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タッチ! カービィ
KCCpackage
日本版パッケージ表面
読み: たっちかーびぃ
英名: Kirby: Canvas Curse
品番: NTR-ATKJ
ジャンル: ペンアクション
対応機種: ニンテンドーDS
プレイ人数: 1人
発売日: [DS]
Flag japan 2005年3月24日
Flag usa 2005年6月13日
Flag europe 2005年11月25日
Flag australia 2006年4月6日
[Wii U VC]
Flag japan 2016年2月3日
Flag europe 2015年12月3日
価格: 4,800円(税別)
[Wii U VC] 950円(税込)
開発元: HAL研究所
発売元: 任天堂
売上本数: Flag japan:31万5211本
世界:???
[要出典]
描いた虹が道になる!

—パッケージ裏面より

タッチ! カービィ』は、2005年3月24日に任天堂より発売されたニンテンドーDS用のアクションゲームソフト。『星のカービィ』シリーズ第16作目にあたる。略称は「タチカビ」など。

概要 編集

カービィシリーズ初の「タッチペン」を使うアクションゲーム。十字キーなどのボタン操作でカービィを動かすこれまでの作品とは違い、この作品では魔女の魔法によりボールに変えられたカービィをタッチペンで操りながらステージを進めていくという、ボタン操作が一切不要(スタートボタンだけは例外)のアクションゲーム。

ステージは全8つのレベルが用意されており、レベル8を除く全てのレベルには3つずつステージが用意されている。レベル8を除く各ステージには3枚のメダルが隠されており、集めたメダルはメダルチェンジャーで景品と交換することができる。

ドロシア ソウルを除いたキャラクターアイテムのグラフィックには固定の画法が使われているが、背景のグラフィックには様々な画法が取り入れられている。アートを題材とした作品だからこその手法といえる。

その操作方法や、ボスの戦闘システムから番外編扱いとしているが、カービィシリーズにおいて、重要な位置付けを持つ[1]

後にこのシステムをアレンジした、『タッチ! カービィ スーパーレインボー』も発売されている。

操作方法 編集

タッチ 編集

DSのタッチパネルをタッチすることでいろいろな効果が得られる。

キャラクターボール
タッチダッシュなどの攻撃を行う。それぞれのキャラクターボールがどのような攻撃をするかは後述する。
タッチすることで約4秒間しびれ状態にして動きを止めることができる。この間は敵に触れるだけで敵を倒せる。
カラクリ
星ブロックを壊したり、紫色のボタンが付いたカラクリを制御できる。
能力を捨てる(カービィボールのみ)
能力を持った敵を倒すと、敵の能力をコピーできる。下画面左下にその能力の名前が表示され、その部分をタッチすることで能力を捨てることができる。また、ダメージを受けることでもコピー能力を失ってしまう[2]

ラインを描く 編集

DSのタッチパネルをタッチペンでスライドすることで、虹のラインが引ける。

移動・方向転換
キャラクターボールがラインの上を移動する。また、上から下へ壁をつくれば、方向転換も可能。縦方向へ移動したい場合は、最初にラインに乗った後、縦方向へラインを伸ばせばよい。
敵をかわす・攻撃を遮る
敵をかわすようにラインを引けば敵をやり過ごせる。また、遠距離からの攻撃はラインで遮ることができる。
ループダッシュ
一回転するようなラインを描けば、タッチダッシュと同じ状態になり、敵を倒すことができる。デデデボールとワドルドゥボールは唯一のダッシュできる手段である。
水中での移動
水中ではボールが浮きあがってしまうので、ボールの上側にラインを描く必要がある(タッチダッシュでも沈むことができるが、真下には沈めない)。ただし、デデデボールは水中でも落下するので、地上と同じくボールの下側にラインを描いて操作する。

ストーリー 編集

舞台はプププランド。カービィは今日ものんきに散歩中。すると突然、目の前に怪しい魔女が現れ、あたり一面を絵画へと変えてしまう。カービィに気付いた魔女はふしぎな額縁を描き、その中へ逃げていった。後を追いかけたカービィはボールの魔法をかけられ、ボールの姿になってしまう。魔女が落としていった魔法の絵筆にカービィが触れると、絵筆は虹色の光を放ちながら「あなた(プレイヤー)」の手元へと移る。


