この記事は大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおける「デデデ」について書かれています。 - 星のカービィシリーズにおける「デデデ」については、デデデ大王をご覧ください。
デデデは、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおけるプレイヤーキャラクターの一人。
『スマブラ』シリーズにおいてファイターを指す際は一貫して「デデデ大王」ではなく「デデデ」と表記されている。国外版ではファイターであっても「KING DEDEDE」「帝帝帝大王」と表記されており、敬称が省略されているのは日本版独自の裁定。
能力[]
原作同様、ハンマーを駆使した立ち回りが主。初登場である『スマブラX』時点で原作でのデデデ大王はワザがあまり多くなかったためか、スマブラオリジナルの要素が多くみられる。
原作と異なりハンマーの柄が長く、基本的に両手持ちであり、支点と力点を駆使してドカッと打ち込むスタイルになっている。少林寺拳法の映画における武器の動きを参考にしているという。変更の理由は明言されていないが、柄が短いハンマーの例としてアイスクライマーを挙げているのでパワータイプらしさを出す差別化が目的と推測される[1]。
原作から流用された技はハンマー以外にもすいこみやスーパーデデデジャンプなどがある。一方で、スマブラデデデの要素が原作に逆輸入された例もある(ジェットハンマー→ヘビィハンマーの鬼殺し火炎ハンマーや『スタアラ』のハンマーの鬼殺しチャージハンマー、ゴルドー投げ→『スタアラ』のアナザーデデデの技など)。
性能[]
ハンマーを活かした攻撃は威力や吹っ飛ばし力、間合いの長さや攻撃範囲に優れているが、その分振りかぶったりする動作が大きく、隙ができやすい。キャラ自体が大柄で重いので吹っ飛ばされにくいものの、動きはカービィやメタナイトに比べて鈍く、敵の攻撃が当たりやすい。空中ジャンプ1回の上昇量は高くはないが、4回空中ジャンプできる+スーパーデデデジャンプの移動距離が大きいため、復帰力はメタナイトほどではないにしろカービィと同等以上であり、同じく重量キャラのクッパ等に比べれば非常に高い。前述したハンマー攻撃の範囲の広さと空中機動力の高さにより、投げなどからの追撃や復帰阻止は得意。スマッシュ攻撃やジェットハンマー最大溜めの吹っ飛ばしは特に強烈で、相手が低ダメージでも余裕で撃墜できたりする。
登場作品[]
- ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
- ステージ「プププランド」の背景キャラとして登場。
- この頃からファイターとしての登場の予定があったが、諸処の事情でカットになってしまったらしい[2]。
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- 前作から続投されたステージ「旧ステージ・プププランド」の背景として引き続き登場している他、フィギュアとしても登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 本作が公開されてしばらくしてから発表された新規参戦キャラ。アドベンチャー「亜空の使者」での登場は後述。
- シールにもなっており、足攻撃を強化する『SDX』のものと直接系の必殺ワザを強化する『64』でカービィをおんぶしているもの、投げを強化する『参ドロ』のものがある。前者2つはカービィシリーズのファイター限定、後者はデデデ限定。
- アシストフィギュアのリセットさんによるモノマネの内容は「ぐわっはっはっはっは」(英語だと「GWAHAHA!」)。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/for Wii U
- 「特設リング」の背景に表示される二つ名は「自称大王」。
- 復活ステージである「プププランド (64)」の背景キャラとしても登場しているが、デデデがファイターとして乱闘に参加している場合は出てこないようになっている。
