カービィのエアライダー
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| 読み: | かーびぃのえあらいだー |
| 英名: | Kirby Air Riders |
| 対応機種: | Nintendo Switch 2 |
| プレイ人数: | モードによる(各記事参照) |
| 発売日: | 2025年11月20日 |
| 価格: | パッケージ版:8980円(税込) ダウンロード版:7980円(税込) |
| 容量: | 25.0GB(予定) |
| 開発元: | バンダイナムコスタジオ、ソラ |
| 発売元: | 任天堂 |
| “ | マシンとどこまでも | ” |
—公式サイト | ||
『カービィのエアライダー』は、Nintendo Switch 2用のレースゲームである。カービィシリーズ38作目。
概要[]
22年越しとなる『カービィのエアライド』(以下、前作)の新作。「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2 - 2025.4.2」でSwitch2用ソフトとしてその存在が発表された。前作と同様に桜井政博がディレクターを務めている。
基本的なシステムはそのままに、ライダーとマシンが独立したり新たにスペシャルボタンが設定されるなどシステムが追加されている。また、『スマブラSP』をはじめとしたスマブラシリーズを元にしていると思われる演出やデザインも多く見られる。
開発経緯[]
桜井政博が『スマブラSP』の追加コンテンツを開発していたころに任天堂取締役の高橋伸也と、ハル研究所前社長の三津原敏から「ぜひとも」とお願いされたとのこと。具体的には「カズヤのつかいかた」をまとめ、ソラの制作中にそれらと並行して本作の企画書を書いていた[1]。同作最後のDLCソラが2021年10月下旬に配信され、その後開発チームが集まるまでの時間でYouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」を収録した模様。
「キャラもの・レースゲーム・走る・たたかう」という要素から「マリオカートで良い」という懸念もあったようだが、本作に求められているのはレースだけではないということで開発に踏み切っている。
主なシステム上の変更点[]
ルールごとの変更点は各記事を参照。
- ライダーとマシンが独立。ライダーごとにも性能が変わる他、特殊能力を持つ者もいる。
- 敵撃破やスタースリップでの加速に、出てきた星を取得して加速するという視覚的な演出が追加された。
- スペシャルボタンが追加。基本的にはスペシャルゲージが溜まった際に押すことでライダーごとに設定された「スペシャルワザ」が使用可能。
- コピー能力を持っている時に連打すると自主的に能力を捨てることができる。
- シティトライアルではマシンを降りることなく乗り換える際や降車をする際にもスペシャルボタンを使用する。
- マシン破壊可能なルールでは壊れかけになると速度が上がる。また相手のマシンを破壊した際に、『スマブラSP』のような赤い稲妻のストップ演出が出る。
- オンライン対戦に対応。
- 様々な場面で声によるアナウンスが挿入されている。日本版では銀河万丈と大本眞基子が担当。
登場キャラクター[]
便宜上キャラと言い難いものも掲載。
ライダー[]
ライダーごとにカラーバリエーションがあり、中には元ネタを持つものもある。詳細はライダー#カラーバリエーションを参照。
- カービィ - 色ごとにスペシャルワザが異なる
- デデデ大王
- メタナイト
- バンダナワドルディ
- ワドルドゥ
- コックカワサキ
- ナックルジョー
- グーイ
- キャピィ
- スターマン
- マホロア
- スージー
- ワドルディ
- リック
- ロッキー
- スカーフィ
- ロロロ&ラララ
- マルク
- ドロッチェ
- タランザ
敵キャラクター[]
- ブレイドナイト (ソード)
- バルーンボンバー (ボム)
- プラズマウィスプ (プラズマ)
- チリー (フリーズ)
- ウィリー (ホイール) - ザコ敵として出るものはバイクパーツが付いていないデザイン。このデザインは初の3Dモデル化。
- ウォーキー (マイク)
- ノディ (スリープ)
- サーキブル (カッター)
- ジェットの能力元の新キャラ
- ピチクリ (ニードル)
- ドリルの能力元の新キャラ
- ボンゴム (スチールボール) (NEW)
- フラムズ (フラッシュ) (NEW)
- シュッシュ (ファイター) (NEW)
- バーニャン (ファイア) (NEW)
- ドッコーン (ミサイル) - 初の3Dモデル化
- ワドルディ
- トロッコワドルディ
- ブロントバート
- キャピィ
- スカーフィ
- デイル
- ブルームハッター
ギミック系[]
シティトライアル[]
VSボス[]
ロードトリップ[]
背景など[]
詳細不明[]
- 謎のエンカウンター
- ゾラ
- ギャラクティック・ノヴァ
マシン[]
- エアライドから続投したマシン
- ワープスター
- ウィングスター
- デビルスター
- ワゴンスター
- スリックスター
- フォーミュラスター
- ヘビースター
- ロケットスター
- ルインズスター
- ターボスター
- ジェットスター
- ウィリーバイク
- レックスウィリー
- ウィリースクーター
- 新登場のマシン
- ホップスター
- ペーパースター
- チャリオット
- バトルチャリオット
- タンクスター
- ブルタンク
- ヘンシンスター
- ? - 飛行機のような形状のマシン、グミの存在のみ判明
シティトライアル[]
伝説のエアライドマシン[]
ドライブ[]
コピー能力[]
- 本作が初出の新能力
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- スチールボール
