叫びと極楽の夢見鳥と呼ばれる蝶が共鳴し、黄泉からの騎士として降臨した。この時ギャラクティックナイトは蝶に消されてしまう。赤い蝶のような翅を持ち、仮面も蝶をかたどっている。体は真っ黒で目は白い。手袋と靴は黄色。肩当ては白く、赤い勾玉のようなものがついている。また、よく見ると腕がついておらず手袋が体と離れて浮遊しているようになっている。持っている剣は柄と刃の部分が赤。鍔は金色で、これも蝶の形をしている。鍔の部分には青い宝石が埋め込まれおり、瞳孔のような模様が見える。バルフレイナイトEXは、ギャラクティックナイトから受け継いだパワーを完全に我が物にした姿で、全体的に黒を基調とした色合いに変化する。『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』の付属ブックレットのメタナイトの紹介ページに掲載されている、俗にバタフナイトと呼称されていたキャラで、剣の見た目は当時と異なっている。名前は蝶の英語となるバタフライから命名されている[1]。
登場作品
- 星のカービィ スターアライズ
- 概要の通り。二つ名は「黄泉返る極蝶」。撃破すると昇天するように消え、後にはハートと蝶のエフェクトを残す。「星の〇〇〇〇」を三魔官シスターズでプレイするか、「The アルティメットチョイス」の難易度Extraでは黒色のバルフレイナイトEXに変化。二つ名は「災来する黒き極蝶」になる。なお、通常「The アルティメットチョイス」では最後のボス以外はカットインが省略されるが、プレイする順番によってはこのモードで初めて登場する可能性があるためか、バルフレイナイトEXのカットイン演出がある。また、当該モードは基本的にフレンズハートが使用不可だが、極楽鱗波によるフレンズの敵対化を解くために必要なため、例外的にフレンズハートが使用できる。
- スーパーカービィハンターズ
- ヒーローソードレア14のそうびがバルフレイナイトをモチーフにしている。
使用技
非公式名称としたものは基本的に他のメタナイト系列のボスからの推測。また、一部の技はソードやメタナイト、ダークメタナイトの技で相殺し、隙を作ることが可能。
- 瞬間移動
- 燃える蝶のようなエフェクトを出して姿を消し、別の場所に移動する。EXでは攻撃判定が発生する。
- ガード
- 受けた攻撃を一定確率で無効化する。離れた位置から攻撃すれば発動しない。
- たてぎり
- 剣を一回振る。相殺可能。
- 4れんぎり
- 剣を4連続で振る。同時にムーンショットを飛ばすことも。相殺可能。EXではダッシュしてから繰り出すことも。
- したづき
- ジャンプしてからの真下方向への急降下突き。相殺可能。
- ハイパーラッシュ
- 剣を連続で振り、最後にムーンショットを飛ばす。相殺可能。
- 竜巻
- 地面に剣を刺し、その場にいる人数分の竜巻を作って画面奥に飛ばし、それが画面手前に向かってくる。EXはストーン等を含めた全ての無敵状態を無視、人数に関わらず5本の竜巻を飛ばし、端から端は順番に向かってくる。
- 空中ムーンショット ()
- 角度の異なる二発のムーンショットを飛ばす。EXでは三発になる。
- グライドソード
- 後退し、空中を一回転してから空を滑るように突進してくる。相殺可能。
- 極楽冥獣
- 剣に力を溜め、怨霊のような冥獣を飛ばす。
- カウンター
- EXのみ。ガードの構えを取り、この間に攻撃すると、たてぎりや極楽鱗波、アッパーキャリバーの突進などを繰り出す。
- スピニングナイト
- ジャンプしながら剣を振り回して落下する技。
- 極楽冥王斬閃
- 後半最初に使用。剣を二つに増やした後、画面端からその剣を巨大化させて振るう。その後反対側に移動してもう一度それを行い、最後に画面中央から左右に斬りつける。見た目より攻撃範囲が広く、後ろにいても当たってしまうが、真下が安置。EXでは攻撃範囲に引き寄せる効果が発生する。マホロア ソウルのウルトラソードに似ている。
- 極楽鱗波
- 薄暗い色の衝撃波を放つ。前半は長い溜めの後に一発放つのみだが、後半は瞬間移動を繰り返しながら連続で放つ。この攻撃は1Pが食らってもダメージを受けるだけだが、フレンズヘルパーが当たるとノイズのようなものに包まれて敵対化してしまう。この状態では2P以降のプレイヤーの操作が効かず、カービィに向けて攻撃してくる[2]。また、この状態でカービィやフレンズが敵対化したフレンズに攻撃をするとダメージを与え、倒してしまうこともある。解除するにはフレンズハートを投げるか、一度倒して復活させるか、(多人数プレイ中に限り)対応するプレイヤーがレバガチャをするしかない。EXでは範囲が広い。
- アッパーキャリバー
- 力を溜めて剣を構えながら突進、誰かに命中するとそのキャラを連続攻撃。連続攻撃中は他のキャラの攻撃が当たらない。突進前に瞬間移動をし、突進を始める位置や方向を変えることがある。
ドリームフレンズの特殊仕様
「星の○○○○ スターフレンズでGO!」において、Ver.2.0.0(アップデート第1弾)以降に追加されたドリームフレンズを使用すると、ザン・パルルティザーヌからバルフレイナイトまでの背景、そしてバルフレイナイト戦の曲が変化する。これらの変化は「星の○○○○」で該当ドリームフレンズでクリア後、「The アルティメットチョイス」の「魂が飛び出る辛さ」でそのフレンズを1Pにしてプレイした場合にも起こる。また初期ドリームフレンズ3体においても、Ver4.0.0以降、BGMが変化するようになった。主な変化は以下の通り。なお、背景の変化の詳細については神降衛星エンデの記事も参照。「星の○○○○」ではバージョンが上がると背景が最新のものに統一されるため、過去のバージョンの背景を見るためには当時のドリームフレンズを1Pにして「The アルティメットチョイス」の「魂が飛び出る辛さ」でバルフレイナイト戦をする必要がある。「魂が飛び出る辛さEX」ではVer4.0.0の背景に統一されるが、BGMは変化する。