- 発売当時山手線や中央線の駅に掲載されていた『for3DS』の広告では神田駅で「デデデVSクッパ」の対戦カードが組まれていた。
- カスタマイズで装備できる専用アイテムは以下の通り。
種類 | 名前 | 修飾語(弱) | 修飾語(中) | 修飾語(強) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
攻撃 | ハンマー | 100kg | 1t | 100t | デデデ専用。 |
防御 | コート | お手頃な | 高価な | 特注の | |
速度 | マッハスピード | - | DX | SDX | カービィ、メタナイト、デデデ専用。 |
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- ファイター番号は39番。『スマブラSP』の初公開映像ではロゼッタ&チコと共に紹介された。また、キングクルールの参戦ムービー「ライバルたち」では、キングクルールの張りぼてでドンキーコングとディディーコングをだまして笑っていたら、本人が登場して吹っ飛ばされるというシーンがある。ファイタースピリットに使用されたアートワークは『星のカービィ Wii』の斜め向きに走っているもの。
- シリーズで初めて隠しキャラとして登場。ドンキーコング、クッパ、ポケモントレーナー、ロゼッタ&チコ、シーク、ゲッコウガ、ディディーコング、ダックハントの合計の勝ちあがり乱闘クリア回数が4回になると挑戦者として出現。ステージは夢の泉で曲は「デデデ大王のテーマ[X]」。その他プレイ時間が一定数を超えるか、灯火の星で救出することでも解放可能。
- ステージ「プププランド」の背景キャラとしても引き続き登場しているが、『for』と同じくデデデがファイターとして乱闘に参加している場合は出てこない。
通常ワザ[]
地上ワザ[]
- ふり抜き→ふり上げ→回転ハンマーヘッド~ぶちかまし(弱攻撃)
- ハンマーを使っての連続攻撃。『for 3DS / Wii U』以降はフィニッシュとしてぶちかましが追加されている。
- ずっこけ (ダッシュ攻撃)
- 躓くように倒れこむ。スキが大きいが、その分ふっとばし力はシリーズ通して各ファイターのダッシュ攻撃の中でも最も高い。
- 初代『星のカービィ』からボスとしてのデデデ大王が使うおなじみの技で、原作では主に「ヘッドスライディング」と表現されている。
- のび~るハンマー (横強攻撃)
- ハンマーを回転させながら突き出す。『X』では単発ヒットのワザだったが、『for』以降は多段ヒットする。
- ふみ台頭突き (上強攻撃)
- 地面に置いたハンマーを台にして乗り上がり、頭突きをする。『X』のみ。
- 大王ずつき (上強攻撃)
- ハンマーを置いて小さく跳ねながら頭突きする。『for』以降。
- ねそべりキック (下強攻撃)
- 寝ころびながら前方をキックする。『X』のみ。
- ころがり (下強攻撃)
- 前転して進みながら攻撃する。『for』以降。
- メガトンハンマー (横スマッシュ攻撃)
- ハンマーを思いっきり振り下ろす。攻撃の発生がとても遅いが、クリーンヒットした時のふっとばし力はシリーズ通して各ファイターの横スマッシュ攻撃の中でも最も高い。
- 原作においてボスのデデデ大王が使う基本のハンマー攻撃、もしくはカービィのハンマー能力の「ハンマーたたき」が元ネタか。
- なぎ払いハンマー (上スマッシュ攻撃)
- 頭上180度をなぎ払う。
- ぶんまわしハンマー (下スマッシュ攻撃)
- 回転しつつ前後の足元をハンマーで振り払う。
- 自身を軸に回転攻撃するワザとしては、原作におけるハンマー能力の「ジャイアントスイング」に通ずる。デデデ大王も『スマブラX』より後に「デデデトルネイド」や「ジャイアントデデデスイング」といった回転ワザを使う。
空中ワザ[]
- たいこばら (空中ニュートラル攻撃)
- 両手、両足を広げて攻撃。
- かちあげ (前空中攻撃)
- ハンマーを振上げる。『X』のみ。
