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カービィのすいこみ大作戦
KSD title
読み: かーびぃのすいこみだいさくせん
英名: Kirby's Blowout Blast
品番: CTR-JHUA
ジャンル: アクション
対応機種: 3DS
発売日: Flag japan/Flag korea 2017年7月4日
Flag usa/Flag europe 2017年7月6日
価格: 750円(税別)
開発元: HAL研究所
発売元: 任天堂
すって、ねらって、めざせハイスコア!

—公式サイトより

カービィのすいこみ大作戦』は、2017年7月4日発売のカービィシリーズの3DS用ゲームソフト。カービィシリーズ29作目。2017年4月13日のNintendo Directで初めて情報が公開された。

概要[]

星のカービィ ロボボプラネット』のサブゲーム「カービィの3Dチャレンジ」をグレードアップした作品。原作は箱庭を動き回るアクションだったのに対し、本作では一本道のアクションを3Dにした、より自由度の高いアクションになっていて、初の本格3Dアクションと熊崎信也は銘打っている[1]。5つのレベルがあり、合計25以上のステージが収録されている。各レベルの各ステージでゴールドトロフィー以上を出すと、そのレベルのEXステージが出現する。さらに、 全てのEXステージでゴールドトロフィー以上を出すと、シークレットステージが出現する。25周年ということもあり、全体的に初代『星のカービィ』をオマージュした要素が多い。

現在はニンテンドーeショップの終了に伴い購入不可能。

初代3Dカービィ[]

「カービィの3Dチャレンジ」はカメラが固定されていたが、その際の判定などが不自然にならない範囲[1]を調整し、広大にしたもの。星のカービィシリーズの最初がこの時代に生まれていたらどうなっていたかというのがコンセプトになっており、[2]「初代3Dカービィ」というキーワードの元で開発は進んだ[1]。「3Dチャレンジ」の時点でカービィの体型ゆえにどこを向いているか分かりにくいため、インフォを足す、星型弾の狙いが付けづらいため3Dの空間認識のズレを補うシステムを導入するなどの工夫がなされていた[3]

これらの工夫は『星のカービィ ディスカバリー』にも形を変えつつ受け継がれている。そういった名残からか、『ディスカバリー』のモード、トレジャーロードには「カービィのすいこみ大決戦!」という名前の、本作をオマージュしたすっぴんで挑むステージが存在している。

登場キャラクター[]

プレイヤーキャラクター[]

敵キャラクター[]

ザコ敵[]

中ボス[]

ボス[]

EXステージとシークレットステージでは、リベンジが付いた強化版になる。

ステージ[]

レベル1〜5は『初代』の各ステージを模したものになっている。

隠しステッカー[]

カービィの3Dチャレンジ」同様、Cスティックを使わないと発見できない隠しステッカーが存在する。

  • 1-3 - 『星のカービィ』カービィ
  • 1-3EX - 『ロボプラ』らくがき/カービィ
  • 2-3 - 『夢デラ』カービィ(水中)
  • 2-3EX - 『USDX』船員ワドルディ
  • 3-4 - 『USDX』ロロロ
  • 3-4EX - 『USDX』ラララ
  • 4-4 - 『星のカービィ』クラッコ
  • 4-4EX - 『ロボプラ』アメコミ風/クラッコ
  • 5-4 - 『星のカービィ』デデデ大王
  • 5-4EX - 『ロボプラ』らくがき/デデデ大王
  • S-4 - 犬たまご

音楽の流れる像[]

条件を満たすと、エントランスに音楽の流れる像が設置される。

条件[]

音楽[]