ステージ 編集

今作では各レベルのステージはどの順でクリアしても良いようになっている。ステージ名は2つの単語で構成され、それぞれの頭文字が同一のものになっている。レベル1-7までの名前の頭文字を取ると「RAINBOW」(虹)になり、名前も虹の色の名前をなぞらえた単語が入っている。

レベル1 - レッディランド (Reddy Land)
Reddy→Red = 赤
レベル2 - アロンジバレー (Aronge Valley)
Aronge→Orange = 橙
レベル3 - イエラスアドベンチャー (Ieras Adventure)
Ieras→Yellow = 黄色
レベル4 - ネオジェネオ (Neo Geneo)
Geneo→Green = 緑
レベル5 - ブエルヒルズ (Buel Hills)
Buel→Blue = 青
レベル6 - オルトラムエリア (Oltram Area)
Oltram→Ultramarine = 藍色
レベル7 - ワンダーバイレット (Wonder Vilet)
Vilet→Violet = 紫
レベル8 - ザ ワールド オブ ドロシア (The World of Drawcia)
最後のレベルにして、ラストステージ。

コピー能力 編集

このゲームで使えるコピー能力は以下のとおり。バルーンは、今作で初登場のコピー能力である。

キャラクターボール 編集

このゲームに登場するキャラクターボールは以下の通り。ステージに登場する1UPは操作中の各キャラクターの形になる。ちなみにゲーム中、ミスするとデデデボール、メタナイトボール以外は手足が現れる。

カービィボール
最初から使える唯一のボール。
ライフは4~7。初期は4だが、メダルチェンジャーライフアップを手に入れるごとに最大値が1増える。体当たりで倒した敵の能力をコピーできる特徴がある。コピーした能力はカービィをタッチすることで発動させることができる。
ワドルディボール
エンディング後に使えるようになる。
ライフは4。カービィボールよりも跳ねやすい特徴がある。
デデデボール
ワドルディボール入手後に、メダルチェンジャーでメダル20枚を使用し手に入れられる。
ライフは7。他のボールよりも一回り大きい当たり判定と高いライフが特徴である。タッチダッシュすると左右にハンマーで攻撃する。ハンマーは強化ブロックを破壊可能。ただし、タッチダッシュ中もボール本体に敵などが当たるとダメージを受ける。重いので水中では浮かばずに沈み、通常の動きやタッチダッシュが遅い。ゴールゲーム時にはハンマーを振らないため、そこそこのスピードは出る。
メタナイトボール
デデデボール入手後に、メダルチェンジャーでメダル25枚を使用し手に入れられる。
ライフは3。他のボールより速い特徴がある。ワドルディボールよりもさらに跳ねやすく、タッチダッシュ中に敵に体当たりするとソードで斬りつけて攻撃する。
ワドルドゥボール
このボール以外の全てのボールで、メインゲームをクリアする。
もしくは、GBA版「星のカービィ 夢の泉デラックス 」か、「星のカービィ 鏡の大迷宮 」をDSのGBAカートリッジに入れ、ワドルディボール入手済みファイルを選ぶことで手に入れられる(こっちの方が遥かに楽)。
ライフは5。常にビーム能力を持っているのが特徴である。カービィのコピー能力と同様に、タッチするとビームを放つ。カービィボールよりもわずかに跳ねやすい。デデデボール同様、本体に敵や攻撃が当たるとダメージを受ける。タッチダッシュはあまり速くないが、ゴールゲーム時にはビームが出ないため、そこそこのスピードは出る。

カービィ以外のキャラクターボールではメインゲーム・レインボートライアルで自由にステージを選べるが、メインゲームのレベル8に挑むにはそのキャラクターボールでレベル1から7の全ステージをクリアする必要がある。

ポーズ画面の説明 編集

カービィボール
タッチダッシュで 体当たり
虹に乗って グングン進め!
ワドルディボール
タッチダッシュで 体当たり
ふうせんみたいに バウンドします
デデデボール
デカくて重いぞ 大王さま
タッチで ハンマーふり回せ!
メタナイトボール
青いイナズマ 仮面の戦士
高速ダッシュで ソード攻撃!
ワドルドゥボール
ビーム能力 オレのもの
ついに登場 ドゥ隊長!!