- かちわり (前空中攻撃)
- ハンマーを振り下ろす。『for』以降。
- 原作では『初代』時点でジャンプからのハンマー振り下ろしを行う。プレイヤーのデデデ大王のワザとしては『星のカービィ Wii』におけるデデデ大王の「空中ハンマースイング」と動作が近い。
- 後方キック (後空中攻撃)
- 後ろに鋭くキックを繰り出す。『X』のみ。
- すくい上げ (後空中攻撃)
- ハンマーで後方を下から上に振り上げる。『for』のみ。
- ふりはらい(後空中攻撃)
- ハンマーで後方を横方向に振り払う。『SP』のみ。
- 上かき回し (上空中攻撃)
- 上空でハンマーを回転させる。
- 下かき回し (下空中攻撃)
- 下に向かってハンマーを回転させる。『X』のみ。
- 後に『カービィWii』においてハンマー能力及びデデデ大王に「ぐりぐりハンマー」という似た動作のワザが登場。
- メテオハンマー (下空中攻撃)
- 下にハンマーを振り下ろす。メテオ効果あり。『for』以降。
投げワザ[]
- つかみ/ダッシュつかみ/つかみヘッドバット
- 相手をつかんで頭突きする。
- ゴルフスイング (前投げ)
- ゴルフのように相手を打って飛ばす。
- ちなみに、アニメ『星のカービィ』ではゴルフがデデデ大王の趣味である。
- 反転ゴルフスイング (後投げ)
- 後ろに相手をゴルフのように打って飛ばす。
- レシーブ (上投げ)
- バレーボールのように打ち上げる。動作としてはどちらかというとトスである。
- ヒッププレス (下投げ)
- 大きな体でのしかかる。『X』のみ。相手ファイターによってはワザ後に再度掴むことができ、延々と下投げを連発できてしまっていた。
- たたき落とし (下投げ)
- 相手を地面にたたきつける。追撃がしやすい。『for』以降。
必殺ワザ[]
- すいこみ (通常必殺ワザ)
- 相手を吸い込む。吸い込んだ後は移動、ジャンプが可能(空中ジャンプは不可)な他、星型弾にして吐き出して他の相手にぶつけたり、そのまま画面外へ道連れにすることもできる。アイテムも吸い込んで消すことができるが、爆発するアイテムの場合は吸い込んだあとに爆発してダメージを食らう。この際範囲は狭いものの周囲にも攻撃判定が発生する。『for』以降は爆発しないアイテムを吸い込むと1%ほど回復するようになった他、相手の飛び道具も吸い込んで無力化できるようになった。『SP』では相手の飛び道具や横必殺技で打ち出したゴルドーを吸い込むとそのままはき出して攻撃する。他の反射ワザと異なり、前方に飛ぶように元の飛び道具とは挙動が変化されるものもある。相手の飛び道具をはき出した際の威力増加倍率は1.5倍。
- 原作でも『初代』から使っている技。
- ワドルディ投げ (横必殺ワザ)
- 『X』のみ。 ワドルディを投げつける。ワドルディの他にワドルドゥ、ゴルドー、カプセル(中に何かアイテムが入っているスマブラオリジナルのアイテム。)が出る。出現確率は高いものから、ワドルディ>ワドルドゥ>ゴルドー>カプセル。ワドルディとワドルドゥは投げた後も残り、ジャンプやビームで攻撃したり、拾って再度投げることができる。ワドルディたちもダメージを受けるので怯んだり吹っ飛ばされたりする特性上、相手の飛び道具などに対するある種の盾としても起用する。ゴルドーは強力だが投げるとすぐ消えてしまう上、相手の技で跳ね返されることもある。ワドルディ、ワドルドゥ、ゴルドーが出てくる比率は、35:10:4ぐらいであるらしい。[3]
- ゴルドー投げ (横必殺ワザ)
- 『for』『SP』での横必殺ワザ。ハンマーでゴルドーを前方へ打つ。ゴルドーは上中下に加えて、スティックのはじき入力か否かで計6種類の打ち分けができ、数回バウンドして消える。相手の攻撃で跳ね返されることもあるが、その際にこちらも攻撃してもう一度跳ね返したり、再度横必殺のコマンドを入力すると打ち直すことも可能。跳ね返されたゴルドーは威力が上がっている。また、たまに壁に刺さる。『星のカービィ スターアライズ』のアナザーデデデに逆輸入された。
