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ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす) |
カオス・エフィリス
<敵キャラクター> | |
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読み: | かおす・えふぃりす |
英名: | Chaos Elfilis |
能力: | カッター |
初登場: | 星のカービィ ディスカバリー |
分類: | ラストボス |
カオス・エフィリスは、星のカービィシリーズに登場する敵キャラクター。
概要[]
『星のカービィ ディスカバリー』で初登場。フェクト・エフィリスの強化ボスで、本作の真のラスボスに当たる。色合いは全体的に白くなり、赤黒い色がアクセントとして入っている。破壊衝動で動いており、感情はあまり残っていない[1]。
戦闘前[]
ソウル・フォルガを吸収したバルフレイナイトが倒された際に、黒いオーラが確認できる。夢見鳥と原生種のソウルが混ざることで魂沌新種 カオス・エフィリスとなったという。そして、「The アルティメットカップZ」に参戦したカービィたちの最後の相手としてラボ・ディスカバールのヘリポートで待っている。背景はフェクト・エフィリス戦後半のものを白くしたものになっている。真 エンディングにもシルエットが映っている。
第一段階[]
フェクト・エフィリスの使った技をより避けづらくした技を使う他、バルフレイナイトのような衝撃波や竜巻の攻撃も使う。後半になると巨大なオーラを出現させて攻撃してくる技も使うようになる。体力を残りわずかにすると、跪いてそこから赤黒い球体が出現。これをドームほおばりで引き剝がすことで第二段階に移行する。
第二段階[]
ドームほおばりで引きはがされた球体は、カオス・エフィリスの肉体を分解して大量の赤黒い球体に変化させて周囲に纏う。いきなりブラックホールからはじまり、赤黒い球体から放つレーザーでの攻撃に加えて歴代ソウルが使っていたような技を3Dアクション用にアレンジした技を使うようになる。周囲にまとった球体は吸い込みむことができ、攻撃すれば破壊も可能。撃破すると白い光に変化してエフィリンと一つになり、禍々しい背景も青空に変化していった。
登場作品[]
- 星のカービィ ディスカバリー
- コロシアムの「The アルティメットカップZ」の最終戦で登場。それをクリアすればガチャルポンVol.4のフィギュアとして「魂沌新種 カオス・エフィリス」のフィギュアが手に入る。カオス・エフィリスのフィギュアを眺めると、角度を変えてもフィギュアの目がこちらを向く。
使用技[]
技名は「星のカービィ ディスカバリー かんぺきサポートガイド」の109ページ及びフェクト・エフィリスの技名からの流用。こちらも天文学用語が多く使われている。
第一段階[]
- 空間転移能力
- 姿を消してワープする。何回もワープしていきなり攻撃してきたり、他の攻撃の間に織り交ぜて使うこともある。
- 軌道性パルサー
- 槍を振ってエネルギーの槍を作り、降り注がせる。カオス・エフィリスより上で作られたものはカービィを狙って上から、下に作られたものは地面に沿うように飛んでくる。着弾点に星が出る。
- 集積性パルサー
- エネルギーがカービィを取り囲んで出現。取り囲んだエネルギーはカービィと同じ高さを狙い、しばらくすると回転して高さを確定させて発射される。発射時に星が出る。
- ムーン/フルムーン
- 槍を振り払って攻撃する。序盤から2連続で放ち、後半になると4連続や5連続で放つこともある。攻撃後に星が出る。
- ハーフムーン
- 槍が光り、それを振り払うとムーンショットのような衝撃波が発射される。2連続で繰り出す場合と、3連続で繰り出してそのままジオ・ストームにつなぐ場合がある。
- ジオ・ストーム
- 槍を地面に突きして周囲に竜巻を出す。バルフレイナイトのものと違い、ガード可能で直撃しても巻き上げられない。太陽風などが影響して発生する地球の磁場が乱れる現象を磁気嵐、あるいはジオストームと呼ぶ。
- ローゼンブリッジ・エッジ
- フェクト・エフィリスが使っていた突進技グリーンフラッシュを繰り出し、空間転移の穴を通ることで何度も突進してくる。攻撃を繰り出した場所に星が出る。理論上ブラックホールとホワイトホールを繋ぐとされるアインシュタイン・ローゼン・ブリッジが名前の由来である。
- アンタレス・メテオ
