ものしりじじい
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読み: | ものしりじじい |
初登場: | 星のカービィ 1994年6月号 (1993年度9月号) |
分類: | ちびにゃんねカービィ オリジナルキャラクター |
ものしりじじいは、ちびにゃんねの漫画『星のカービィ』に登場するオリジナルキャラクター。
「ものしりじじい」の名称が登場するのは1994年度連載時のみだが、似たような見た目のキャラクターについても本項目で解説する。
概要[]
ちびにゃんねによる『星のカービィ』に登場する人間型のキャラクターで、太い眉毛と髭を生やし、小さな眼鏡を掛け、トーンの貼られていないハットとスーツを身に付けているおじさん。1994年度において、6月号で初登場。突然カービィの家を訪れ、カビに悩むカービィたちに助言を行った。この際、カービィに「あんただれ?」と問われ、「通りすがりの医者です」と答えている。その後、9月号での再登場時に「ものしりじじい」の名前が与えられ、その名のとおり知識人キャラとしてたまに登場していた。ひょこっと現れて同作独自の要素について解説する役割を担った。
同作は、カービィの世界観がまだ確立されていなかった時期の作品のためか、1993年度連載時にはモブキャラクターに人間型のキャラクターが多く使用されていた。1994年度にはモブキャラクターもゲームキャラクターが用いられるようになり、他の人間型キャラクターがほとんど廃されていた中でも登場し続け、各話中の確かなポジションに据えられることも多かった人間型のキャラクターである[1]。
また、1993年度においては、小さな眼鏡をかけていなかったり、服装の柄や色が異なったりするが、概ね同じような外見の特徴を持つおじさんが9月号で初登場している。同年度では単なるモブキャラクターの一人として登場する以外に、プププランドの行事の主催を務めるキャラクターとして登場している。その他のモブキャラクターとは一線を画したポジションにいたことが複数回あることからも、ものしりじじいと同一キャラクターないしは原型となったキャラクターと考えられる。
登場話[]
1993年度の小さな眼鏡をかけていないおじさんについても紹介する。
- 1993年度9月号
- プププランドカーレース大会の主催者のようなポジションとして登場。チェッカーフラッグを振る役目も担っている[2]。この回のみ、黒いハットとスーツを身につけている。
- 1993年度11月号
- お絵かきコンテストでタイムキーパーを務める。提出された絵の講評もしていることから主催者のようなポジションと思われる。ハットにトーンは貼られていないが、スーツには柄がある。
- 1993年度12月号
- プププランド中の食べ物やスターロッドがなくなったことに騒ぐ人間型キャラクターたちのうちの一人。デデデ大王からの手紙をカービィに見せた。最終コマでは、デデデ大王のクリスマスパーティー会場にほかのキャラクターたちとともに訪れている。格好は前号同様。
- 1994年度6月号
- 通りすがりの医者として、突然カービィの家にやってきて、カビカビ病の解決方法を教えてあげた。この号から上述の特徴の見た目で固定される。
- 1994年度9月号
- 矢印でこのキャラクターが「ものしりじじい」であることが初めて示された。ポピーブロスが星まつりの説明をしているところに草木の陰から急に現れ、ラッキースターについての補足をした。星まつり当日もポピーブロスらとともにおり、星がたくさん降る条件について解説をした。
- 同号の「カービィ4コマランド」の「健康第一」にも登場。カービィの中に入って唾液まみれになりながら健康診断をしていた。このときは特徴のハットをかぶっておらず、頭には額帯鏡をつけている[3]。
- 1994年度10月号
- この話でも「ものしりじじい」であることが矢印で示されている。プププランド大テニス大会の観客のひとり。ポピーブロスが放った奇妙な軌道を描くボールを見て、「ソウルボール」というものであると周囲に知らせた。
- 1994年度3月号
- デデデ城で開催の、春をいわうパーティーに招かれた客の一人。この回で最終回だが、最後の大ゴマにもやれやれポーズで描かれている。
画像[]
脚注[]
関連項目[]
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