- 3DSの処理負荷軽減のために変更された[4]。
- スーパーデデデジャンプ (上必殺ワザ)
- 高くジャンプして急降下し、着地時に左右に星を出す(星は側に現れてすぐ消えるが、エネルギー系飛び道具扱い)。上昇時にはスーパーアーマー(ふっとばなくなる状態)が付き、左右にずらすことができる。復帰力がとても高い。こちらも原作で使っている技だが、原作とは違い『X』では下を、『for』『SP』では上を入力することで急降下をキャンセルすることができる。着地寸前にキャンセルすると盛大に体制を崩してしまい、莫大な隙が生じてしまう。急降下を解除しないとガケに掴まることができないが、『for』以降は上昇中に限り掴まることができるようになった。
- 原作でも『初代』からおなじみワザだが「デデデジャンプ」と表記されることが多く、この名称は『星のカービィ スターアライズ』のドリームフレンズのデデデ大王の技として初めて逆輸入された。
- ジェットハンマー (下必殺ワザ)
- ハンマーに内蔵された機械で勢いを利用し豪快に振り抜く。最大溜めから繰り出される攻撃力はトップクラス。最大まで溜めたままにしていると、デデデ自身が少しずつダメージを受ける。
- 『SP』では最大まで溜めた状態で当てると背景に青いエフェクトが現れる演出があり、さらに1on1の時には画面がズームされる。
- ワドルディ軍団 (最後の切りふだ)
- 『X』での最後の切りふだ。デデデが指笛を吹くと、どこからか大勢のワドルディ、ワドルドゥ、ゴルドーが出現し、相手にタックルする。出現確率はワドルディ投げと同じ。ワドルドゥはビームを出さない代わりに体当たり自体が電撃属性となっている。発動中は無敵な他、近くの相手を引き寄せる。発動中はデデデは躍り続けており動けないが完全無敵。また、デデデの真下にはファイターや箱などの攻撃を受けるアイテムを引き寄せるような効果がある。
- 発動中は祭りの音頭のようなオリジナルの専用曲が流れる。
- デデバースト (最後の切りふだ)
- 『for』での最後の切りふだ。広い範囲の吸い込みで相手を拘束し、3連撃のハンマー攻撃の後、ハンマーから取り出した巨大ボムで吹っ飛ばす。
- 広範囲の吸い込みは『トリプルデラックス』以降のデデデ大王関係のボスの「ビッグバンすいこみ(がんばりすいこみ)」に通ずるものがある。
- デデラッシュ (最後の切りふだ)
- 『SP』での最後の切りふだ。初撃のハンマーで敵を金網に叩きつけた後、マスクド・デデデになってデデデミサイルを乱射し、トドメにデデデトルネイドのようなジェットハンマー回転で吹っ飛ばす。
カスタマイズ必殺ワザ[]
『for』のみ存在する。
通常必殺ワザ
- デデデストーム
-
- 口から風を起こして打ち上げる。攻撃に特化したが、ほおばることができず、隙も大きくなる。
- すってはく
- ほおばらずにすぐ吐き出す。隙が少なく、威力が少し高い。その性質上、道連れなどの戦法は狙いにくい。
横必殺ワザ
- 急加速ゴルドー
-
- 一回バウンドするとゴルドーが急加速する。遠距離攻撃しやすいが隙が大きい。
- 反復ゴルドー
-
- 打ち出したゴルドーが往復する。ダメージが低いが、相手の行動を縛れる。また、電気属性がつく。
上必殺ワザ
- ライジングデデデアタック
-
- 高くジャンプして攻撃。上昇中に攻撃判定があるが、使用後はしりもち落下する。
- クイックデデデジャンプ
-
- 通常より上昇量が少ないが、素早く移動できる。威力は控えめ。
下必殺ワザ
- 耐えるジェットハンマー
-
- 溜め中にスーパーアーマー効果がついているが、移動速度が遅く、最大ため時の負荷が高く、威力も少し低い。
- ダッシュジェットハンマー
-
- 溜めた分だけダッシュし、ハンマーを振り抜く。奇襲性が高く、ダッシュを生かしたリーチを生む。地上だと溜めている間に後ろに後退してしまう。こちらも少し威力が低く、ためている際の移動速度が遅い。
演出・アピール[]
登場演出[]
4人のワドルディが担ぐ神輿に座って乗り入場。この神輿はスマブラオリジナルのもの。デデデが降りる際の着地の衝撃でワドルディは吹っ飛ばされ、そのまま退場する。