- 斜めに槍を突き出しながら急降下して突進し、地面に突き刺さって隙が生まれ、星も出る。ジャイアント・インパクトからの復帰時にはこれかアンタレス・ベルトを必ず使用する。アンタレス・ベルト後にもこれを使用する。
- アンタレス・ベルト
- 槍を真下に構えて飛行し、斧の部分で地面を削るように切り裂く。削られた部分には炎が残る。フェクト・エフィリスとは異なり、スローにならない。
- カイパーベルト・ウェーブ
- 足元に空間転移の穴を空け、そこに槍を突き立てると上空の穴から巨大な槍が突き下ろされ、周囲に円形の衝撃波も発生する。槍は左右に五本ずつ発生し、槍が突き下ろされた周辺に星が出る。
- ソル
- カービィを狙ってレーザーを放つ。地面に当たるとその部分に跡が残り、これに触れてもダメージを受ける。レーザーは最後に爆発を起こし、星を出す。
- ジャイアント・インパクト
- これ以降後半から使用。巨大な黒いオーラが召喚され、手にした槍で地面全体を薙ぎ払う。この間にもカオス・エフィリス本体は同時に攻撃を仕掛けてくる。隕石が地球にぶつかったことで出た破片によって月が出来たとされる説、ジャイアントインパクト説が名前の由来である。
- シューメーカーレヴィズ
- 巨大な空間転移の穴からガラクタの塊で作られた隕石を高速で降り注がせる。隕石は着弾と同時に円形に衝撃波を出し、この時星も出現する。かつて木星に捕獲され第9彗星として軌道を回っていたシューメーカー・レヴィ彗星が名前の由来で、この彗星はロッシュ限界を迎えた末木星に衝突した。
- ゲノムリペアーズ
- 耳で体を包むと5体に分身、体力ゲージに青い部分が出現し、巨大なエネルギーの輪が縮まっていく。この輪が本体に達した時体力ゲージの青い分だけ回復する。本体には影が出ており、本体に攻撃して青い部分の体力を削りきることで回復を阻止できる。縮まっていく輪には攻撃判定がある。回復開始と同時に本体と分身から星が出現。これを本体にぶつけると再び星が出る。青いゲージは繰り出すごとに減っていく。
- メーザー・III/メーザー・X
- ソルを空間転移の穴に撃ち込み、自在に開けることで、マホロアが行ったような数本同時に発射する技を繰り出す。平行に穴をいくつか開けて順に放つパターン「メーザー・III」と垂直に開けて十字に連続して放つ「メーザー・X」がある。マイクロ波を増幅・発生できる装置であるメーザー、あるいは同様の原理でマイクロ波を発して光る、一部の星間ガスなどの天体の総称であるメーザー天体が名前の由来である。
第二段階[]
行動パターンは完全に固定。
- ソレデハご覧ください
- ブラックホールに変化して吸い込んでくる。吸い込まれると内部で大量の爆発を受ける。吸い込みは風の扱いなので、ニードルなら逆らえる。背景が紫色になる。初回の発動時は、BGMの「それではご覧ください!」に合わせるように発動する。
- ダブル・ダブルスター
- 2つの球体から交差するようにレーザーを放つ。交差したところで爆発が起こる。周囲の球体を減らすとレーザーが1本になり、爆発も起きなくなる。これを3回繰り返した後、4回目は3連続で放つ。後半になると1発放つごとにワープしながら、合計3発放つ。全ての多重星の中で最も明るいとされる、こと座イプシロン星の別名であるダブル・ダブルスターが名前の由来である。
- プラネタリウム・ドリームツアー
- 全ての球体から全方位にレーザーが放たれ、それを回転させる。球体を減らせばレーザーも減り、ある程度減るとその場で中断する。名前の由来は同様の原理で星を投映するプラネタリウムと「ドキドキ発見ドリームツアー」。
- ブレーザーカッター
- 空間転移能力によるワープを繰り返しながら6発のカッターを放つ。前半は1発放ってワープし、その後2連続で放つ。後半は1発放ってワープするのを2回行ってから2連続になる。カッターは吸い込みできカッターをコピー可能。ブレーザーはブラックホールをエネルギー源としてプラズマガスを放出し輝く天体。
- デッドリーサン・グレーザー
- これ以降記載の技は体力が減ると使用。背景が赤くなり、炎に包まれながらガラクタの隕石に突進し破壊して、破片を降り注がせる。その後ステージ全体を覆う大きさの炎を纏ってガード・ジャスト回避不可能な突進をしてくる。これを2セット行う。降った隕石の破片が1段〜4段階段状に積みあがるので、それに登って3段目以上でジャンプするか4段目に乗ることで突進を回避できる。4段目でもジャンプしないと回避できないこともある。初回使用時のみ、隕石を破壊する様子を示すムービーがBGMの盛り上がりに合わせるように流れる。突進後に大量の星が出現。サングレーザーは太陽に接近する彗星の総称のことを指す。
