
シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

シアターの間で見られたアニメの表紙
『ニンジャ、ベニカゲ参上!』( - さんじょう)はアニメ『星のカービィ』の第24話のサブタイトルである。初回放送日は2002年3月16日、初回放送の視聴率は7.6%(全100話中、最高視聴率タイ記録(第22話『孤島の決戦・老兵は死なず!』と同率))[1]。
登場人物[]
- メインキャラクター
ほか
- ゲストキャラクター
登場したコピー能力[]
あらすじ[]
ある夜、ププビレッジに不審な者が現れる。それはキュリオの家に忍び込み、巻き物を盗もうとして失敗。ボルン署長が事情聴取に訪れ、フーム、ブン、カービィも忍者の話をキュリオから聞いた。
結果ププビレッジでは忍者が流行。忍者の衣装を着て手裏剣を投げ合い、まきびしを撒いてデデデを惑わす。ガングの店は繫盛していた。経緯を聞いたデデデとエスカルゴンはキュリオの元を訪れ、おもちゃの巻き物と本物をすり替えて持ち帰ってしまう。それを見た例の不審者はキュリオの家を後にするが誰もそれには気づかない。
デデデ城では忍者に扮したデデデとエスカルゴンが忍者修行をしていた。呆れるフームだが、メタナイトはキュリオの家に侵入者があった事実を警戒。かつて銀河戦士団にも忍者はいて、その強さから恐れられたが、ナイトメアに寝返ったというのだ。
一方、手裏剣投げに飽きたブンはエスカルゴンが寝ている隙に巻き物を奪う。その時、カービィとブンは本物の忍者を目撃。その叫びで城の者が目を覚ますが忍者は見当たらない。その天井に張り付いていた忍者はライトで照らされて見つかると同時に落下。ブンに激突し、その巻き物を奪うと煙玉を使って逃げてしまった。
デデデ城からのアラームを合図に、村人は城を抜け出した忍者を妨害。煙玉で木に登って隠れた忍者だが、木が折れて落下。カービィ、フーム、ブンに見つかってしまい、巻き物も手放してしまう。その忍者はベニカゲを名乗ると、本物の手裏剣を構えて投げつけるがいずれも見当外れの方向に飛んでいき、ついには泣きだしてしまった。
ベニカゲによると、巻き物の正体は成績表。泥棒に盗まれ、ププビレッジに流れ着いてキュリオの手に渡ったのだ。煙玉で逃げることだけが得意のベニカゲは、その悪い成績表を見られたくなかったのだ。それを聞いたブンは同じく手裏剣が下手なカービィと共に特訓すると提案。ベニカゲの捜索に疲れて眠りについた村人をよそに練習を始めるが、双方全く上達しない。
その頃デデデはホーリーナイトメア社から銀河戦士団を裏切った忍者、ヤミカゲを呼び寄せる。巻き物の正体を知らないデデデはヤミカゲにそれを奪うよう命令した。ヤミカゲは手裏剣修行を続けるカービィたちの元に現れ、手裏剣を的のど真ん中に当てる。ブンは巻き物の正体が成績表だと白状するも、ヤミカゲはベニカゲに襲い掛かる。ヤミカゲはベニカゲを圧倒し、さらに木陰で様子をうかがっていたメタナイトにもクナイを放つ。ヤミカゲの手裏剣がベニカゲの巻き物を弾いてデデデの手に渡ると、ヤミカゲはさらに追い打ちのクナイを投げつけた。カービィはそれを吸い込んでニンジャカービィとなる。
カービィは突き刺されそうになったところを「こっぱみじんのじゅつ」で離脱、ヤミカゲの後ろから現れて「いづなおとし」を決めた。ヤミカゲは「この借りは必ず返す」と宣言して撤退。デデデも巻き物を手に入れたため去っていく。ヤミカゲが一人メタナイトとカービィとの再戦を楽しみに笑いながら去っていく中、メタナイトもまた、ヤミカゲの恐ろしさを実感し、カービィがさらに強くなる必要があると感じ取っていた。
ベニカゲはカービィを見て勇気づけられ、修行の旅に出る。成績表も自分がこれから強くなればいいとしてそのままにすることに。新たな忍術でカービィたちに別れを告げたベニカゲだが、誤って川に落下。泳ぎの修行と称して溺れながら去っていった。
次回予告の台詞[]
カスタマーサービス:私どもホーリーナイトメア社にとって目の上のたんこぶは銀河戦士団。その中でも特に生意気なのが、忍者の特殊部隊でございます。私どもはそこに目を付けました。強い者が裏切ってくれれば、あのカービィめを倒せるのではないかと…。ほほほほほ。次をどうぞお楽しみに。
海外でのサブタイトル[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | Ninja Binge |
忍者騒動[2] |
名台詞・迷台詞[]
- この回最初の台詞「村の様子が変?人民どもが愚かなのは昔からぞい」(デデデ)
- 子供っぽい声で「おじちゃん、この巻物ちょうだい」(デデデ)
- デデデの「忍者?」という発言に続いて「そりゃ何じゃ?」(エスカルゴン) - 忍者戦隊カクレンジャーのオープニング曲「シークレット カクレンジャー」の歌詞のサビの部分を参考にしている可能性がある。
- 「メタナイトに星のカービィ。相手にとって不足はないわ。借りを返す時が楽しみだ」(ヤミカゲ) - この後の話でヤミカゲ本人は(チョコカプセルという形で登場した以外は)2度と登場しない。