アピール[]
- 上アピール
- ハンマーを片手で回しながら担ぎ上げる。
- 怒り顔だが『for』以降は口が笑顔である。
- 後の『Wiiデラ』におけるデデデ大王のエモートアクション(右)に似ている。
- 横アピール
- こちらを向いて「ぐわっはっはっは」と笑いつつハンマーを高速で回す。
- 『X』では怒り顔だが『for』では普通の顔で、『SP』では口を閉じている。
- 下アピール
- 「ふぅふぅふぅふぅふぅ」とお腹を叩きながら1回転して踊る。
勝利演出[]
リザルト画面に切り替わるまでに、『DX』ではB・X・Yボタン、『for』以降は十字ボタンの左・上・右を推し続けていれば勝利演出の指定が可能(『X』ではどちらにも対応)。
下記の入力は『SP』に準拠。
- 十字ボタン上
- ハンマーで地面を左右に力強く2回叩き、こちらを向く。
- 『for』までは最後にハンマーを地面につけたままだが、『SP』では最後にハンマーを上げ、凛々しい表情で締める。
- 『SP』においてチーム戦でセンターを取った時はこれになる。
- 十字ボタン左
- ワドルディの前で自らのお腹を叩きながら笑う。
- ワドルディは『X』では既に目の前にいるが、『for』ではデデデの裏側から回り込んでくる。『SP』では最初に右からやってくるワドルディにカメラがフォーカスされる。
- 『SP』においてチーム戦でセンターを取れなかった時はこれになる(ワドルディは出てこない)。
- 十字ボタン右
- ハンマーを両手で持ち回転させつつ担ぎ上げる。
- 『for』以降は怒り顔になり、更に『SP』ではジェットハンマーに変形してその負荷に耐えるモーションが追加されている。
敗北時の拍手[]
手を斜め寄りにしてゆっくり拍手する。
各モードにおけるデデデ[]
シンプル(X、for)[]
- スマブラX
- 相手ファイターとしてデデデが登場することがあるのはステージ5、11。
- ステージ5はカービィシリーズのファイターいずれかが相手となり、ステージは必ず戦艦ハルバードになる。選ばれるルールは1vs1、チーム戦、ジャイアント戦、軍団戦。チーム戦とジャイアント戦ではこちらにもカービィシリーズのファイターのいずれかが味方につく。
- ステージ11はこれまでのステージで相手・味方含め登場しなかったファイター3人とのバトルロイヤルとなり、ステージは必ず終点。
- こちらがデデデの時のキャラクターロールBGMは「デデデ大王のテーマ」。
- スマブラfor 3DS
- 相手ファイターとしてデデデが登場することがあるのはステージ1〜4。
- ホームステージとしてプププランドかプププランド (64)が選出されるが、チーム戦でランダムなファイターと組んでいることもあり、そのファイターのホームステージで戦うことになることもある。
- こちらがデデデの時、各ステージに入る際に上アピールをする。また、最終戦でマスターコアと戦う時は形態の1つ「マスターシャドウ」として自分のファイターを象った姿となり戦うことになる。
- スマブラfor Wii U
- 相手ファイターとしての登場タイミングは1〜5戦目。うち4、5戦目は性能がカスタマイズされたファイターと戦うことになる。
- ステージは相手ファイターに関わらずランダム。
- こちらがデデデの時、3DS版と同じく「マスターシャドウ」としてデデデを象った姿のマスターコアと戦うことになる。
イベント戦(X、for)[]
デデデが登場するイベント戦は「スマブラのイベント戦一覧」を参照。
オールスター(X〜SP)[]
- スマブラX
- 15戦目にカービィ・メタナイトと共に登場。ステージは戦艦ハルバード。
- こちらがデデデの時のキャラクターロールBGMは「デデデ大王のテーマ」。
- スマブラfor 3DS
- 4戦目に1991〜1993年に初登場したキャラである、ソニック、カービィ、ワリオ、フォックス、ファルコ、メタナイトと共に登場(カービィとワリオの間)。
- ステージはプププランド、プププランド (64)、グリーンヒルゾーン、メイドインワリオ、惑星コーネリアのどれかから選ばれる。