- スプラッシュロッシュ
- 体を分解しながら空に打ちあがり、カービィ目掛けて降り注いでくる。背景が赤黒くなる。従来作品のものと異なり、自機狙いで吸い込めない。戦闘BGMにもその名を冠す、惑星や衛星と主星の接近限界距離を示すロッシュ限界が名前の由来である。
- インパクトポンド
- 高空に飛び立ち、空中で飛び跳ねながら近づいてきて巨大化して落下。これを3回行う。落下地点を中心に真上に雷を放つ円形の衝撃波が発生する。背景が紫がかった色味になる。第1形態の技同様、ジャイアントインパクトが名前の由来と思われる。
第二段階の行動パターン[]
マルクやマルク ソウルのように、行動順は完全に固定されている。
- 前半
- ソレデハご覧ください
- ダブル・ダブルスター(移動しながら)
- ダブル・ダブルスター(その場で3発)
- ブレーザーカッター
- プラネタリウム・ドリームツアー
- 以降、2に戻る。体力が約2/3を切ると、その時点で次の行動をキャンセルしてデッドリーサン・グレーザーに移行する。
- 後半
- デッドリーサン・グレーザー
- スプラッシュロッシュ
- インパクトポンド
- プラネタリウム・ドリームツアー
- ブレーザーカッター
- ダブル・ダブルスター(空間転移能力と併用)
- ソレデハご覧ください
- デッドリーサン・グレーザー
- プラネタリウム・ドリームツアー
- 以降、2に戻る。
固有戦闘BGM[]
- 第一段階
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- いつしか双星はロッシュ限界へ
- フェクト・エフィリス同様パートが分かれており、この段階では前半パートのみでループし、ドームほおばりのシーンになると移行用フレーズだけでループする。
- 第二段階
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- 時ドキ残響エターナルツアーアー
- 戦闘開始直後。
- いつしか双星はロッシュ限界へ
- デッドリーサン・グレーザーを使うタイミングで曲が切り替わり、盛り上がる後半パートから始まる。
説明文[]
- 魂沌新種 カオス・エフィリス
- 夢見鳥と 原生種たちの 数多のソウルが 混ざり、
魂沌 の新種が生まれた。だが その暴走する魂沌 も- ついには やぶれ、カービィのキセキの力に よって
- 小さな光へと 生まれ変わる。光は消えることなく
- エフィリンの元へと だきとめられ、そして…
- 1つに、なった。
余談[]
- カオス・エフィリスが第二形態になってからハンマー能力のだいしゃりんのバウンドなどで異常な高さまでホバリングできるバグを使ったり、デッドリーサン・グレーザーで積み上げられる岩からホバリングして通常の足場の外に出て、フィールドの外にある階段の辺りに乗るとカオス・エフィリスの第一形態が再び現れるバグがある。この第一形態も撃破して同じ手順を繰り返せば何体も生み出すことができるが、増やし過ぎるとエラーが発生して強制終了する場合もある。
他言語での名称[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
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日本語 | カオス・エフィリス |
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英語 | Species Born of Chaos Chaos Elfilis |
混沌より生まれし新種 カオス・エフィリス |
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脚注[]
- ^ 星のカービィ ディスカバリー かんぺきサポートガイド p.109
関連記事[]
- 星のカービィ ディスカバリー
- ID-F86
- フェクト・エフィリス
- バルフレイナイト
- ソウル - 関連が仄めかされている。
- ソウル オブ ニル - ソウルの中でもカオス・エフィリスと共通する「魂沌」の二つ名を持つ。
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以上でネタバレ部分は終了です。 |
星のカービィ ディスカバリーに登場する敵キャラクター
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