- フラッシュ
エアライド[]
通常のレースモード。
新コース[]
- フラリア
- ダグウォータ
- エアトピア
- クリスタ
- マシーンガスト
- ケイビオン
- サイベリオ
- フォーリス
- ? - ギャラクティック・ノヴァの核が見られる
前作コース[]
ウエライド[]
おおまかなルールは前作と同じだが、内部的なシステムがエアライドと同様になっている。マシンは通常のエアライドマシンを選ぶことができるようになり、コピー能力も使える。
コース一覧[]
- 花
- 流
- 天
- 晶
- 機
- 洞
- 電
- 山
- 宙
アイテム[]
シティトライアル[]
おおまかなルールは前作と同じ。スカイアという空中大陸が舞台。
ロードトリップ[]
エアライド、ウエライド、シティトライアルを横断し、マシンを強化したり拾ったりしながらお題を達成していく。途中で様々なキャラが登場。
つながるあそび[]
ライセンス[]
プレイヤー情報を登録できる免許証。絵柄をカスタマイズできる。
パドック[]
オンライン対戦の待機場。ライダー状態で自由に動くことができる。
いろんなあそび[]
クリアチェッカー[]
前作同様ミッションをこなしていくモード。本作ではワンボタンで呼び出すことができる。
オレマシン[]
エアライドマシンの見た目をカスタマイズできる。
教習所[]
本作の操作やテクニックについて、自身でプレイしながら学べるチュートリアル。
amiibo[]
対応のamiiboをFPとして呼び出すことができる。FPは走れば走るほど強くなっていく。amiiboはライダーとマシンのセットになっており、複数あれば乗せ替えることが可能。マシンごとに熟練度が設定されている。 『エアライダー』以外のamiiboでも1日1回ごほうびを貰うことができ、カービィシリーズのものならばより良いものが出る。
コレクション[]
ガレージ[]
オレマシンを飾ることができる。
グミ[]
様々なマシンを模したグミ。レースをするごとにもらえる。
マイルショップ[]
エアライドマシン、オレマシン用のパーツ、ライセンスのデコレーションパーツ、ライダーに被せるおしゃれ帽子、音楽などを購入できる。
サウンドテスト[]
楽曲を聴くことができる。
プロモーション[]
カービィのエアライダー公式Xアカウント[]
2025年8月18日開設。本作の情報を配信する専用のアカウント。
カービィのエアライダー Direct 2025.8.19[]
2025年8月19日22時より配信。桜井政博によるプレゼンで本作に関する情報を取り扱う単独の「Nintendo Direct」。カービィシリーズが単独で取り上げられたのは同番組が初。日本版と英語版で桜井政博によるエアライドやシティトライアルの実演内容が異なる。配信後Nintendo Musicで音楽の特別配信を開始。
Nintendo Live 2025[]
2025年10月の4日・5日に東京ビッグサイトで開催のイベント。発売に先駆けて本作の試遊が出展。
カービィのエアライダー Direct 2 2025.10.23[]
「Nintendo Direct 2025.9.12」にて放送決定が発表され、2025年10月23日22時より配信。こちらも桜井政博によるプレゼン。日本版と英語版で桜井政博によるウエライドの実演内容が異なる。配信後Nintendo Musicで音楽の特別配信その2も開始された。
日本版CM[]
「コレナンダー? エアライダー!」という歌い出しと共に映像に合わせた「○○ダー!」というコメントが次々と入っていくラップ調のCMソング。
シンフォニック・ゲーマーズ5 —時空を超える冒険の調べ—[]
NHKによるゲーム音楽のオーケストラコンサート。2025年11月16日開催の第5回で発売に先駆けて本作の楽曲が演奏され、MCとして桜井政博も登板。
おためしライド[]
2025年11月8日から10日、15日から17日に各日6時間開催のオンライン体験会。教習所とオンラインのシティトライアルを遊べるほか、オフラインでエアライドをおためしすることもできる。エアライドではフラリア、ダグウォータ、フォーリスの3コースで遊ぶことができる。さらに、オンライン対戦における合流場所「パドック」もおためしできる。パドックを使えばシティトライアルもCPを相手とした一人プレイが可能。教習所は最後のおためし期間が終わるまではいつでもおためし可能。タイトル画面で放置していると、本作の初公開映像が流れる。
| 日付 | 開催時間 |
|---|---|
| 2025/11/8、11/15 | 17:00〜23:00 |
| 2025/11/9、11/16 | 9:00〜15:00 |
| 2025/11/10、11/17 | 0:00〜6:00 |
- 使用可能ライダー
- 使用可能マシン
- 使用可能コピー
ゲームニュース[]
「カービィのエアライダー/ゲームニュース」を参照。
余談[]
- 桜井政博が「星のカービィシリーズ」のディレクターを務めるのは、前作『カービィのエアライド』以来22年ぶり、シリーズの新作にスタッフとして関わるという観点でも『星のカービィ 鏡の大迷宮』以来21年ぶりの出来事である(ただし、『USDX』での戦艦ハルバードのモデル提供など全くゲームに関わっていなかったわけではない)。
- 2025年6月8日22:00からテレビ東京系列で放送された「有吉ぃぃeeeee! 〜そうだ! 今からお前んチでゲームしない?」で、タレントの石田ニコルがNintendo Switch 2の注目ソフトとして本作を紹介。その後予習として前作『カービィのエアライド』をプレイしている。
動画[]
脚注[]
関連リンク[]
- カービィのエアライダー - 公式サイト
- カービィのエアライダー@走法まとめ Wiki* - 有志によるwiki
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