- スマブラfor Wii U
- 『for 3DS』とはファイターの登場順が逆に年代を遡っていく形式となっているが、こちらも4戦目。
- ステージは戦艦ハルバード、プププランド (64)、ウィンディヒル、ゲーマー、ライラットクルーズ、オービタルゲート周域のどれかから選ばれる。
- スマブラSP
- 厳密には「オールスター組み手」という別モードだが、便宜上ここで記載。ファイターの初登場年月順に登場し、デデデは追加コンテンツを全て購入している状態で33番目。
亜空の使者(X)[]
亜空軍とファイター側双方からフィギュアを強奪し収集、自身を模したブローチをフィギュアに取りつけるという意図の見えない行動をとる。これは本編前に戦艦ハルバード強奪事件で、今回の一件の黒幕「タブー」の必殺技「OFF波動」の存在を知った彼がタブーのOFF波動の前に全員がフィギュアにされてしまうのではないか、と予想したためである(もし一人でもフィギュア化を免れたファイターがいればそのファイターによって他のファイター達も復活でき、再び戦うことができる。しかし、もしファイター全員がフィギュアにされてしまった場合元に戻せる者がいなくなり、それは「この世界」側の完全敗北を意味する)。 彼はこの「全員のフィギュア化」という最悪の状況を回避するため数名の戦力をフィギュアとして確保、ファイターが全滅しても復活できるように時間経過で元に戻るブローチを作りフィギュアに取りつけた、というのが真相である。その後亜空軍によるデデデ城強襲の際に建物の崩壊に巻き込まれフィギュア化、彼が確保した数体のファイター達とともに亜空間に飲み込まれる。ちなみにこの亜空軍強襲時にブローチが彼が回収したフィギュア (ゼルダorピーチ) から外れ、カービィがこの外れたブローチを見つけて飲み込んでいた。 その後、彼の予想は的中する。亜空間に突入したファイター達はタブーのOFF波動により全滅する。しかし彼のブローチが作動し亜空間に取り込まれていたネス、ルイージが復活し、その二人の手によってデデデも復活。また、別の場所でブローチを飲み込んでいたカービィが復活し、ファイター達は再び動けるようになりタブーを撃破した。最悪の事態を回避するためにあえて「悪役」を演じるという点は『夢の泉の物語』『夢デラ』に共通していると言える。
使用ステージ[]
ここでは初挑戦時でデデデを使えるステージのみを記載する。
一度クリアしたステージは、これまでに合流したファイターのグループを好きに選んで再挑戦できる。
- 亜空間(1つ目)
- デデデ、ネス、ルイージのグループで進む。最後はデデデとクッパとの一騎打ちで、必ずデデデを使うことになる。
- 大迷宮出現後
- 元から復活しているため、2つの亜空間ステージでフィギュアを一切集めていなくても使用できるファイターの1人。
勝ちあがり乱闘(SP)[]
- 自身の勝ちあがり乱闘
- サブタイトルは「王ってなあに?」。デデデの自称王様という設定に基づいたものか。原作において、王や王族であったり、その肩書を持つキャラが登場する。
スタッフロールBGMは「デデデ大王のテーマ[X]」。
ROUND | 相手 | ステージ | バトル形式 | 備考 |
1 | キングクルール | 海賊船 | 通常戦 | |
2 | マルス、ロイ | 初期化爆弾の森 | 通常戦 | 厳密にはロイは王族の出ではなく貴族だが、結婚相手によっては国家を築き上げ事実上王になる。 |
3 | ゼルダ | ハイラル城 | 通常戦 | |
4 | ピーチ、デイジー | ピーチ城 | 通常戦 | |
5 | クッパ、クッパJr. | すれちがい伝説 (戦場化) | 通常戦 | |
6 | ガノンドロフ | オルディン大橋 | 通常戦 | |
BOSS | マスターハンド | 終点 | ボス戦 | ホンキ度が7.0以上の時はクレイジーハンドとセットで登場する。 |
- 相手としてデデデが登場する勝ちあがり乱闘
- マリオ「世界をまたにかけて」
