“ | とくしゅなマシンに乗って デッドヒート! 伝説のマシンを 見つけられるかな……? |
” |
—「星のカービィポータル」のコピー能力「エアライドマシン」での説明 |
エアライドマシンは、GC用ゲームソフト『カービィのエアライド』でプレイヤーが使用できる乗り物。スペシャル能力の一種としても扱われる。
概要[]
『カービィのエアライド』で初登場。いろいろな外見のものがあり、それぞれが個性的な性能を持ち合わせている。仕様ごと異なるような個性を持つマシンもあるが、スター型とバイク型で生じる違い以外の仕様は同一であり、パラメータの変更のみでその個性を生み出している[1]。
エアライドマシン一覧[]
なお、各ページで表記する「地上での最高速度」は、直進中、何もしなくても出すことができる最高速度のことを意味している。また「出現条件」はエアライドモードで使用可能にするための条件である。
一般のエアライドマシン[]
スター系[]
大多数のマシンが属する。通常は地面から浮いており、プッシュすることで地面をこする。最高速、操作性、飛行性能などそれぞれのマシン毎に性能が大きく異なっているのに加えて様々な特性があり、いずれも負けず劣らず個性的である。レースではその個性をいかに発揮できるか、また短所をどう補うかが重要となる。ウィング能力やメタナイトも分類上、スター系に分けることができる。
最高速度の上限はいずれも200.95km/h。
- ワープスター
- ウィングスター
- デビルスター
- ワゴンスター
- ターボスター
- スリックスター
- ジェットスター
- ヘビースター
- ルインズスター
- ロケットスター
- フォーミュラスター
- ライトスター
- フライトワープスター
バイク系[]
スター系マシンとは違って常に地面と接触しているため仕掛け上でプッシュする必要がないが、路面の影響を受けやすい一面もある。また、滑空を行うことは出来ない。以上のことを含めて独特の操作感があり、それが長所とも短所とも言える。ホイールやデデデ大王にもこれらの特徴が当てはまる。またシティトライアルで飛行性能を集中的に上昇させた場合、長時間ホバリング状態になる。
最高速度の上限はいずれも199.95km/h。
伝説のエアライドマシン[]
伝説のエアライドマシンとは、シティのあちこちに散らばるマシンのパーツを3つを集めることで完成する特殊なマシンのこと。どちらも他のエアライドマシンとは別格の性能を誇る。どちらもスター系のマシンに分類できる。 クリアチェッカーの課題を満たし、クリアチェッカー内でパーツを集めることで「ドライブ」モードでも使えるようになる。
スター型マシン同様、最高速度の上限はいずれも200.95km/h。
ウエライド専用[]
ウエライド内でのみ使えるマシン。2つのマシンの違いは曲がり方で、それ以外の点において違いは特にない。
その他の使用可能キャラクター[]
クリアチェッカー内の課題をクリアすることで使用可能となる隠しキャラ。どちらも周囲に反応して攻撃する武器を持っているので近づくだけで敵や他のプレイヤーに攻撃できるがコピー能力は使えない。シティトライアルでも条件を満たせばドライブで操作できるようになる。ただし、マシンの乗り換えは当然だが行えない。
なお、デデデ大王の乗るバイクは「ウィリーバイク・デデデカスタム」という専用のものである。
登場作品[]
- カービィのエアライド
- タッチ! カービィ
- サブゲーム「ペイントパニック」でルインズスター、ウィングスター、ロケットスターがお題として登場する。
- 星のカービィ Wii
- ストーンの変身にドラグーンのものがある。
- カービィファイターズZ、カービィ バトルデラックス!、カービィファイターズ2
- ビートル能力をハイドラモチーフの帽子に着せ替え可能。最初は「レア・ビートルぼうし」という名前だったが『バトデラ』で「ハイドラヘッド」という名称がついている。
- 星のカービィ ロボボプラネット
- レアステッカーとして伝説のエアライドマシン2種が登場。
- 星のカービィ スターアライズ
- Ver3.0.0以降、きせきの星 ポップスターの背景にドラグーンが飛んでいることがある。
- スーパーカービィハンターズ
- スタンプに『エアライド』のワープスターに乗ったカービィのイラストがある。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS、for Wii U、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- アイテムとして「ドラグーンパーツ」が登場。パーツA,B,Cの3つをそろえるとドラグーンに乗ってライバルを攻撃できる。
- また、「ドラグーン」と「ハイドラ」のフィギュアが存在する。その他、『X』では『エアライド』のワープスターに乗ったカービィのイラストがシールとして、『SP』ではドラグーンがスピリットとして登場。
アニメ版[]
アニメ『星のカービィ』でも、『カービィのエアライド』の宣伝も兼ねて第96・97・100話で4種のエアライドマシンが登場した。「本来は星の戦士の乗り物だが、ホーリーナイトメア社に奪われ利用されている」と語られているが、これはカービィとフームが見た夢の中での事であるため、どこまで本当かは不明。ただ、夢を見せたのがマシンの発着場たるカブーであること、カービィが現実のウィングスターを乗りこなしたことから、おおよそ事実に基づいているともとれる。
登場したマシンは以下の通り。
動画[]
余談[]
- 『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』付属のブックレットによればマシンに合わせてカービィが変身するというものと考えられていたという。また、同書はさまざまな没エアライドマシンが記載されている。
- スターファイター - 後述のエッジスターやハードスターのようなマシンの真ん中にカービィがいる
- シャープスター - 先端が尖っている星形マシン
- 丸スター - 先端が丸い星形マシン
- エッジスター - 星の先端の三角形5つで構成されている
- ハードスター - 4つの五角形で構成されている
- ゼリースター - ゼリーのような質感の星形マシン
- メテオスター - 原子の周りを回る電子の図のような形のマシン
- クリスタルスター - クリスタルのような質感の星形マシン
- スノースター - 雪の結晶と星を合わせたようなデザインのマシン
- オイルスター - オイルでつるつるした質感の星形マシン
- スパイダースター - 蜘蛛の巣のようなマシン
- リーフスター - 葉っぱが星形に並んだマシン
- ウッドスター - 切り株から枝が星形に生えている
- パンダスター - 真ん中は白、先端は黒の星形マシン
- 水たまスター - 水玉模様の星形マシン
- 宇宙ゴマスター - 宇宙ゴマの中心にカービィがいる
- カプセルスター - ガチャガチャのカプセルの中にカービィがいる
- 海外版では速度表示がmphであるため、表示がkm/h時の数値に約0.62掛けた物になっている。そのためスター系の最高速度の上限は計算すると124.86mphであり、実際にその数値が出る。