ドクター・エスカルゴン
<キャラクター> | |
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読み: | どくたー・えすかるごん |
英名: | Escargoon |
初登場: | 星のカービィ (アニメ) |
分類: | キャラクター |
声優: | 龍田直樹 |
“ | 大王様、こいつらは皆極刑でゲスなぁ? | ” |
—エスカルゴン(『アニメ』第1話セリフ) |
ドクター・エスカルゴンは、アニメ『星のカービィ』に登場するキャラクター。
概要
単にエスカルゴンと呼ばれる事が多い。名前の由来はフランス語でカタツムリを意味する「エスカルゴ」で、彼自身はひげの生えたカタツムリのような姿をしている。一人称は「私(わたし)、私目(わたくしめ)」。様々なものを発明する天才的な頭脳を持つ。デデデ大王の側近であり、プププランドの事実上のナンバー2である[注 1]。年齢は不明であるが、第39話でブンに「じいさん」、フームやメタナイトには「老人」と呼ばれていた。語尾は「げす」。金にがめついようで、宝石を玉座の間や自室などにヘソクリとして溜め込んでいたり(しかし、大抵何者かに奪われる)、デデデから9億デデンもちょろまかしたりしていた[注 2]。第80話では溺れかけていることや、第69話において「泳げない」と発言していることから、カナヅチのようである。第1話でのみ槍を持っていたが、以降は持っていない。
デデデと一緒に悪事を行うことが多いが、彼の横暴な性格に対して少なからず不満を抱いており、たまにタメ口をきいたり[注 3]、暴言を吐いたり[注 4]、復讐を実行したりする[注 5]ことがある。詳しい迷言は各サブタイトルの名台詞・迷台詞を参照。
どこかの国でえらくなり、故郷に錦を飾るために旅に出て、そしてデデデに拾われたという経緯があり、母親には「大王になった」と嘘をついていた。そのため、第25話で母親がプププランドに来訪した際、人々をこの嘘につき合わせた。しかし、デデデはエスカルゴンが“魔獣ごっこ”に興じていると言い、魔獣ドリフターをけしかけたため、そのために彼女に怒られて嘘をばらしてしまった。
第88話でデデデに殻を壊された際、ホーリーナイトメア社が用意した殻「超合金ヘビメタシェル甲殻機動スーツ」を着けて、魔獣マイマイゴンになるも、ハンマーカービィにより倒され、無事元に戻った。
第1話ではカービィの宇宙艇を修理しており、直ったようであるが、カービィが乗って宇宙へ行こうとしているところをデデデの命令で爆破。墜落するも、カービィは無事で、プププランドに住み着いてしまった。
ゲームにおけるエスカルゴン
『あつめて!カービィ』「カービィマスター」にて初めてゲームに登場した。デデデ大王の攻撃時に、ワドルドゥ隊長やワドルディたちと一緒に通過する。
発明品
- インスタントカメラ
- 第12話で登場したカメラ。写真には幽霊が写るようになっている。
- 大筒花火テッポードン[1]
- 第13話に登場した花火(ミサイル)。サスケの特攻に利用された。名前は、北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン」から。詳細は当該記事参照。
- 潜水艦
- 第16話でデデデがエスカルゴンに造らせた潜水艦。詳細は当該記事参照。
- エスケル魔獣黄帝液(エスカル魔獣皇帝液)
- 第23話で登場。何でも魔獣にしてしまう液体。詳細は当該記事参照。
- スパイホッパー
- 第27話で初登場するバッタ型の小型カメラ。詳細は当該記事参照。
- 原始力潜水艦ノーチラカス号
- 第71話で登場する子クジラを利用した潜水艦。詳細は当該記事参照。
- エスカルゴン・ロボ / エスカルゴン・ロボ2
- 第78話で登場するエスカルゴンに似た姿のロボット。詳細は当該記事参照。
主要登場回
- 第25話 エスカルゴン、まぶたの母
- エスカルゴンが大王になったと聞いて、エスカルゴンの母がププビレッジにやってくる話。
- 第39話 忘却のエスカルゴン
- エスカルゴンに魔獣ボウキャックが取り憑いてプププランドのみんなに忘れられる話。
- 第78話 発進! エスカルゴン・ロボ
- デデデにこき使われたエスカルゴンが、身代わりのロボットを作る話。
- 第88話 はだかのエスカルゴン
- デデデがエスカルゴンの殻の中身を覗こうとする話。
公式サイト
- デデデ大王腹心の部下。
- 大王に気に入られたい一心で、いろいろなおべんちゃらを使ったりするが、裏目に出てしまうことの方が多い。反面あまりにぞんざいに扱う大王に、不満がないわけではなさそう。
余談
脚注
- ^ 「星のカービィ プププ大全」p.160。
関連項目
アニメ「星のカービィ」のオリジナルキャラクター
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