- 二戦目に登場。任天堂を代表するシリーズの一つとしての選出と思われる。グリーングリーンズでカービィやメタナイトと共に登場する。バトルロイヤル形式であるが、これは初期の作品ではカービィ・デデデ・メタナイトが敵対している立場だからだと思われる。
- カービィ「激突! グルメバトル」
- 六戦目に登場。大食い設定のキャラが登場するルートであり、カービィの宿敵としてそのトリを務める形。ステージは夢の泉。
- ワリオ「オレ様怪力ナンバーワン!」
- 四戦目に登場。腕っぷしの強い怪力キャラクターとして選出。ステージは夢の泉。
- ディディーコング「バディーコング」
- 五戦目に登場。メタナイトとペアになって登場し、プレイヤーの味方にカービィがついた2vs2のチーム乱闘が行われる。ステージは夢の泉。
- ピクミン&オリマー「いろんな惑星航海日誌」
- 三戦目に登場。カービィとペアで登場することやBGMがポップスターであること、様々な惑星を旅するというルートのコンセプトから『星のカービィ64』がベースになっていると思われる。ステージはプププランド。
- Wii Fitトレーナー「有酸素乱闘」
- 五戦目に登場。体が丸い、及び肥満体のファイターとして選出。ステージはウーフーアイランド (終点化) 。
- シモン「悪魔城スマブラ」
- 四戦目に登場。悪魔城ドラキュラシリーズに登場する武器を持ち鳥のような顔をしたボス"ベリガン"役として登場。カラーも彼に合わせて緑に設定されており、作中でペアで登場する羽の生えたドラゴンのボス"ギャイボン"役の青カラーリザードンとセットで登場する。ステージはカロスポケモンリーグ。
- キングクルール「ヘビー級のキケンなやつら」
- 三戦目に登場。体重が重く設定されているファイターとして登場。どちらも原作においてリング上で戦ったことがあるためか、ステージは特設リング。
- テリー「ザ・キング・オブ・大乱闘」
- 三戦目に登場。クッパ・デデデ・キングクルールの順番で登場する。このルートでは、テリーの出展作品のひとつである『ザ・キング・オブ・ファイターズ』の3on3のチーム戦を再現して、全ての乱闘において、3体のファイターが順番に登場するようになっている。チームになっているキャラクターの組み合わせには出身国、出展作品、所属団体、性別などなんらかの共通点が存在することが多く、公式動画「【スマブラSP】テリーの使い方」では"巨漢チーム"と形容されていた。3体とも各シリーズでラストボスを務め、王を名乗っているという点も共通している。原作が格闘ゲームであることの再現でルールは体力制。ステージは朱雀城 (終点化)。
灯火の星(SP)[]
母体は光の世界のエリアの1つ「グルメレース」で1位になると出現。母体解放戦のステージは夢の泉。
各モードクリア時の一枚絵[]
各モードでデデデを選んでクリアした時に表示される一枚絵。
作品 | モード | 一枚絵 | 備考 |
---|---|---|---|
スマブラX | シンプル オールスター |
![]() |
各モードのクリアムービーの締めの画面。 |
スマブラX | シンプル | ![]() |
|
スマブラX | オールスター | ![]() |
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スマブラfor 3DS | シンプル | ![]() |
|
スマブラfor 3DS | オールスター | ![]() |
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スマブラfor Wii U | シンプル オールスター |
![]() |
各モードのクリアムービーの締めの画面。 |
スマブラfor Wii U | シンプル | ![]() |
|
スマブラfor Wii U | オールスター | ![]() |
カービィが空中で下アピールをしているが、実際のプレイでも消えかけのキャリアーつき箱を使えば一応再現可能。 |
スマブラSP | 勝ちあがり乱闘 | ![]() |
説明文[]