敵キャラクター 編集

このゲームに登場する敵キャラクターは以下の通り。

ザコ敵 編集

ボス 編集

#ボスゲーム/サブゲーム」も参照。

ラスボス 編集

今作品のラスボスで、レベル8「ザ ワールド オブ ドロシア」の最奥にいる。

アイテム & カラクリリスト 編集

詳しい内容はそれぞれの記事を参照[3]

アイテム 編集

元気ドリンク
プレイヤーの体力が2目盛り回復する。
マキシムトマト
プレイヤーの体力が全回復する。
1UP
プレイヤーの残機数が1増える。キャラクターによってデザインが異なる。
ポイントスター
ステージのいたるところにあり、100個集めるとプレイヤーの残機数が1増える。
メダル
メインゲームでは1ステージにつき3枚ずつ手に入る。その他のモードでも手に入れることができ、総数は250枚になる。メダルチェンジャーでごほうびと交換できる。

カラクリ 編集

カラクリについては「カラクリ」を参照。

レインボートライアル 編集

詳細は「レインボートライアル」を参照。

ゴールに着くまでにかかった時間を競うタイムトライアルと、ラインをどれだけ使わずにゴールできるかを競うライントライアルの2つがある。

メダルチェンジャー 編集

詳細は「メダルチェンジャー」を参照。

ボスゲーム/サブゲーム 編集

レベル6までの各レベルのステージをすべてクリアするとボスゲームに挑むことになる。ボスゲームは3種あり、どれに挑むかは選択可能。1度目はレベル1、2度目はレベル2をプレイする。レベル2をクリアするとそのゲームがサブゲームに追加され、以後はボスゲームとしては遊べなくなる。サブゲームでは最大ライフが4で固定(ライフアップの効果を受けない)、スコアアタック要素がある等の他、より難易度の高いレベル3で遊ぶことができる。各ゲームのレベル3にて一定以上のスコアを取ることでメダルを1枚ずつ獲得できる。

詳しい内容はそれぞれの記事を参照。

ブロックアタック
タッチペンで描いたラケットでカービィを弾き、敵やブロックを壊しながら上を目指すゲーム。そのエリア内の敵を全て倒すと次のエリアへのゲートが開く。最後はレベル1では「クラッコJr.」、レベル2では「クラッコ」、レベル3では「クラッコJr.」および「クラッコ」と戦うことになる(レベル3では、クラッコを倒してもゲームは続く)。
トロッコチェイス
トロッコに乗ってボス「デデデ大王」とレース対決をする。デデデ大王が乗ったトロッコは元々設置されたレール上を、カービィが乗ったトロッコはタッチペンで描いたレール上を走る。コース上には食べ物や回復アイテムが置かれており、食べ物を取ると加速する。また、同時に(完全に同時でなくても良い)2個以上の食べ物を取るとさらに加速する。敵に触れるとダメージを受け減速してしまうが、回復アイテムを取ることで体力を回復できる。体力がなくなるとゲームオーバーになる。レベル3では、レースは3周制で、1周に5つのエリアがある。各エリア毎に背景が違う。
ペイントパニック
ボス「ペイントローラー」が出題する一筆書きの問題を次々にクリアしていくゲーム。始めに表示されるお手本の通りに点を結んでいき、最後まで書き切ると次の問題が出される。また、最後の問題として(レベル3は10問ごとに)光ったボタンを瞬時にタッチする反射神経を使うゲームがある。画面上のチューブ内のカービィが前へと進んでいくが、後ろから迫ってくるボンバーに当たるとダメージを受ける。一筆書きや光るボタンの問題でミスするとボンバーの歩く速度が一瞬速くなる(ちなみに途中でペンを離しても一筆書きにならないだけでペナルティは受けない)。レベル1だと10問、レベル2だと15問、レベル3だと99問出題される。