初期ドリームフレンズ
- 3体共通
- BGMが「ナイトメアーズバトル」(『夢の泉』の「最終ボス」のアレンジ)に変化する。
- 背景はフレンズヘルパーの時と共通。
第1弾の追加ドリームフレンズ
- 全フレンズ共通の変化
- 背景に広がる宇宙が金色の空に変わる。[3]
- 背景の植物のようなものがストーリーと比べ、成長している。
- ふういんの祭だん(ジャマハートを祭っていた場所)がなくなっている。
- 中央部がハイパーゾーンの背景になっている。
- 背景の柵のようなものが上下反転している。
- BGMが「ダーククラウディ」(「VS.リアルダークマター」「クラウディパーク」のメドレーアレンジ)に変化する。
- 星のマルクでの変化
- BGMが「VS. マルク/スターアライズ ドリーム ver.」に変化する。
- 星のグーイでの変化
- BGMが「ダークマター イン ザ ハイパーゾーン」(「VS.ダークマター」のアレンジ)に変化する。
第2弾の追加ドリームフレンズ
第1弾と共通の変化は省略。
- 全フレンズ共通の変化
- ふういんの祭だんへ続く階段が壊れている。
- 他にも背景がボロボロになっており、後ろでは瓦礫が崩れ落ちている。
- 背景の植物がさらに成長し、花の数が増加している。また花は最初から開いている。
- 背景の植物の根のようなものが、水晶のような形状になっている。これらにより背景のほとんどが植物に覆われている。
- 中央部がファイナルスターと同じ背景になっている。また、ファイナルスター部分の占める範囲が第1弾と比べ大きくなっている。
- BGMが「おとめたちのやみとのたたかい」(「VS.ゼロ・ツー」「ミラクルマター」「リップルスター:ステージセレクト」のメドレーアレンジ)に変化する。
- 星のダークメタナイトでの変化
- BGMが「ダークミラージュ」(「ラストボス/第1形態」「ラストボス/第2形態」のミックスアレンジ)に変化する。
- 星のドロッチェでの変化
- BGMが「真!ドロッチェ団のテーマ」に変化する。
第3弾の追加ドリームフレンズ
第1弾、第2弾と共通の変化は省略。
- 全フレンズ共通の変化
- これまでと比べ背景がさらに崩壊し、足場と祭壇以外は跡形もなくなっている。
- 背景の植物がゆらゆらと動いている。
- 背景の植物の根や瓦礫が浮かんでいっている。
- 地面の中央部が星のカービィ スターアライズや、アナザーディメンションヒーローズのステージ背景のようになっている。
- 撃破したハイネスが、地面に沈んでいく。
- 星のマホロアでの変化
- BGMが「覇王戴冠 〜OVERLORD〜」(「CROWNED」「デンジャラスディナー」「飛べ! 星のカービィ」「無限のチカラ」「勝利への道」「スカイタワー」のミックスアレンジ)に変化する。
- 星のタランザでの変化
- BGMが「月魄のファントム」(「Dirty&Beauty」「狂花水月」「この星をかけた魂の戦い」のミックスアレンジ)に変化する。
- 星の秘書スージーでの変化
- BGMが「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」(「回歴する追憶の数え唄」「VS.スタードリーム」のメドレーアレンジ)に変化する。
- 星の三魔官シスターズでの変化
- バルフレイナイトEXになる。BGMが「三叉一閃の巫の熱情」(「あの星の友だちみんなが、ついているからだっ!」「ティンクル☆トラベラー」「ティンクル☆スターズ」のメドレーアレンジ)に変化する。
ポーズ画面の説明
- 通常版
- 何かが たえ、その しんぱんの日に どこからか
- 飛らいする、極楽の夢見鳥。 銀河最強と 言われる
- 白き騎士が もたらした、長年の 生命のさけびに
- 共めいし、黄泉からの騎士となって こうりんする。
- れきしの闇に ほうむられた、決して戦う はずの無い
- アノそんざいとの、夢の対決の… まくあけだっ!
- EX版
- しんぱんの日に、
異空間 より 飛らいする 極楽の夢見鳥。 - 夢の国か、黄泉の国か… 次は どの次元を めぐり行くの
- だろうか。白き騎士から 受けついだ パワーを 日々ぞうふく
- させ、ついに その力を わがものにする。真の力をはっきした
- 黒き極蝶による しんぱんの日が… 今、晩刻を むかえる!
余談
- 開発スケジュール的にバルフレイナイトを『スタアラ』に登場させるのはかなりギリギリだったらしい。また、彼のデザインは元々はGC版星のカービィの開発時に敵の新型ナイトボスとして作られていたデザインだとの事[1]。
- 『タッチ! カービィ』のペイントパニックの絵柄に登場する蝶の羽の模様がバルフレイナイトの仮面に似ているが、意識したのかは不明。
- Nintendo Switchの「ゲームニュース」における「スターアライズ特番チャンネル」第23回で公開されたバルフレイナイトの剣の没デザインにマスタークラウンのような意匠が見られるものがある。
画像
脚注
関連記事
- 蝶
- ギャラクティックナイト
- HR-D3 - 同じくGC版に登場予定だったキャラ
- アナザーメタナイト - 同じく本作で初登場のメタナイトの派生キャラ
メタナイト関連
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