サウンド担当は安藤浩和石川淳
全体的に初代に原曲を持つ曲が多い。

曲名
(あるもののみ)
使用箇所 作曲担当 備考
3Dアドベンチャー!カービィのすいこみ大作戦[4] タイトル画面 夢の泉タイトル画面/デモ」アレンジ
エントランス[5] エントランス 安藤浩和[6] 初代ボスゲームセレクト(仮)」アレンジ
ぼうけんのはじまり/amiibo スペシャル ver.[5] カービィのamiibo使用時のエントランス 安藤浩和[6] Wiiぼうけんのはじまり」アレンジ
デデデ大王のデデデでデンZ[7] デデデ大王のamiibo使用時のエントランス 安藤浩和[6] デデデンZデデデ大王のデデデでデンZ」サビ後半のフレーズ追加版
メタナイトのamiibo使用時のエントランス SDX戦艦ハルバード:甲板」アレンジ
ワドルディのamiibo使用時のエントランス デデデンZ浮遊大陸の花畑」イントロ短縮版
空色フライト 3DS本体に『星のカービィ ロボボプラネット』のすれ違い通信のデータがある 安藤浩和 ロボプラ空色フライト」(流用)
回る光はプラネット かこのゲーム星のカービィ ロボボプラネット 安藤浩和 ロボプラ回る光はプラネット」(流用)
空と太陽とワールドツリー かこのゲーム星のカービィ トリプルデラックス 安藤浩和 TDX空と太陽とワールドツリー」(流用)
カービィファイターズZ かこのゲームカービィファイターズZ 安藤浩和 KFZカービィファイターズZ」(流用)
デデデ大王のデデデでデンZ かこのゲームデデデ大王のデデデでデンZ 安藤浩和 デデデンZデデデ大王のデデデでデンZ」(流用)
データ削除画面 安藤浩和 デデデンZデータをけす(仮)」(流用)
グリーングリーンズ レベル1/1EX 石川淳 Wiiグリーングリーンズ」(流用)
レベル2/2EX 初代FLOAT ISLANDS」アレンジ
ロボプラ「すれちがい勝利数/ノーマル」に近いアレンジ
レベル3/3EX 初代CASTLE LOLOLO」アレンジ
レベル4/4EX 初代BUBBLY CLOUDS」アレンジ
レベル5/5EX ロボプラまさかのコア・カブーラー」アレンジ
がんばった! ステージクリア 石川淳 Wiiがんばった!」(流用)
サブゲームファンファーレ/ロング  ボスステージクリア 石川淳 Wiiサブゲームファンファーレ/ロング」(流用)
リザルトタイム ステージリザルト 安藤浩和 Wiiリザルトタイム」(流用)
おしらせファンファーレ 各レベル開放 安藤浩和 Wii「おしらせファンファーレ」(流用)
レベル未開放 安藤浩和 TDX「サンストーン不足(仮)」(流用)
ルームガーダー戦 夢の泉たまごきゃっちゃ」アレンジ
ボスのテーマ[5] 各レベルのボス戦、5-5/5-5EXデデデ大王戦前 安藤浩和[6] 初代ボスのテーマ」アレンジ
デデデ大王 初代Mt.DeDeDe」アレンジ
強大なボスとの決戦 ジャイアントデデデ戦 安藤浩和 カビハンZ強大なボスとの決戦」(流用)
あしたはあしたのかぜがふく おもてクレジット 石川淳 初代あしたはあしたのかぜがふく」(流用)
あしたはあしたのだいけっせん[5][8] シークレット 安藤浩和[6] 初代あしたはあしたのかぜがふく」アレンジ
シークレットでのデデデ大王 リベンジ SDXデデデ大王のテーマ」アレンジ(GB版と同じキー)
ジャイアントマスクド・デデデ   カビハンZ強大なボスとの決戦USDXマスクド・デデデのテーマ」アレンジ
うらクレジット 初代あしたはあしたのかぜがふく」アレンジ
ヤラレ 体力が0になった時 石川淳 Wiiヤラレ」(流用)
ゲームオーバー[5] ゲームオーバー 石川淳[6] 初代ゲームオーバー(仮)」アレンジ
HOMEメニュー選択時 夢の泉タイトル画面/デモ」フレーズアレンジ

制作スタッフ[]

制作スタッフについては「カービィのすいこみ大作戦/スタッフリスト」を参照。

余談[]