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- デデデ大王
- 自称プププランドの王。
- 大王とは言ったものの、
- 実際に行政などを
- おこなってはおらず、
- 住民はみな勝手きままに
- くらしている。
- カービィのように空気を
- 吸って飛ぶことができるが、
- これはカービィにやぶれた
- デデデが、猛特訓の末に
- 会得したものである。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- デデデ
- 呆れかえるほど平和な国
- プププランドの自称大王。
- 自国の食べ物や夜空の星を
- すべて奪ってしまうなど
- 王にあるまじき行為をくり返す。
- が、悪意があるわけではなく
- たまに良いこともする。
- 普段、カービィとは肉弾戦による
- 対決を行うことが多いが、
- 早食いレースやミニゲームで
- 激しく仲良く競うこともある。
- ワドルディ軍団
- デデデが口笛を吹くと、
- どこからともなくワドルディ、
- ワドルドゥ、ゴルドーが登場。
- 画面狭しとジタバタ暴れて、
- 対戦相手のキャラクターに
- ぶつかりダメージを与える。
- ひとしきり暴れたら、何事も
- なかったように去っていく。
- 残ったのはダメージだけである。
- 数多く登場するうえに、素早い
- ため、無傷でいるのは難しい。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS&大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
- デデデ
- プププランドの自称大王。自称なだけに、国の
- 政治等には興味ないらしい。国中の食べ物にを
- 奪ってしまうほどの食いしん坊。「スマブラ」では
- ハンマーを使った豪快な一撃が魅力の重量級
- ファイター。動きは遅いが空中で4回ジャンプが
- できるため復帰しやすい。「ジェットハンマー」を
- 最大までためた時の破壊力はトップクラスだ。
- デデデ(EX)
- 「ゴルドー投げ」ハンマーでゴルドーを打つ
- 横必殺ワザ。打ったゴルドーは地面を飛び跳ね、
- カベに当たると反転して、一定時間で消滅する。
- 時々カベに刺さってそのまま止まることもある。
- 相手がゴルドーに攻撃すると、移動する方向が
- 変わり、自分に返ってくることも。返ってきたら、
- 横必殺ワザを再び入力することで打ち返せる。
- デデバースト
- おなかをボンッと叩くと前方を広く吸い込み、
- 強力な連続攻撃を繰り出すデデデの切りふだ。
- 相手を吸い込むと、デデデの前に引き寄せて、
- 燃えさかる巨大ハンマーでダメージを与える。
- 最後にハンマーから取り出した大きな爆弾で
- ダメージと共にふっとばす。発動中は無敵で、
- 相手の攻撃を受けてもダメージを食らわない。
カラーリング[]
- 通常 - 『X』での赤チーム時の色もこれ
- ピンク
- 緑 - 『for』以降は腹巻きにワドルディが描かれている
- 紫
- 水色
- セピア - 初代『星のカービィ』を意識した配色。SP版ではオンラインでのアイコンに設定可能
- 紺 - 以下二つは『for』以降
- 黒
画像[]
余談[]
- 漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』11巻第7話「さようなら、デデデ大王」ではカービィがデデデ大王相手に「大乱闘スマブラゲーム」と称して戦うシーンがある。当時は『スマブラ64』しか発売されていなかった。
脚注[]
- ^ 週刊ファミ通2008年2月29日増刊号
- ^ アンケート集計拳!!より。
- ^ 「スマブラ拳!!」小ネタ集(アーカイブ)
- ^ 「桜井政博のゲームを作って思うこと2」p.8
関連項目[]
外部リンク[]
スマブラ関連
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