ティンクル★ポポ
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読み: | てぃんくる ぽぽ |
英名: | Twinkle Popo (仮) |
品番: | DMG-POJ[1] |
ジャンル: | アクション |
対応機種: | ゲームボーイ |
プレイ人数: | 1人 |
発売日: | 初代星のカービィへ移行 |
開発元: | HAL研究所 |
“ | 敵キャラぱっくん!浮かんでプックン!がんばれポポポの大冒険! | ” |
—当時の広告より |
ティンクル★ポポは、ゲーム作品『星のカービィ』の前身となったゲームボーイ用のアクションソフト。
概要[]
開発当初、『ティンクル★ポポ』と呼ばれる前は、『はるかぜポポポ』というタイトルで呼ばれていた。1992年1月下旬、3,500円にて発売予定で、26,000本の仮注文を取っていた[2]。しかし、試作品を任天堂と宮本茂に見せたところ、キャラクターデザインなどを調整した後、発売元を任天堂とすることが決まり、「ティンクル★ポポ」の発売は中止された。宮本は、「ティンクル★ポポ」では何となくサンリオを想像してしまうのでダメだと止めたという[3]。
開発当時の主人公キャラクターの名前「ポポポ」の変更に伴って、ゲーム名も「星のカービィ」に変更となった。(主人公の名前変更の経緯についてはカービィの名前の由来を参照。)
ゲームグラフィックは、星のカービィのものと同一のものである。また、「星のカービィ」として再開発する際、ROM容量が2倍になったためエキストラゲームが追加されたが、ゲーム内容が変わったわけではないという[4][5]。
『ポポポはポップで奥が深い』、『覚えやすい名前でしょ。ぼく、ポポポ。』がキャッチフレーズ。
ステージ[]
はるかぜポポポ[]
- ステージ名が初代『星のカービィ』とは一部異なる[6]。
- ステージ1 GREEN GREENS
- ステージ2 FLOAT ISLANDS
- ステージ3 FIRE DESERTS
- ステージ4 BUBBLY CLOUDS
- ステージ5 Mt.DEDEDE
ティンクル★ポポ[]
- 基本的なステージ構成は『星のカービィ』と同じであるが、敵キャラクターの名前が違う物が居る。「HiPPON SUPER!」1991年12月号p.163では全6面との紹介があった。
- ステージ1 GREEN GREENS
- バスターウドォ(ウィスピーウッズ)
- ステージ3 FLOAT ISLANDS
- ダムダムブルグ(カブーラー)
画像[]
余談[]
- 『星のカービィ スターアライズ』には「ティンクル☆スターズ」「ティンクル☆トラベラー」といった本作を意識したような題の曲がある。
- また、「一番くじ 星のカービィ 30周年 デラックスコレクション」のB賞景品は「ティンクル☆アニバーサリーぬいぐるみ」である。
脚注[]
- ^ 『星のカービィ アート&スタイル コレクション』p.268のパッケージ初校より。
- ^ ほぼ日刊イトイ新聞 - 社長に学べ! 岩田聡編 第7回
- ^ げむげむまにあ~ゲームニュースにツッコミを~ - 『宮本 茂の仕事史』@デジタルコンテンツエキスポに行ってきたレポート その2(DIGITAL CONTENT EXPO 2009 『創賞 贈賞式/宮本 茂の仕事史』(2010年10月24日) レポート)
- ^ 定点観測。 - 「“任天堂の味付け”に頼る私は無能、と言われたような気がした」桜井政博さんが過去の挫折をTwitter上で語る。(桜井政博 Twitter 2011年3月2日~3日まとめ)
- ^ Twitter / 桜井 政博: が、実際には「ROM容量が2倍になった」「それに伴い2周目を追加できた」「タイトルを変えた」という3点だけで、ゲーム内容を変えたりゲームバランスのアドバイスをもらったわけではありません。
- ^ カービィミュージアムより。(参考ツイート)
参考リンク[]
- プププ星人 - 開発中止になったカービィゲーム
- 星のカービィ完全攻略 - カービィ誕生秘話 (アーカイブ)
- KABI-SEN - カービィ・データ
- ほぼ日刊イトイ新聞 - 社長に学べ! NINTENDO社長 岩田聡さん 第7回
- Nintendo - 岩田聡 GDC講演内容 p.4 (2011年3月2日)
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