  • 大きい敵や沢山の敵を吸い込むとまんぷくカービィになり、より広い範囲のスコアコインを取れるようになり、星ブロックを触れるだけで破壊できるようになる。また吐き出す「かんつう星型弾」が虹色に輝くようになっている。
  • EXモードでは敵配置が変化するほか、色が変化したり、大きくなっている敵が出現する。
  • シークレットステージの2~4ステージ目のボスを倒した時に、出現するスコアコインはH→A→Lの形になっている。
  • デデデ大王がきらきらぼしの力で巨大化するのは、『初代』のエンディングでカービィが巨大化することにちなんだもの。
  • ジャイアントデデデ リベンジ撃破後のデデデの表情は『初代』エンディング後のエクストラのコマンドを教えてもらえる画面でのデデデの表情を、ジャイアントマスクド・デデデ撃破後のデデデの表情は『初代』エクストラモードエンディング後のコンフィグモードのコマンドを教えてもらえる画面でのデデデの表情を、それぞれ意識している。
  • コンボの仕様が変更され、一回の吸い込みから吐き出しまでの流れで、倒した敵の数で記録されるようになった。また星型弾空気弾で敵を同時に2体以上倒せば2ヒット以上扱いになる。
  • 公式サイトに「拡張スライドパッドがあるとより楽しめる」との記述があるが、実際には対応しておらず、公式サイトが誤った記載をしている。ただし、カービィの3Dチャレンジ同様、New3DSのCスティックには対応しており、隠しステッカーを見つけるには必須。また、Cスティックを利用することでスコアを伸ばすテクニックもある。
  • 星のカービィ スーパーデラックス』で、デデデ大王のテーマにサビが追加されて以来、本作よりも以前に、サビなしのデデデ大王のテーマが使用されたのは『コロコロカービィ』のみである。
  • ローソンで本作のダウンロードカードを購入すると、本作をテーマにした3DSテーマが貰えた。
  • Himouto!-Umaruchan Kirby

    『月のコービィ ドタバタ大作戦』

    2017年12月24日、アニメ『干物妹!うまるちゃんR』第12話(最終回)「みんなとうまる」にて、タイヘイ(右の男性キャラ)が持つ雑誌に裏表紙に本作のパロディと思われる『月のコービィ ドタバタ大作戦』という作品が掲載されているという場面があった[9]。表紙に「あばれて あばれて ハイスコア!」と書かれており、本作のキャッチコピーに似ている。コービィは足も含めて全身が黄色く、手が細く、足に2本指が生えているような見た目になっており、口の中には歯が生えている。紫色のワドルディもしくはワドルドゥのようなキャラクターも見られる。また、販売元の表記が「Nintendo」のパロディと思われる「nitenno」となっている。なおこのシーンの原作漫画における該当シーンは『干物妹! うまるちゃん』8巻第136話「うまるとプレゼント」の冒頭であるが、こちらでは雑誌ではなくチラシであり、カービィのパロディも存在しない。

脚注[]

  1. ^ a b c 「Nintendo Dream」2017年7月号より。
  2. ^ 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」より。
  3. ^ 『カービィのすいこみ大作戦』発売1ヶ月が経ちました | ハル研究所 (hallab.co.jp)(アーカイブ)
  4. ^ ニンテンドー3DSテーマ「カービィのすいこみ大作戦 ローソン限定テーマ」テーマショップより。
  5. ^ a b c d e 星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック』より。
  6. ^ a b c d e f 星のカービィ スターアライズ』サウンドテストより。
  7. ^ 星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック」より。当サントラでの曲名は「シークレットエリア:HAL部屋(デデデ大王のデデデでデンZ)」だが、『星のカービィ Wii デラックス』の「シークレットエリア:HAL部屋(VS.アイアンカワサキ)」のように丸括弧の中が原曲名になっていると判断。
  8. ^ 星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス」パンフレットより。
  9. ^ 余談だが、このゲーム雑誌自体の名前は『Gジャンプー』であり、集英社のゲーム・カード・ホビー月刊情報誌『Vジャンプ』のパロディであると思われる。また、表表紙に『ドラゴンクエスト』のパロディ『リュウクエスト』、雑誌内のページには『モンスターハンターXX』のパロディ『ハムスターハンターXXX』が紹介されている。そのうえ、この場面における部屋のポスターに『STREET FIGHTER V』のパロディ『SPACE STREAM FIGHTER V』が描かれており、パロディずくめであった。

動画[]

参考リンク[]

Sleep この記事は書きかけです。是非とも、この記事に加筆してみてください! 画面上部の「編集」をクリックすると、編集画面になります。
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