ゴールゲーム 編集

5種のキャラクターボール全てでメインゲームをクリアするとメインメニューに追加され、ステージクリア時のゴールゲームを単体で遊ぶことができる。ただし、キャラクターボールはカービィ固定であり、ポイントスターも得られない。1500cm地点にメダルが1枚落ちている。

音楽 編集

タッチ! カービィ/音楽」を参照。

本作で使われている曲は、殆どが過去作品のいずれかに使われた事のある曲のアレンジである(ステージで流れる曲に至っては最終ステージのザ ワールド オブ ドロシア以外の全てのステージ曲が過去作品のアレンジである)。この作品ならではのクセのあるアレンジ曲が多い。メダルチェンジャーでのごほうび交換後には、オプションのセットアップでオールドスタイルモード(なつかしい曲でプレイします)[4]にして遊ぶこともできる。サウンドテストも用意されており、中には「なつかしの曲」という過去作品の原曲を聴くことができるものもある。サウンドテストの一覧は、タッチ! カービィ/音楽#サウンドテストを参照。

制作スタッフ 編集

制作スタッフについては「タッチ! カービィ/スタッフリスト」を参照。

海外での名称 編集

言語名前意味・由来
英語 Kirby: Canvas Curse(北米)
Kirby: Power Paintbrush(欧州)

カービィ: キャンバス カース(北米)
カービィ: キャンバスの呪い(北米)
カービィ: 力の絵筆(欧州)
ドイツ語 Kirby: Power-Malpinsel
スペイン語 Kirby: El pincel del poder
フランス語 Kirby: le pinceau du pouvoir
イタリア語 Kirby: L'oscuro disegno
中国語(繁体字) 觸摸卡比
タッチ! カービィ

攻略本 編集

  • タッチ! カービィ かんぺきサポートガイド(エンターブレイン) ISBN 4-7577-2326-1
  • Nintendo DREAM 任天堂ゲーム攻略本 タッチ! カービィ(毎日コミュニケーションズ) ISBN 4-8399-1794-9
  • タッチ! カービィ ころころラインかんぺきブック(メディアワークス) ISBN 4-8402-3069-2
  • 任天堂公式ガイドブック タッチ! カービィ(小学館) ISBN 4-09-106229-6

その他 編集

  • 2004年開催のイベント「NINTENDO WORLD Touch! DS」[5]で発表された当初は『タッチ! カービィ 魔法の絵筆』だった。[6]
  • 『タッチ! カービィ』を購入すると、ピンク色のタッチペンが付録として付いてくる。
  • 開発当初は「全ての美しいものを自分のものにしようと企む魔女がプププランドの秘宝“虹の花”を奪っていく」というシナリオが考えられていた[7]
  • ニンテンドーDS本体の設定で「ピクトチャットをさがす」をONにしていると、DSを閉じても音楽が聴ける。イヤホンかヘッドホンが必要。ただし、曲を選ぶ際にはその都度DSを開かなければならない。
  • 2017年現在、ロゴに☆が使われていない作品は、本作と『カービィのエアライド』、『タッチ! カービィ スーパーレインボー』、『みんなで!カービィハンターズZ』、およびロゴ自体がない『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』の計4作である。
  • カービィ以外でクリアした場合、虹がかかる場面のみのEDになる。
  • 『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』に付属したファンブックによると、虹のラインで導いたり敵の攻撃を防いだりするということが決まっていて、そこから虹の上をボールが転がるようにする、というアイデアが出た時に「ボールと言えば…」となってカービィのゲームになることが決まったらしい。

画像 編集

動画 編集

脚注 編集

  1. ^ 本作しか登場しないバルーン能力、後に本編シリーズで定番となるラスボスの名称、本編シリーズである『TDX』にペインシアが登場。
  2. ^ 今作では持っているコピー能力を他のステージに持っていくことができない。
  3. ^ 『任天堂公式ガイドブック タッチ! カービィ』pp.16 - 21 より
  4. ^ メニューや各モードでの曲がすべて「なつかしの曲」に変わる
  5. ^ イベント公式HP
  6. ^ タッチ! カービィ 魔法の絵筆(仮称)(ネットアーカイブ)
  7. ^ ハル研究所ウェブサイトのIDEA CUBE

関連項目 編集

外部リンク 編集


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