
シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

シアターの間で見られたアニメの表紙
『さまよえるペンギー』はアニメ『星のカービィ』の第66話のサブタイトルである。初回放送日は2003年1月18日、初回放送の視聴率は5.1%[1]。
登場人物[]
- メインキャラクター
ほか
登場したコピー能力[]
あらすじ[]
ある日、常夏のププビレッジに突如として雪が降った。時を同じくして氷山に乗ったペンギーたちが現れ、親交を深めるためとしてやってきた。しばらくはププビレッジの住人と仲良くしていたペンギーだったが、雪が降り始めると同時に現れたペンギーにフームは疑いの目を向ける。
フームの調べで、ペンギー達によるものだと明らかになるとペンギーたちの態度は一変。彼らは温暖化によって住んでいた場所の氷が融け、彷徨うことになったのだった。ペンギーはその窮状を訴えて住人を監禁していく。
ペンギーに変装したメタナイト卿に連れられて脱出したフームたち。加えて自身の国を侵略されたデデデもまた行動を起こし、カスタマーサービスにファイア系の魔獣を注文した。
生憎ファイア系の魔獣を切らしていたカスタマーから送られてきたのはボルケーノン。滋養強壮ドリンクだが、火山にも効果があるというものだった。
フームが呼んだワープスターに乗ったカービィはデデデからボルケーノンを受け取り、ギラウエア火山に注入。火山噴火によって雪は融け、ペンギーたちは帰って行った。
次回予告の台詞[]
フーム(以下フ)&ブン(以下ブ):(ブ)姉ちゃん、雪が降ってきたぜ。(フ)どうも寒いと思ったわ。ププビレッジはいつも温かい常夏の国なのに、なんで雪なんか?(ブ)でもさー、前に村が魔獣で凍らされたことがあったぜ?(フ)そうね、そしてカービィが命を狙われた!かわいいペンギンだからって油断はできないわ!(ブ)次は寒そうだぞ…
海外でのサブタイトル[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | The Chill Factor |
寒さの要因[3] |
備考[]
- デデデ・エスカルゴンが自分たちが呼んでいない敵を倒すためカービィ・フーム達と明確に連携を見せる、珍しい展開の回。
- ストーリー中盤は地球環境問題の風刺である。
- この回の時点では、デデデの魔獣の未払い金は2,934,250,000デデンである。
- メタナイトの着ぐるみはカービィ達が着ている着ぐるみより出来がよく作られており、縫い目がより丁寧に縫われている他、足元を含め全身が覆われるようになっている(カービィ達のものは上から被っているだけであり、裾をめくれば中が見えるようになっている)。また、着ぐるみの目は怒り目になっている。
- ペンギーの着ぐるみを来て城に忍び込むのだが、デデデの大広間で全員着ぐるみを脱いでいるにもかかわらず、メタナイトだけは着たままである。
- カービィがギラウエア火山にボルケーノンを投入する際に歌を歌っているが、「茶摘み」の「野にも山にも若葉が茂る」の部分のようにも聞こえる。
- あおきけい&みかまるによる漫画『星のカービィ ウルトラスーパープププヒーロー』の第10話にはカービィがペンギーの着ぐるみを着るシーンがあり、本話を参考にしたものか。
名台詞・迷台詞[]
- 「こんなもん(=魔獣の代金)、いつでも払えるが払ってやらないだけだゾイ」(デデデ)
- ペンギー族を見て「陛下、ちょっと起きてくださいよ。親戚の方がいっぱい…」(エスカルゴン)
- 「その(ペンギー一族がさまようことになった)原因を作ったのは誰だ!暖かい国で便利な生活をエンジョイするお前たちだ!」「お前たちが贅沢にエネルギーを使うから世界中が暖かくなった!温暖化だ!」(ペンギー族のリーダー)
- 「すべてはテクノロジーで解決ゾイ」(デデデ)
- 「思えばカービィはヒーローゾイ。いじめたワシは悪い子だゾイ」(デデデ) - 珍しくこれまでの自分の行動を反省している
- 「お前は三日天下ゾイ」(デデデ)
- 「金とテクノロジーで解決ゾイ」(デデデ)
脚注[]
- ^ テレビアニメ視聴率まとめ(星のカービィ完全攻略)
- ^ 厳密には魔獣ではない。
- ^ サブタイトルリスト(あしかのほびぃ)